持続可能性がカギ!ライティング・ワークショップをやってみて感じたこと④
今回は、カンファランス・個別支援について書きます。
ここは、色々と難しさを感じた部分。
率直に、書いてみます。
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1 言語事項の獲得に最適!!
あんなに困難を極めていたのに、一気に習得が進みました。
2 子どもたちの鉛筆が止まらない。
書き方を知り、書きたいことがはっきりすると、フロー状態に入りました。
3 ミニ・レッスンは、その時の子どもたちの状態から、最適なものを、最適なタイミングで。一気に変貌しました。
4 とはいえ、先生ががんばりすぎない。それこそが、持続可能性のカギ。
5 しっかり、本音で、今後の課題と、展望!!
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4 とはいえ、先生ががんばりすぎない。それこそが、持続可能性のカギ。
今回、中堅研という10年次研の研究授業を当ててこの時間をやったこともあり、
ちょっとがんばったところがあります。
もちろん、がんばることは悪いことではありませんが、
ワーママにとって、「がんばる(通常よりも無理する)」は、死活問題です。
ちょっとがんばったというのは、具体的にいうと、
「正直、授業時間内でカンファランスしきれなかった」
ので、
「授業時間以外で、子どもたちの作品に目を通して状況把握し、必要あれば赤で書き込んでいた」
というところ。
「そんなの当たり前じゃないか!」
と言われそうですが、平常業務にこれがプラスされることは、
ギリギリで定時出勤定時退勤をこなしている身からすると、
大変なことでした。
独身時代や妊娠前は、「こんなの普通」と思ってやっていたことですが、
今は、「異常事態」です。
無論、職場でやりきれず、持ち帰り早朝仕事に回りました。
大事なこと、と思いながらも、体力的にも精神的にも消耗しました。
しかし、これが生んだ効果もとても大きく・・・
授業内でカンファランスしきれない部分を、個別ペン入れで補い、
それが、子どもたちの文章を改善して行ったことは間違いありません。
言語事項の間違いを指摘し、正しく直してやったり、
意味不明な部分や説明不足な部分には、質問を書き入れたり、
表現を少し修正してやったり・・・
二年生だけに、こういうのは、一人一つ、のレベルでなく、一人につきいくつもあるわけで・・・(特に言語事項や誤字脱字)
丁寧な指導が欠かせないと感じました。
そうなると、当たり前ですが、時間もかかります。
この辺は、丁寧にやれば丁寧にやるほどいいのは当然ですが、
持続可能性を考えると、やはり、見直しが必要だと思いました。
今回は、教科書単元で「書く」を扱う場面だったので、一定の期間で、ある一定以上の成果を全員出すことを目指していました。
そのため、どうしてもここまでは全員できるようにしよう、という思いが働き、
それが大変だった部分でもあります。
通常モードの作家の時間では、どうしていくか、
また、試行錯誤しながら、考えていこうと思います。
目指したいのは、
「子どもたち一人ひとりにも、
教師にも、
無理のないペースで、
かつ、確実に、
一歩一歩成長していける
授業!」
次回、この辺も踏まえ、がっつり、
課題と今後の展望について
書きます。
確実に・・・トトロを描くのは上手くなっています。