「ママ先生、ライフコーチになる。」 〜先生たちを元気にしたい!〜

ママ先生の、PX(パーソナル・トランスフォーメーション)実験を綴っていきます!

先生の成長を促し、毎日のワクワクを作り出す!〜リフレクションの習慣化〜

最近、ママ先生のブログに共感の声をたくさんいただき、
とっても嬉しいです。

やはり、現場が抱える問題は根深く、先生たち一人ひとりが、様々な思いを抱えて仕事をしているんだなあ・・・と感じます。

ここで発信したことに共感してもらったり、自分について考える機会にしてもらったり、
働き方について見直すきっかけにしてもらったり・・・
はたまた、この仕事って、自分に向いているんだろうか・・・?
自分のやっていることは、やろうとしていることは、これでいいんだろうか・・?
な〜んてことにも思いを馳せて下さる方がいて。

すごくすごく、ありがたいなあと思います。わたしもたくさん勉強になります。

そんな中で、「リフレクションの習慣化」についてよく分からなかった、というお声をいただきましたので、書いてみたいと思います。

リフレクションとは、簡単にいうと、「振り返り」です。
「子どもたちに振り返りをさせよう」って、よく言いますよね。
ここで言う「リフレクションの習慣化」とは、教師の仕事のリフレクションです。
仕事を振り返る時間を取っていますか?
なかなかそんな時間を取れない・・・というのが皆さんの声ではないでしょうか。
実は、リフレクションをすることで、自分自身を成長させるスピードを速めることができます。
つまり、リフレクションの時間を確保し、習慣化すれば、
仕事がうまくいくようになり、ワクワク、新しいチャレンジにどんどん向かうことができるのです!
そして仕事の時間が短縮され、余裕が生まれるようになります。

わたし自身の例で言えば、
ひょんなことから、以前、東北福祉大学の上條晴夫先生と出会い、
書くリフレクション(エピソード記述)のやり方を伝授していただき、
しかも約3年間、伴走していただきながら、リフレクションを行ってきました。
そして、リフレクションの効果をたくさん実感することができました。

けっこう、詳しく教えていただき、しかも伴走していただき、
約3年もそれを継続してきて、
後半では、わざわざ上條先生に授業を見に来ていただきました!!

この書くリフレクションのやり方や、実感した効果・良さについては、
Reflection Laboというサイトに寄稿しましたので、
ぜひこちらをご覧ください☆

 

www.reflectionlabjapan.com

www.reflectionlabjapan.com

www.reflectionlabjapan.com

このブログでも、リフレクションについて書いています。

hiwahiwa3.hatenablog.com

 

そして、何かご質問などありましたら、どうぞ、お声をお寄せください☆

ゆくゆくは、このリフレクションの仕方を具体的に伝えたり、リフレクションの伴走をしたりすることも、やっていきたいなあと思っています。
もしも興味ありましたら、ぜひお声がけください☆
(右下にオレンジの紙飛行機マークがあります。そちらがお問い合わせボタンです)
少しでも、先生方のお力になれたらいいなあと思っています☘

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だれもが自分らしく生きることができるように 〜わたしが一番大切にしていること〜

「「先生の元気を応援したい!」と、ブログを書くことで、どんな変化を作っていきたいの?」
先日行ったコーチングセッションで、何気なく、コーチに聞かれた言葉です。
 
ママ先生「先生方が、自分を大事にしてほしいんです。」
コーチ「自分を大事にするってどういう感じ?」
ママ先生「・・・・」
この辺りからなぜか、泣きたい気持ちになってきて、自分でもよくわからないんだけど、
泣きながら話してしまいました(笑)!!
正直、びっくりしました。始め、本当に、なぜ泣きたいのかわからなかったんだけど、ぶあっと感情が溢れてきたのです!!
 
自分は、書いて内省するタイプなので、自分の感情や思考を言語化するのにはわりと慣れていて、それなりにきちんと自分の思いは把握しているつもりでした。
なので、新たな、自分では気づいていなかった思いを引き出してもらって、
すごくびっくりしたし、「コーチング、おそるべし。」と思ったのでした・・・。
 
さて、話を本題に戻すと、
「先生方が自分を大事にしてほしい」
という思いの陰には、
「教育は自己犠牲じゃない」
という、わたし個人の根っこの価値観がありました。
 
どういうことかというと。
 
教育現場では、
・教員(公立学校)は公務員。税金で給料をもらっているのだから、奉仕して当たり前。
・時間外労働は残業代は出ない
・学力差が最大の課題。学力底辺層の底上げをするべし。
・時代の凄まじい変化に対応し、文科省教育委員会からのトップダウンに従う
・保護者は立場が上
・しつけは小学校で
・学級崩壊を回避するために、どのクラスも横並びで
・様々な「〇〇教育」が追加されていく
・もちろん家庭学習も学校が面倒を見る
・放課後のトラブルも先生が対応する
 
