「自立した学びを実現する場づくり(ワークショップ型の学び)」「自分らしく楽しく学ぶ!!」そんな授業をめざして、わくわく、楽しく、学びづくりしています☆ 2歳のカワイイ娘ちゃんとの毎日、ワークライフバランスについても綴っていきます。 ママ先生方、ワーママさん、奮闘生活をぜひぜひ、共有しましょう!

「朝の会」〜2年間の学びの積み重ねとスモールステップでの段階的変容(低学年)〜③

では、じゃあ、実際どんなことやってきたのか、を書いてみます。

はじめは、6年生の様子を見て衝撃的だった、朝の会。

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朝の活動が、低学年の2年間でどのように変容したか、どう変えていったかを書いてみます。

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1 1年間のプログラムデザイン

2 リフレクション

3 実践の実際 (⇦イマココ)

 ①登校時〜朝休み ②朝の会 ③国語(文字の習得:ひらがな・カタカナ・漢字)

 ④国語・算数の教科書授業 ⑤生活科でのスキル習得〜探求学習 

 ⑥体育・音楽・図工ワークショップ ⑦日常的生活 ⑧自立学習 ⑨作家の時間

4 まとめ!(成果と課題)

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3 実践の実際

 ①登校時〜朝休み(教室配置も)

☆1年1学期

・講義型の教室・机配置。

・4〜5月。毎朝の支度の順番を大きな紙に書いて、黒板に貼っていた。入学式で使ったものそのまま。どのクラスでも同じ。それを見せながら、できた子は褒め、難しい子は個別に声をかけ・・・でやっていた。

・6〜7月。その時々で、全体的にまだ難しいことを、板書しておいた。

☆1年2学期〜3学期

・アイランド型の机配置。ミニレッスン広場、ぽっかぽかコーナー。

・朝、名札をつけるときに、ペアくじを引き、今日のペアを作る。

・特別なことがある時だけ、板書。

☆2年1〜2学期

・明日の予定を板書。子どもたちが各々朝のうちに連絡帳に書き写す。

☆2年3学期

・ミニレッスン広場はそのままに、その後ろから講義形式の机配置。ぽっかぽかコーナーはそのまま。(机配置については、次学年にスムーズに移行できるよう、3学期から講義型に戻した。)

 

 ②朝の会 

☆1年1学期

・学年で揃えて、4月中は教師が進める。5月からは、朝の会スタート。

 ①あいさつ ②出欠確認、健康観察 ③スピーチ ④先生の話(連絡袋)

 ただし、③のスピーチは隣の席の子とのペアトークをやった。ペアトーク後、話したい子に話してもらった。

☆1年2学期〜3学期

・ミニレッスン広場に集まり、朝の会。集まる時は、くじで決めたペアと一緒に座る。

・ペアトークは、今日のペアと。

・時間があれば、質疑応答も。

☆2年1学期〜3学期

・ミニレッスン広場にサークルで集まり、朝の会。ペアくじで決めたペアと隣に座

 って、サークルになる。

・ペアトークは、シャベリカを使って今日のお題を決める。

・ペアトーク後、出席番号順に一日3人ずつ話す。時間許せば質疑応答あり。

 

簡単に書くと、こんな感じです。

 

登校時は、宿題提出、名札着用も行なっています。

宿題提出については、確か1年生の4〜5月くらいは、朝の会の中で連絡袋の時間を取っていて、宿題を出したり、家庭からの連絡がないかノートをチェックしたり、配布物のプリントを配ったりしていました。

配布物のプリント、今は様々な時間に配布しちゃってますが、今考えると、1年生の初めのこのシステムよかったかもしれないなあ〜。数人の子が、いくら声をかけても、連絡袋にお便り関係をしまわなくなってしまっている。家庭にきちんと届いているか、心配。残りの約1ヶ月で、この辺、やり直そうかな。

 

そうそう。

今、3年生への移行を考えて、基本的な約束を見直して、やり直しています。

例えば、話を聞く姿勢や、時間を見て自分たちで動くこと、下駄箱の靴を揃えること、返事をしっかりすること、教室移動の仕方・・・・など。

できていないわけではないですが、ちょっとなあなあな感じになっているところがやはりあります。

3年生になってクラス替えする前に、基本的な約束事をしっかり復習したいと考えました。そして、3年生のクラスで、新しい担任の先生に褒められて、スタートしてほしいと思います。自立した学びを新たな先生のもとで行なっていく下地に必ずなると思っています。

新学年の1学期は、必ずこういう基本的な約束事の確認から始めるでしょうから・・。

こういうところがスムーズなら、きっと新担任との関係もスムーズに出来上がるでしょう。

 

話がそれました。

宿題提出は、いろいろ変えてきました。でもこれは、自立への段階を踏まえて、ではなくて、様々に試行錯誤して、ということです。

朝に宿題を提出する、というのを、毎朝のことですが、とうとう2年生の3学期になっても、忘れちゃって、できない子が数人います。

どうしたらこれを改善できるか、いろいろ考えてきました。

今落ち着いているのは、番号順の提出ケースです。友人がやっているというのを聞いて、取り入れました!

