「公平な対話」そして「ダイナミックマインドセット」!〜オープニングマインドから生まれた変化〜2
久々投稿です・・時間が空いちゃってすみません。。
○子どもたちが、自分たちで対話を活用し始めた
これも、象徴的なエピソード。
私が体調不良で休んだ日、補てんの先生が入ってくださったのですが、
子どもたちが、話し合いたいことがあるから、
この時間を使わせてほしい、と願い出たそうです。
いつものように自由起立で話し始めた子どもたち、
クラス遊びでうまくいかなかったことの原因を突き止めようと
みんなで話していたようですが、
そこに入ってくださった先生に、
「話が先に進まないから、次につながることを話しなさい」
と言われたようで・・・
一転、
「クラス遊びをやめたほうが良い」
という結論に至ったよう。
慌てたその先生が、夕方私に連絡をくださり、
その顛末を教えてもらったのですが。
次の日、私が行って事情を聞いたところ、
「もうやめよう」という派と、
「いや、本当はもっと話したかった、解決できるならクラス遊びを続けたい」
という派がやはり混在。
その後様子を見ていたら、
なんと、またクラス遊びをスタートさせようという動きが出始め、再度話し合い、再開してました(笑)
おんもしろいな〜
子どもたちの、自発的な、対等な対話で様々なことを決めていく、
4年生ならもうすっかり、そんなことができますね。
○子どもたちが、公平さを意識し、みんなの考えを聴きたがるようになった
ある、自習の時間の後。
ルールを守らず、友達の注意も聞かずに迷惑をかけた人がいて、
喧嘩みたいになったというので、
みんなでサークル対話。
自由起立で話していたところ、発言する子が偏ってきていました。
すると、ある男子が、すっと立ち、
「同じ人ばかりが話しているので、もっと他のみんなの意見も聞きたいです」
と発言。
その後、じゃあ、順番に話していこう、となり、
サークルで座っている順にみんなが思うことを話していった。
すると、ルールを破ってお騒がせした張本人たちが、
次々と立ち上がり、みんなに謝罪。
センセイのお説教より、
ずっとずっといい振り返りの場になったようでした。
○子どもたちのマインドセットがダイナミックマインドセットに変化し始めた
時折、TTで入ってくださる先生に、
「このクラスは、みんな一生懸命にやるのね。」
と言われてハッとしました。
毎日、見ているので、そんな風に考えたことなかった、というか、それが当たり前のように感じていましたが、
客観的な立場の大ベテランの先生にそう言われて、
そうなのか〜、それって、
まさしく、「ダイナミックマインドセット」じゃないか。
と思いました。
それに。
2学期の子どもたちの振り返りを読んでいても感じたこと。
苦手なことにも、あきらめずに立ち向かっていこうとする子の多いこと。
授業やテストなんかの様子を見ていると、なかなか、困難を抱えていて、苦しんでいるんじゃないかなぁ、と思える子でも、
「もっと頑張りたい」
「できるようになりたい」
「そのために冬休みはこんなことをやってみよう」
というような記述がたくさんで、
諦めている子は一人もいなかったのです。
すごいな・・・と
本当に感心しました。
「ダイナミックマインドセット」は、子どもたち自身を支える、
一番大切なものなんじゃないか。
この1年間を振り返りながら・・・
新年度に向けて、そろそろ、新しいチャレンジを具体化していきたいと思い始めています。