・・・などなど、
あげればキリがないほど、
教員は、自分の夢ややりたいことよりも、様々な義務感やプレッシャーに対応することを優先して、疲弊し、自分を犠牲にして働く、というようなことが現実に起こっています。しかも様々な場面で。
 
自分を犠牲にして、身を粉にして働く。「教師だけじゃないよ」と思われるかもしれません。
「でも。」です。
 
そんな先生たちを、子どもたちは、曇りのないまっすぐな目で、見て育つのです。
 
 
こう思います。
 
教育って、自己犠牲じゃないと思うんです。
 
子どもは自分で育つのです。
周りの大人を見て・周りの環境に様々に影響を受けて。
まるで、ふわふわのスポンジのような頭脳に、すごい勢いで、呼吸でもするかのように、新鮮な学びをどんどん吸収していくのです。
子どもは、自分で育つ、すごい力を、どの子も、もともともっているのです。
 
大人が躍起になって子どもの何かを矯正しようとするのではないと思うのです。
 
親や教師の役割は、
●子どもが自分の力で育つのをサポートする。
●子どもが自分の力で学ぶ、そのための良い環境を作る。
●教師自身が良い環境になる。
●親や教師が、やりたいことをもち、チャレンジし、学ぶ。そして楽しそうに、生き生きと仕事をし、充実した毎日を送っている様子を子どもたちに見せる。=これこそ、最高の環境なのでは。
 
こういうことなんだと思うのです。
 
やらなくちゃいけないことや、日々の色々な大変なことに疲弊して、
先生が、自分らしさを見失ってしまうのでは、自分を犠牲にして働いていることになります。
 
自分は黒子に徹し、他者を支える。
自己犠牲の精神は、美しい日本の古き良き時代の価値観を彷彿とさせます。
それが、完全に悪いとは思いません。そういう価値観も存在する。
でも。
「風の時代」と言われるように、時代はどんどん変わっているのです。
 
 
普段、子どもたちと一緒にいる時間の長い、先生や親こそ、
自分の人生を生き生きと、充実させて、その姿を子どもに見せるべきだと思います。
そして、子どもと一緒に、日常の一つひとつのことを楽しむ。
 
そしたら・・・
 
自分を大切にし、
周囲の人を大切にし、
日常の一つひとつを大切にする。
 
そんな人が、育っていくのではないでしょうか🍀
 
 
子どもは自分で学び、育つ力をもってる。
子どもたち一人ひとりが、自分を大切にし、個性豊かに生き生きと、自分らしく生きることができるように。
そのために、親や教師は、自分らしく生き生きと人生を楽しみ、
その姿を子どもたちに見せる。
子どもたちの学びに最高の環境づくりをする。
 
だれもが、自分らしく生きることができるように。
 
 
 
これは、わたし自身が、「教師をする上で、一番大切にしていること(価値)」なんだなあと思いました。ずっと前から、心の奥底にもっている、根っこの部分です。
 
ああ、だから、ファシリテーションにめちゃくちゃ興味をもって、何年も学んできたんだなぁ。
いろんなことが、つながります。
 
あなたは、どんなことを大切にして、教師の仕事をしていますか?
ぜひ、聞かせてください。

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コーチングとの出会い。

コーチングという言葉を初めて知ったのは、15年くらい前。
マインドマップ教育フェロー(今はもうないかな。)の資格取得を行なっている時でした。
課題に、様々なキーワードについて学び、マインドマップを描く、というものがあって、
その中に、ファシリテーションコーチングなどの言葉がありました。
当時、まだ私はどちらも知らなくて、いろいろ調べたり、聞いたり、本を読んだりして、「ヘェ〜!、こういうものがあるんだ!」と目から鱗だったのを覚えています。
興味を持って、様々な書籍を読んだり、色々なセミナーやコミュニティへの参加、資格取得の講座に行ったりしました。
 
コーチングを本格的に学んだのは、
「教育コーチング」という言葉でヒットした、
日本青少年育成協会
の、教育コーチ認定講座でした。
「人は自ら育とうとする」
「人は自分の中に答えをもっている」
等の理念に、なるほど!ととても共感した覚えがあります。
 
参考図書で、
 
の本を読みましたが、具体的な事例も豊富で、どちらもとってもわかりやすくて、すてきな本でした!
子どもたちとの関わりに、コーチングを取り入れたい!という方に、すごいオススメです!
子育てに悩むパパさんママさんにも、すっごくいいと思います。オススメ!!
 