1〜6番のケース、7〜12番のケース、というように、5〜6人ずつ入れられるケースを用意してます。裏には、名簿を切り取って貼っており、誰がこのケースに提出するかわかるようにしています。出し忘れをチェックしやすく、便利です。

これで、大体、子どもたちが朝の会をしている間にチェック&丸つけ終了です。

 

名札着用の様子は、クラスの状態がなんとなくわかってしまう目安なんじゃないかな〜と感じています。

学校の基本的なルールを守れているか、という。

ちょっとしたことですが、大事にしたいなあと考えています。

クラスでは、名札チェック当番さんがいるのと、当番でなくとも子どもたち同士で「〇〇さん、名札つけて〜」「くじ(ペアくじ)引いてないよ〜」と毎朝声をかけあってます。

 

朝学習の時間(10分間)は、月・木が読書、火金が校内研に絡んだ学習の時間として取ってあり、

読書の日は、1年生の初めから、2年生の1学期くらいまで毎回、様々な本を読み聞かせしました。相当な冊数、読んだのではないかと思います。

2年生2学期からは、個々に好きな本を静かに読むようにしました。

今でも、国語で物語文に入る際なんかは、この時間に、その教科書のお話を読み聞かせしたりもします。

国語の時間が節約できて、一石二鳥!です。いつもの読み聞かせと同じに読むのと、国語の授業で読むのでは、なんだか、子どもたちの気持ちも変わるかなあ、とも思っています。純粋にお話を楽しめる、と言う感じ。おすすめです。

 

火金の学習の時間は、もっぱら、自立学習関係をやっています。

自立学習を進めたり、今週の振り返りを書いたり・・・もう、パターン化しています。

校内研で、家庭学習を勧めていますし、授業の柱の、「聴いて考えてつなげる」というのは、毎日の朝の会の活動がそのまま繋がるので、特別この時間には取っていません。

たまに、コミュニケーションゲームを入れたりもしています。

 

朝の会では、日直のスピーチというのが一般的ですが、

コミュニケーション量の確保のため、1年生の5月からずっと、全員が話す、ペアトークを入れてきました。その後の全体シェアは、以前は(1年1学期くらい)話したい人3人まで、という風にしていましたが、挙手する子が決まってきたので、1年生の2学期くらいからは、番号順に毎朝3人、と決めてやってみました。すると、意外にほとんどの子がスラスラ話せたので、これまでずっとそれでやっています。ペアトークの積み重ねの成果だな〜と感じています。

 ペアトークのお題としては、シャベリカというカードをずっと使っています。

teamgame.stores.jp

スピーチがマンネリ化しないですし、個性がとっても出るので、毎朝面白いですよ。日直がお題をくじみたいに引くのも好評です。

おすすめです!

 

サークルは、2年生から始めました。

サークルは、聴き合う関係性ができていないと、難しいんじゃないかなあと感じています。

毎朝、サークルを作ってからスタートするって、いいです。

 

日直が、時間を見て、みんなに「サークルになってください」と声をかけて、タイマーをスタートし、時間を計っています。

初めは、朝学習をやめて片付けて、今日のペアを確認して、サークルになるまで、5分ほどかかってしまっていました。

今は、早ければ1分ほどで集まれます。そんな時は、場がしまっているのを感じます。おしゃべりもほとんどありません。不思議です・・。

(なんやかんやで3分ほどかかる時もあります!!)

そして、朝の会を始めます。

「〇〇さん、聞くよ。今、〇〇さんが喋っているよ。」

そんな声も時々子ども同士でかけ合っていて、もう、私の出番はありません。

頼もしい限りです。

おかげさまで、私は自立学習チェックをこの時間に毎朝できます。

 

サークルでの朝の会が、そのまま子どもたち同士でのサークル対話に生きています。

例えば、

「休み時間の遊びのルールについて、みんなで話したい。」

なんて声が時々上がります。

そんな時は、子どもたちが自発的に休み時間にサークルになり、話し合っています。

自然とうまく進行する子がいたり、対立が起こったり、それをうまく折衷案をひねり出して解決したり・・・

面白いです。

道徳でクラス会議の手法を何度か使ったことがあり、

それも子ども同士で使ってました。良さを感じているんだなあと思います。

 

 

次のステップは、それを可視化するスキルを教えることかな〜と考えています。

黒板やホワイトボードを用いて、見える化し、整理する。

残り1ヶ月、2年生でそこまでできるかな?

チャレンジは続きます。

 

チンアナゴとニシキアナゴ。彼らも、なんだかお隣さんとお話ししているみたいでした。

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