ママ先生、いよいよ with コロナの授業スタート! vol.1
とうとう、学校が再開しました。
今年度、3度目の異動。そして、新しい職場だというのに、中間管理職的な立場にかわり、学校経営に随分踏み込んで仕事をするようになりました。
ムスメちゃんは、めでたく5歳に。年中さんです。早い〜〜〜〜!あと2年!!
0歳児クラスから一緒だったママさんたちと、「大きくなったよね〜・・」と目を細める。
ずいぶんと一人でいろんなことができるようになり、いろんなことも分かるようになりました。
自粛中にも、立場的にちょくちょく出勤する必要があり、ダンナ氏の実家に大変お世話になりました。ムスメはすっかり祖父母にも慣れ、喜んで行くように。感謝感激の日々です。
さて、withコロナの学校が再開しました。
しばらく学校全体のことに奔走していましたが、自分のクラスのことも密かに試行錯誤しており、とうとうスタート。
以前の授業とは、結構変えた・変わった実感があるので、ちょっとずつ記録しておこうと思います。
今年度は、2年生!
「ビビッとTop3」
第3位 学年目標の共有・明確なビジョンの提示→日常化
第2位 より、「個(ひとり)のチカラ」にクローズアップ
第1位 ICT環境が、ガラリと変化
まず第3位。
「学年目標の共有・明確なビジョンの提示→日常化」です。
4月の登校は2日間。そして、5月の課題受け渡しの数日間。(4回くらい)
その数日間で、子どもたちと会い、なるべく会話・観察し、課題の状況もよく吟味し、
過去3回の2年生の担任経験から、自分なりに、学級・学年で大切にしたいことを整理し、言語化してみました。
視覚的に資料にまとめ、学年会にのぞみました。
今年度は、新BOSSに頼み込んで、学年主任を外してもらいました〜。育児・異動したて・中間管理職への立場の変化(しかも仕事内容が以前までと全然変わった)・市の研究員の継続・・・「む、無理じゃ・・・」と思ったので・・・。
さて、学年会(今年度は3クラス)で。3人で、学級経営方針についてゆるりと話をしました。私は、結構もう考えが固まっていたので、初めに出しちゃまずいと思い、まずはひたすら2人の話を聞いていきました。対話しながら、出てきた話を整理。ありがたいことにどれも私が整理して言語化したものに含まれていました。じゃあ、言葉として、どんな風にしましょうね〜という話になり、そこで、「実はこんなの作ってみたんです」とメモを出し、提案。すると、「おお!全部入っている。いいですね!」と言ってもらい、その後、内容をみんなの話から出てきたワードに変換して、決定!パワポ資料も作成していたので、共有。その場でパパッと直し、アップして学年みんなで使ってもらえることになりました!
さて、再開初日。スタートの時間に、感染予防対策を踏まえた、基本の生活の仕方を話したあと、「2年生で大切にしたいこと」として、パワポを使って話をしました。
クイズみたいにところどころ、子どもたちが楽しみながら考えて、みんなで大事にしていくことを確認していきました。
そして、そんなふうに共通理解したことを、カラーで綺麗にA3でプリントアウトしたものを
スケッチブックに貼り、要所要所でいつも見れるように。
そこからは、日常的に、学年目標と、みんなで考えたその具体的な内容を、可視化して意識し、コツコツと毎日積み上げていっています。(まだ3日だけど)
このおかげか、子どもたちが安心した表情で、ゆるやかに日々過ごせているなあと感じます。
初めにみんなで「だいじなこと」を共有するって、まず、グランドルールをちゃんと確認する、ということ。
来週、みんながそろって登校するようになったら、クラス目標につなげていきたいと考えています。
そして、クラス目標のシンボルキャラクターも、作ってみたいな〜と思っています。
このあたり、様々な似ている先行実践はありますが、
今回は、『ティール組織〜マネジメントの常識を覆す次世代型組織の出現〜』の
第2部第6章「存在目的に耳を傾ける」のP343「だれも座らない椅子」に着想を得ています。ワクワクします!
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次回は、第2位の、
「より、「個(ひとり)のチカラ」にクローズアップ」です。