コーチングとティーチングの違い、それぞれのバランスなどについて考えたのも、この時が初めてでした。
「こんな風に子どもたちとかかわりたいな!」
「わたしがやりたいのは、これだ!」
とビビビッと感じ、講座を受けて、初級教育コーチの資格を取得しました。(資格の更新をしていないので、もう失効しましたが!)
 
そこで学んだものは、その後の教員としての仕事に、たくさん生かされたと思います。
子どもたちとの関わり方、教師としてのあり方のベースになっていると思います。
 
そんなわけで、コーチングについてはそこそこかじり、
仕事でもコーチングを意識してやってきていたので、
それなりに知っているつもり・・・・になっていたわけですが。
 
でも、よく考えると、それ止まりでしかない、ということに、気がつきました。
だって、自分自身が、ちゃんと身銭を切ってプロコーチからコーチングを受けたことがない、のです。
これって・・・・「コーチングの良さを知っているつもり」なだけで、本当には実感できていない、ということになります。
 
でも、調べれば調べるほど・・・コーチングって、結構高い!!
いち教師の自分には、なかなか、簡単には手が出せない金額だなあと、正直感じていました。公務員だし、比較的安定している、と思われている教師にとっても、そうなのですから、一般の方にとっても、そうなんじゃないかな〜と思いました。
 
でも・・・いや、待てよ?
それだけの価値を、実はまだ自分は分かっていないんじゃないの??
お金の使い方って、まさしくその人の価値観で優先順位を決めるもの。
コーチングの良さを本当に知っていて、優先度が高ければ・・・もしかして、違うんじゃないかな?と思いました。
 
そこで・・・!
意を決して、プロコーチのコーチングを受けてみることにしました❤️
自分で、体験してみないと、わからないですから!
 
実際に、今、コーチングを受けていて、明日、3回目のセッションです。
1回目はトライアルセッション。
2回目は導入セッション。
3回目の明日は、ようやく通常セッションのスタート。
本格的です!!
 
楽しみです・・・
真剣に、楽しみたいと思います。
 

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「自分自身と、向き合う機会」〜先生の元気を応援したい⑤〜

「先生の元気を応援したい!」シリーズ第5回目。
過去4回分は、こちらです。
 
第4回後半部分を引用します。
 
さて、「やりたいこと」を見つけられて、動き出せる人は良いのですが、
「やりたいことが、見つからない」「やりたいことが、ない」
という人もまた、少なからずいる、ということを耳にします。
 
今や、ブラックな職種として有名になってしまっているこの仕事に、
あえて飛び込んできたのですから、
「教師になって、こんなことをしてみたい」
というのは、心の奥に、きっと誰もがもっているんじゃないかと思います。
 
数年前、10年次研修(当時の名称)を受けた際、
初任者研修の先生方とランダムにペアになり、
その初任の先生の学習指導案を元に、10年次研の先生が授業についてアドバイスをする、みたいな内容の研修がありました。
 
その時に私とペアになった初任の先生の指導案を最初に見たときは、びっくりしました。内容がスカスカだったのです!
ところどころ。「?」が入っていたり。
「わあ、どうしよう・・・この昼休みで、どうするか考えなくちゃいけない」
という感じの切羽詰まった状況でした。
 
まさに、その初任の先生は、
「やりたいことがわからない」
という状態なのだと思いました。
 
いろいろ考えて、当時、読んで学んだばかりだった、
『好奇心のパワー 〜コミュニケーションが変わる〜』という本をヒントに行い、
午後はとてもエキサイティングな時間を過ごしました・・・!
 
前回はここまで書いて、終了してしまっていましたので、続きです。
 
 
さてさて、
「やりたいことがわからない」
迷える初任の先生と、その日の午後に、いよいよご対面しました。
 
この研修は、チームでの研修で、1対1ではなく、5対5くらいで、行われました。
一応、担当は1対1で決められているので、決まった人が主に話すのですが、
その他の人たちも、後で話して良いことになっていました。
 
他の方々は、10年経験者として、様々に、指導案からわかることを元に、初任者にアドバイスをされていました。
 
そして・・・とうとう私の番が来ました!
昼食中に、自分の中で決めたことは、
「とことん、好奇心をもって、この初任さんの迷いや思い、願いを引き出そう」
ということでした。
 
具体的にどんなことをしたのかというと、初任さんのそういった内なる声を聞き出すための、質問です。
他の10年次の方々とは違い、アドバイスティーチング)ではなく、コーチングに徹しました。
もう、数年前のことなので、一言一句覚えているわけではないのですが、
だいたい、以下のような質問をしたと思います。
 
「この指導案からは、先生の迷いが感じられるのですが、どんなところで迷っていらっしゃるんですか?」
「この授業で、こんな風になったら、理想的だなあ、と思うイメージはどんなですか?」
「子どもたちが、こんな姿を見せてくれたらいいなあ、というのは、ありますか?」
 
こんな感じだったと思います。
 
すると、はじめは、「うーん」と考えていた彼でしたが、
少しずつ重い口を開き、ポツポツと思いついたことを話し始めてくれました。
その都度、好奇心をもって、彼の本当の思いを聞き出そうと、チャンクを解いていくような質問を続けていきました。
すると、どんどん、初任さんの表情が明るくなっていき、
時折、笑いながら話してくれるようになりました!
まるで、はじめの、凍ったような、無表情の彼とは別人のように変化していきました。
まさに、「好奇心のパワー」です!
 
そして、
初任さんの、素直な迷いや悩み、理想の話を一つひとつ聞いていくと、
周りで聞いていた他の先生方も、
「私も話していいですか?」
と、次々に話し始めました。
そして、研修の場が、どんどん盛り上がっていきました。
終わりの頃には、初任さんの表情や話し方が、全く変わっていました。
 
アドバイザーとしての研修だったはずが、
コーチングとファシリテートに徹した研修になりました。
でも、自分としては、ずっとずっと面白い研修になりました。
 
今思えば、この頃から、すでに、自分はティーチャーよりも、コーチやファシリテーターの方が向いているんじゃないかな、ということには、気が付いていました。
 
 
教員って・・・
クラスの子たちの教育はもとより、
他にも色々なことがあって、
本当に、本当に、大変な仕事です。
私自身も、今年度、異動したり、立場が変わったり、その他にも色々、本当に色々あって・・・改めて、すごく、それを実感しています。
 
やってみたいこと、理想、色々夢をもって教員になったはずなのに・・・
目の前の色々なことにとらわれてしまい、
やりたいこと、理想、夢が・・・いつの間にか後回しになってしまっていたり、しませんか。
よく聞く、「一番大事な教材研究、授業準備をする時間が、ない」というのは、それを最もよく表しています。
 
放課後も忙しすぎて、ゆっくり他の先生と話す時間も取れない・・・
本当は、もっともっと、普段考えていることや、悩んでいることなどを、聞いてほしい。
でも、忙しそうな先輩に、話しかけづらい。
そうやって、色々なことを飲み込んで、一人で我慢してしまっている先生が、
たくさんいるんじゃないだろうか。
 
若い先生だけじゃなく、中堅以上になると、立場的にも要職につくようになったり、仕事が増えて、責任も増します。やはり、こういう先生は、帰りが遅い傾向にあります。無理もないですよね。そうなると、仕事に自分の時間はどんどん割かれていきます。
 
そして、わたし自身がそうなのですが、長期休みになって実家に帰ると、(今はしばらく帰れていませんが・・・!)はたと我に帰り、自分自身を取り戻す、みたいなことが起こります。
 
なんだか、この仕事をしていると、自分を見失いそうになることがあるんです。
子育てするようになってから、そういうの、なおさら増えた気がします。
クラスのいち教師であり、校務分掌チームのリーダーであり、学校運営企画チームの一員であり、母であり、妻であり・・・・
 
「いち、個人としての自分自身」というのは、どこかにおき忘れてしまったかのよう。
数年前に、うん十年ぶりに地元の中学の同窓会で会った友人たちと話をして、ハッとそれに気がつきました(笑)
 
これが、教員の現実。
当たり前、と言われそうですが・・・
 
そんな先生方の、心の声を、誰かが、好奇心をもって、とことん、聞いてくれるとしたら、どうでしょう?
先生たちにとって、自分と向き合う、すごく、貴重な機会になりませんか?
本来もっていた教育への理想や、一人の人間としての、自分自身を見つめ直す機会になりませんか?
この仕事をやっていると、自分を見失いそうになる時が、私はあります。
私だけでしょうか?
 
子どもたちとの接し方に、コーチングを生かしたい、仕事上のスキルアップとして、
コーチングを学びたい、という先生たちは、たくさんいます。
かくいう、私もそうでした。
 
でも、今は、先生たちこそ、コーチングを受けるといいんじゃないかな、
と思っています。
 
先生自身が、一人の人間として、充実した人生を送るために。
人生を、豊かにするために。
そして、その姿を、子どもたちに、堂々と、見せるために。
 
実際に、プロのコーチングを、私自身、受け始めました!
 
次回は、私とコーチングの出会いについて、書きたいと思います。

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「周囲の理解を得られない」という壁を乗り越える方法 〜先生の元気を応援したい!④〜

先生の元気を応援したい!シリーズ第4回目。
過去3回分はこちらです。
 
さて、第4回目の今回は、
「やってみたい!」「面白そう!」な実践をせっかく見つけて挑戦しようとしているのに、
「周囲の理解を得られない」という壁にぶち当たってしまった・・・・
 
というのを乗り越えるコツと、
 
「それでも、やりたいことが見つからない場合は・・・」
について、書いていきます。
 
では、
「周囲の理解を得られない」という壁にぶち当たってしまった時は・・・
です。
 
同じ学び場で知り合った人が、言っていたことがあります。
「誰に理解されなくてもいい。子どもたちのために、この実践を続ける」
その時は、「う〜ん、そうなのか〜・・そうかもしれない」と思っていました。
 
果たして、そうなのでしょうか?
 
当時は、まだ私も若手でした。先輩の先生方のやり方に対し、「すごいな」と思う部分と、「こうするのが本当にいいのかな?」と思う部分の両方がありました。
結構、とんがっている、可愛くない若手だったと思います(笑)
(それなのに、当時の先輩方は、私に対してほどよく関わり、見守ってくれていたなあと思います。)
 
かと言って、自分自身の実践はとても未熟で、思うようにうまくはいかず、
あがいていました。あの頃はまだ独身で、自由な時間がいっぱいありましたので、毎週のように興味ある学び場に出かけていました。
 
様々な学び場で、様々な人たちに出会いました。
その人たちと話をすると、決まって上記のような「理解されなくてもいい」という感じの人の話や、「なかなか同僚や管理職の目が厳しくて、やりたいことがやれない」というような話が聞かれました。
 
「やりたいことをやるって、難しいんだな」
と思った記憶があります。
 
その後、私自身も様々な実践に挑戦してきましたが、
どうやってそのような壁を乗り越えてきたかというと、いくつかのコツがあります。
 
まずは、週案の書き方です。
様々な魅力的な実践には、オリジナルのステキな名前が付いています。
でも、それをそのまま週案に書いてしまうと、見た人に、「なんだ、これ?」という印象を与えてしまいます。
週案は必ず教務主任や管理職が目を通しますから、気になるものを見つけた場合、
こっそり授業を覗きに来ます。そして、教科書や指導書にはないことを若手がやっているのを見て、不安になってしまうんじゃないかと思います。
なので、その後、「ちょっと」と呼ばれて、お話をすることになるのでしょう。
 
新しい実践って、よっぽど器用な人じゃない限り、若手にとって、初めからそうそううまくいくものではありません。(うまくいく人もいるのかも・・・私はうまくいかなかったです!)
ちょっと失敗しちゃったところなんかを見られてしまった場合、さらに逆効果、ということになっちゃいます。
若い先生が増えているこの時代、管理職の先生方は、学級崩壊を起こさないようにと、気を配っていることと思います。
 
じゃあ、どうするか?
週案には、彼らに馴染みのある言葉に置き換えて書きます。
それで、特別「おや?」と思われることもないですし、
「ちゃんと学習指導要領に則って、目的をもって、やっている」
ということを示すことができます。
 
私が実際にやっていた例です。
例えば、
「作家の時間」(=好きな文章を作家になりきって書く、ワークショップ型授業)は、
「既習事項(ここには、実際に学習した文法の内容を書きます)を用いて、日常の出来事を文章に書く」
と書きます。
 
「読書家の時間」(=様々なジャンルの本や好きな作家の本などを多読し、本の魅力を存分に味わったり、本から様々なことを学ぶことを知ったり、本について伝え合うなどの表現をしたりする)は、
特別週案に入れずに、国語の時間の初めの10分間を当てたり、
課題が早く終わった子にその時間をあげたり、
隙間時間を見つけて実施したりしました。
 
「サークルタイム」や「サークル対話」「ほめ言葉のシャワー」などを取り入れたときは、
朝の会でやったり、
道徳で「友情・信頼」などの道徳的価値項目を具体的に表記し、扱おうと思っている内容と似ている教科書の題材名を書いたりして行いました。
 
 
という感じで、
・同僚に馴染みのある言葉に置き換えてやってみる
というのが週案においてはポイントになって来ると思います。
 
・これまでの実践、周囲の同僚の先生方がやっていることを、ちょこっとアレンジしてみた、的な入りで
やるのも、オススメです。
 
次に。
「初めからうまくいかない」
と書きましたが、じゃあ、どうするか?と言うと、
 
・ちょこっとずつ取り入れる
というのが、本当に大切になってきます。
 
・まずは・・・目の前の子どもたちを思い浮かべながらプランニングします。
スモールステップで!です。
プランニングする時に、「ここからなら、やれそうだ」という実感がもてるくらいの内容からスタートすることをオススメします。
 
「これぐらいなら、今までも少し似たようなことをやってきたし、
ちょっとここを変えたら、やれそう。」
と思えるようなところから始めると、結構うまくいきます。
少しずつ、少しずつ、チャレンジしていく。すると、自分も子どもたちも慣れていきます。
その際、日々のリフレクション(振り返り)は欠かせません。
リフレクション(振り返り)については、また後日、詳しく書いていきます。
 
 
 
そして、そんな風に少しずつ少しずつやっていって、
成果が見え始めたら、隣の先生に紹介してみる
のです。
「今日、こんなことがあったんですよ〜」
といういつものノリで。子どものことって、放課後の会話の中で、普通に出てきますよね。その中で、ちょっぴり話題にしてみます。
すると、
「へえ〜、それいいね。どうやるの?」
なんて、興味をもってくれたり、授業を見にきてくれたりするようになります。
 
慣れて軌道に乗ってきたら・・・
・研究授業や公開授業で実施し、見てもらうなんてことも!
 
私も、算数で、ワークショップ型授業+『学び合い』のエッセンスを取り入れた授業を公開して、好評だったこともあります。
すると、その後、もっともっといろんな実践がやりやすくなりました。
 
☆この辺り、たくさん試行錯誤しながらやってきました。相談に乗れますよ〜!
 
 
とにかく、自分が、「これだ!!」と思う実践にチャレンジすること、
これは本当に面白いです!ワクワクします。
まさに、「やりたいことを、やっちゃおう!」です。
うまくいかなくても、トライアンドエラーで、だんだんコツを覚えてくる。
少しずつ自分のものになっていくという実感を、是非感じて欲しいです。
めっちゃ楽しいですよ!
 
 
さて、「やりたいこと」を見つけられて、動き出せる人は良いのですが、
「やりたいことが、見つからない」「やりたいことが、ない」
という人もまた、少なからずいる、ということを耳にします。
 
今や、ブラックな職種として有名になってしまっているこの仕事に、
あえて飛び込んできたのですから、
「教師になって、こんなことをしてみたい」
というのは、心の奥に、きっと誰もがもっているんじゃないかと思います。
 
数年前、10年次研修(当時の名称)を受けた際、
初任者研修の先生方とランダムにペアになり、
その初任の先生の学習指導案を元に、10年次研の先生が授業についてアドバイスをする、みたいな内容の研修がありました。
 
その時に私とペアになった初任の先生の指導案を最初に見たときは、びっくりしました。内容がスカスカだったのです!
ところどころ。「?」が入っていたり。
「わあ、どうしよう・・・この昼休みで、どうするか考えなくちゃいけない」
という感じの切羽詰まった状況でした。
 
まさに、その初任の先生は、
「やりたいことがわからない」
という状態なのだと思いました。
 
いろいろ考えて、当時、読んで学んだばかりだった、
『好奇心のパワー 〜コミュニケーションが変わる〜』という本をヒントに行い、
午後はとてもエキサイティングな時間を過ごしました・・・!
 
詳しくは、次回書きたいと思います。
 
 
ぜひ、ご感想をお寄せください☆
 

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「やりたいことを、見つけよう!」〜先生たちの元気を応援したい③〜

3先生たちの元気を応援したい!シリーズ第3回目。
1回目と2回目はこちらをどうぞ。

hiwahiwa3.hatenablog.com

hiwahiwa3.hatenablog.com

 

今回は、第3回目です。

「先生が、やりたいことをやる!!」
 
1 「やりたいこと(理想・夢)」「ワクワク!(原動力)」をもつ
2 リフレクション(自分の成長を促進する!)
3 自分自身の価値観を知る
4 先生自身が学びを楽しむ
5 プライベートを楽しむ
 
の、1つ目。
 
1「やりたいこと(理想・夢)」「ワクワク!(原動力)」をもつ
 
について、具体的に書いていきたいと思います。
私自身の経験から、まずオススメなのは、
 
目指したいモデル(教師や学校)をもつ!
 
です。
様々な教育書やブログ、ポータルサイトなどから、
自分が素敵だな!いいな!と思う理想の実践・先生を見つけるのです。
 
「この実践、いいな!」「素敵だな!」「すごいなあ!」「私も、やってみたい!」
これを見つけられたら、ワクワクのスタートです。
 
私も、ここからのスタートでした。
思い起こせば、一番最初は、奈良女子大学附属小学校の実践でした。
約二十年前、当時、立命館大学附属小に勤めていた恩師に勧められて、
研究発表会を、夜行バスに乗って見に行ったのでした。
初めて行った奈良女の研究発表会は、人だかりでした。
なんとか人をかき分けて、見た先には、
子どもたちが司会になって授業を進めていたり、
子どもたちがずっと話し合い、教師が板書に徹していたり、
子どもたちが互いに「おたずね(と、奈良女では言ってました)」し合って、生き生きと学び合っていたりと、
当時の私には衝撃的な姿がありました。
 
単純に、「わあ、すごいなあ!こんな学校があるんだ!」と
ドキドキしたのを覚えています。
 
これを皮切りに、色々な学校や先生たちの実践を読んだり調べたり見に行ったりして、
自分自身が学びの面白さに目覚めたのでした。
 
その中で、私が最も影響を受けたのが、
 
言わずと知れた(?) 岩瀬直樹先生 です。
現在は、軽井沢風越学園の校長先生をされています。
元公立小学校の教員で、その後大学教授もされたすごい先生なのですが、
たくさんの実践をブログに書かれています。
・いわせんの仕事部屋
その他、著書も多数!私ワクワクしながらたくさん読みました。
 
 
他にも、たくさん!!
 
NHK「プロフェッショナル」の「ほめ言葉のシャワー」で一躍有名になった、
菊池省三先生。
・オフィシャルサイト
・著書・多数「ほめ言葉のシャワー」 他
 
 
井垣直人先生。
・ブログ「イガせん学級冒険日誌」
・著書「自主学習ノートの作り方」
 
 
 
あすこまさん。中学・高校の先生にはこちら。
・ブログ「あすこまっ!」
 
 あおせんさん。(一緒に学び場作りをしている友達です!)
・ブログ「あおせんラボ」

ao-labo.com

あおせんが今いるのはこちら。つい先日お邪魔しました!
・ヒミツキチ森学園(葉山)
 
 
ぜひこちらも☆
ママ先生
・ブログ「ママ先生の「学びづくり」と「子育て」奮闘中blog」
(このブログの前身です。過去記事をたどっていただければ、たくさん書いています☆)
 
 こちらも。とても面白いです!
イエナプラン教育

japanjenaplan.org

日本にイエナプラン教育を紹介してくださったリヒテルズ直子さん

 
フォレスタネット
なんかは、よく知られているでしょうか。
 
みんなのオンライン職員室
ここは、なんと教師の学び場のサブスクをやっています!
 
 
もっともっと、探せば、多様な、たくさんの実践が広く紹介されています。
今は、学校の先生のブロガーは珍しくないですよね。
是非調べてみてください。
直接メール等でアプローチすると、結構答えてくださる先生も多いです!
オンラインで勉強会なんかもたくさんあります。
 
また、教師の学び場は、全国、探せばたくさんあります!
自分の価値観に、「ビビッ!」とくる実践にきっと出会えるはずです。
 
学びの仲間もできます!
私自身は、こういう学び場で知り合った仲間と一緒に、
地元で教師の学び場を立ち上げ、一緒に学び合うことを思う存分に楽しみました。
ここの仲間たちは、今もかけがえのない大切な友人たちです。
 
 
「この実践、いいな!」「素敵だな!」「すごいなあ!」「私も、やってみたい!」
という、やりたいことが見つかって、
「真似してみよう!」「やってみよう!」
となった時に、
必ずぶつかる壁が、
「周囲の理解を得られない」
ということです。
 
ここで、あきらめてしまう人も多いのではないかと思います。
私も、思い当たることがありました。
でも、うまく切り抜け、すり抜けるコツを、編み出して
うまくやってきました!!
 
次回は、この、
「周囲の理解を得られない」
を乗り越えるコツと、
「それでも、やりたいことが見つからない場合は・・・」
について、書こうと思います。
 
ぜひ、感想をお寄せください☆

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「先生が、やりたいことをやっちゃおう!!」〜先生の元気を応援したい!②〜

前回の、
「先生の元気を応援したい!」〜私がライフシフトを決意したわけ〜
では、昨年度からもっているモヤモヤ(問題意識)から、私なりに、
「こうしたら、先生が元気になるのでは!?」
という考えを書いてみました。
 
前回の最後に書いたのは、
 
☆先生が、やりたいことをやる!
1 「やりたいこと(理想・夢)」「ワクワク!(原動力)」をもつ
2 リフレクション(自分の成長を促進する!)
3 自分自身の価値観を知る
4 先生自身が学びを楽しむ
5 プライベートを楽しむ
 
です。
「先生が、やりたいことをやる!」
というのは、何をおいても、とっても大事だと思うのです。
 
先生の元気のためには、
他にも・・・
☆仕事の効率化をし、時短で仕事を終わらせる
☆仕事を学校経営の視点から削減していく
 
等々、もちろん、あると思いますが、
今回は「先生が、やりたいことをやる!」にフォーカスを当てます。
 
☆「学年の先生たちが生き生きと、元気になる!!学年経営」
な〜んていうのも、いいですね!
こちらは、私自身の経験から、後日、別で書いてみたいと思います。
 
 
再び話を戻して、
「先生が、やりたいことをやる!」
です。
 
どうして、これにしたかと言いますと、
私自身が、
「仕事がめっちゃめちゃ楽しい!!!」
と思えていた時間は、
何がポイントだったかというと、
 
「自分のやりたい実践に思い切り打ち込み、徐々に子どもたちの姿として、結果が現れてきた」
 
ということだったと思うのです。
どう考えてもそうです。
このブログに綴ってきたのも、結局のところ、こういうことだったと思うのです。
 
実際に、複数年間、「この仕事がめっちゃくちゃ楽しい!!最高に楽しい!!充実!!」という期間を目一杯経験してきました。
「やりたいことをやる」そしてそれが、「実を結ぶ」。
教育の世界じゃなくても、誰にとっても、これは、すごく楽しいことで、充実した時間を過ごせるものです。
 
誰だってそうですよね。「やりたいことができる」っていうだけで、幸せです。
自分自身、本当に楽しい日々を過ごしてきました。
 
そんな中、何度か思ったものです。
「周りの先生たちも、やりたいことを思いっきりやれているんだろうか?」
 
少し前に、同僚と一緒に受けたある研修で、講師の先生に、
「今のストレスレベルを1〜10(MAX)で表すといくつ?」
と聞かれたことがあります。
私は、「2」と答えたのですが、他の先生方はみんな「10」でした。
すごく場違い感を感じてしまったのを覚えています。
 
 
私自身は、自分のこれまでの人生を振り返ってみると、
「自分のやりたいことに向かって直感的に突き進んできた」人生だったと思います。
興味関心の赴くままに。よく、人から「変わってるよね」と言われてきました。
だから、みんなが私のように、生きているわけではないと、なんとなくわかっていました。
 
教員養成系の大学を卒業はしたものの、
教育実習に行ってみて、
「ああ、自分に教師は向いていない。」
と感じ、教師の道を一度断念、
当時、最も打ち込んでいた、演劇を続けるという道を選びました。
 
「演劇をやるなら東京だろう」という安直な気持ちで上京。
約5年間、フリーターをやりながら演劇を続けました。
貧乏役者生活は、お金はなかったけど、とても豊かで。様々な出会いと経験をもたらしてくれました。
 
アルバイトは、
「興味のある仕事を片っ端からやってみよう」
と思い、飲食、営業、販売、事務、屋形船、イベント等々なんでもやりました。
特に飲食の接客で「人の話を聞く」という仕事がとても楽しく、
最も多くやった仕事でした。
 
・・・・というように、
もともとそんな性格なので、教師になってからも、あまり周りを気にせずに
「これ、やってみたい!これ、いい!」
と思った実践、セミナー、学校にバンバン足を運び、
自分でもやってみる、ということを臆せずにやりました。
 
もちろんはじめは、そんな付け焼き刃ではうまくいくわけもなく、、
なんども失敗しました。
でもめげずに続けるとそのうちに、子どもたちの姿が変化し、結果として現れてくるようになりました。
すると、周囲の先生たちも、ひょんなことから興味をもってくれて、
一緒に授業を見合ったり、真似してくれたり、普段から挑戦していることを語り合ったりするようになりました。
すごく楽しくて、充実した時間が過ごせたと思います。
この、少しずつ、うまくいくようになって、結果が現れるようになった、というのには、
自分なりに編み出したコツがあります!
 
そんな自分自身の経験から、今、様々に悩んで、元気が無くなってしまっている先生たちの元気を取り戻すお手伝いができるんじゃないかな、と思いました。
 
 
またまた話を戻します。
 
だからこそ、
「先生が、やりたいことをやる!」
がいいと思ったのです。
 
「先生の仕事って、面白い!!楽しい!!」
それを、多くの先生に、日々、実感して、過ごしてほしい。
そして、
「一人ひとりの先生方が、やりたいことがあり、その人らしく、生き生きとしてほしい。」
と心から、思いました。
だって・・・
そんな学校で学べる子どもたちは、幸せです!!

 
「先生が、やりたいことをやる!!」
のために、私が考えたのが、以下の5つです。
 
1 「やりたいこと(理想・夢)」「ワクワク!(原動力)」をもつ
2 リフレクション(自分の成長を促進する!)
3 自分自身の価値観を知る
4 先生自身が学びを楽しむ
5 プライベートを楽しむ
 
次から、一つずつ、詳しく書いていきたいと思います。
 
ぜひぜひ、感想をお聞かせください。

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