「作家×指導要領×教科書×指導訪問×校内研」〜夏のコラボ☆ちょっぴりワクワクする、新しい挑戦!〜
今日、家仕事をしながら、いろいろ妄想にふけっていたら・・・
ちょっぴりワクワクする、新しい挑戦がひらめきました。
私が勤務する市では、7月頭に毎年、市教委(指導主事など)訪問があります。
そこで、「作家の時間をやろうかな〜」とはぼんやり考えていたのですが、
明確にこんな感じ、とはまだ決めていませんでした。
しかし、資料をよく見たら、指導案の起案締め切りが、今週金曜日ではないか!
ということで、突如具体的に内容を考えてみました。
半月以上前に指導案を出さなくちゃいけないということもあり、大抵のクラスが、毎年教科書の単発の単元をやっています。
ちなみに私は、ここ数年は、
2年前は、国語「この本、読もう」に関連づけて、1年生でブックトークを、
昨年は、生活科「生き物大すき」という単元で、かいこの成長発表会に向けたワークショップをしました。
今年度は、いろいろ妄想し、いろいろと周囲から固める算段をし、
「物語を書こう」〜「一つの花」で学習したことを生かして〜
という教科書にはない学習をぶつけてみることにしました!
妄想し、算段した内容は・・・
○時期的に、1学期の評価を終えているので、教科書ではあまりやることがない
○いつも7月は作家の時間をメインに国語はやっている
○4年生というレベルでの、物語ライティングを考え中だった
(昨年度は2年生での物語ライティングをガッツリやった)
○校内研で、2学期に『ごんぎつね』の「読む」で学年の先生が授業をやることになったため、その前の「読む」の単元である『一つの花』を前段階としてじっくりやることになった
○そのため、『一つの花』で物語の「場面設定」や「登場人物の心情の変化」などについておそらくバッチリ学習する
○それって、4年生レベルの一つの目指す物語ライティングのモデルにできる
○てことは、教科書「一つの花」の学習を授業に生かせる
○以上を踏まえ、指導訪問ということもあり、教科書にないものをやるに当たって、
指導要領解説を読み込んだ結果、やれそう!と判断した
等々。
提出する略案を、そんなこんなで楽しく作成することができました。
自分にとっての新たな挑戦なので、
うまくいくかはわからないけど、
その辺も、久々のワクワク感に身震いがします。
まずは上の反応、それが通ってからの学年の反応、
当日の指導主事の反応なども、ドギマギです。
あ、そんなわけで、まずは上のゲートをくぐり抜ける必要があるので、
もしかしたら、計画倒れになるかもしれませんが・・・
指導訪問でやれなくても、普通に普段の作家の時間でやろうっと。
新しいチャレンジは、やっぱり、いいです!
ワクワクは、仕事に不可欠ですね。
子どもたちのリフレクションで、学びの主体へ〜ママ先生の2ヶ月奮闘の軌跡③授業編
授業編です!
今年度は、4年生ということもあり、1・2年ではちょっぴり難しかった、子どもたちのリフレクションに挑戦しています。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
①学年主任&校務分掌の増加。環境の大きな変化への順応。さらなる時短への挑戦
(オシゴト)
②3年生からの、脱却! こわせ、「受け身の壁」(クラス経営)
③子どもたちと一緒に、新しい学びづくり!(授業)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
③子どもたちと一緒に、新しい学びづくり!(授業)
今年度は、子どもたちの様子から、「できそう!!!」と感じたので、
「子どもたちのリフレクション」に挑戦中です。
国語、社会、道徳、作家の時間、自立学習などで、
意図的に振り返りを書くようにしています。
そして、子どもたちが振り返りを書く際に、最重要となるのが、
子どもたちが「実感」をもつこと。
だと感じています。
「人は、経験したことしか考えられない」
とは誰かの言葉。
教育現場用語で、「題材を自分に近づける」とか「引き寄せる」とか「自分ごと」とかいったりします。
だから、子どもたちと学びを結びつけることが大切だと感じます。
その上で、リフレクションを行わないと、上っ面の振り返りになりがち。
子どもたちの「今、ここ」と学びが密接していれば、
「実感」をもって学び、個性のある、それこそ子どもたち自身の実感のこもったリフレクションが生まれるなあ〜と思います。
これは、つまり、子どもたちが学びの主体になるということ。
学びの主体にならなければ、やはり、振り返りなんてできない。少し考えれば、当たり前のことです。
授業が受け身だったら、振り返りを書くなんて、かなりしんどいです。
振り返りって、本来、やらされるものではないですもんね。
授業での振り返りは、ジャーナルと同時進行で進めています。
4〜5月前半は、わりとライトな話題でジャーナルを書いてもらっていました。
そして、5月後半は、その日の午後の出来事や学びと直結する、ホットな話題をテーマにし、書く量を指定して徐々に増やしてきています。
例えば、3行以上、4行以上、5行以上、という感じで、徐々に増やしてきています。
今は、6行以上、というところまで来ています。
ここからは、もうすでに1ページとか書いている子もいる(ノートは、普通の1センチ方眼で、半分に切ったりはしていません)ので、あとは子どもたちに任せようかと思っています。
授業での振り返りはそれぞれの教科のノートに、同じく6行以上、という感じで指定して書かせています。
やはり、ジャーナルからの毎日の積み重ねは大きく、
確実に振り返りを書く力がついてきているのを感じます。
ただ量を書くだけではなく、「自分が何を学んだか」「学びから感じたこと・考えたこと」「生かす」ことを内容にしっかり書けるよう、授業を構成することが大事です。
なので、今年度は子どもたちのリフレクションまでが授業の流れとして
授業デザインを試みている、という感じでしょうか。
リフレクションまで想定してデザインすると、なんだか、
これまでとは少し違った授業への見方が自分の中で生まれている気がします。
なんていうのかな。一歩、先まで見通すというのかな。
すると、それ以前の行程も、自然と変化してくる。
うーん、このあたり、具体的に表現できるよう、
チャレンジを継続していきたいと思います。
こわせ!受け身の壁〜ママ先生の2ヶ月奮闘の軌跡〜②クラス経営編
昨日、横浜国大のきみさん(石田先生)と学生さんがクラスに参観に来てくださいました!
とにかく、大人の人への執着が強いこのクラス・・・(これは、課題!)
ハイテンションで、スターが来たかのような大盛り上がり。
一番は、「学生さん、遊んでくれるかな!?」という期待が爆発してました。
ということで、いっぱい遊んでもらいました!!
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
①学年主任&校務分掌の増加。環境の大きな変化への順応。さらなる時短への挑戦
(オシゴト)
②3年生からの、脱却! こわせ、「受け身の壁」(クラス経営)
③子どもたちと一緒に、新しい学びづくり!(授業)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
②3年生からの、脱却! こわせ、「受け身の壁」(クラス経営)
上にも書きましたが、大人への執着が強いこと、これは、4月の最初から、見られました。つまり、「先生、先生!」と、1年生並みに先生アピール、先生導いて、というのが強いのです。こちらはびっくり。
大きな課題だと感じました。
そしてそれは、日常生活の様々な場面、授業の折々で多々、感じられました。
「先生が、絶対」「先生が言う通りにする」「先生に、認められたい」
と言うような、感じです。
縦糸を我先に太くしたい、と言う感じ。初めての感覚でした。
そして、「受け身」度の高さを感じました。
一方、様々な、基本的な生活上のルールは、きっちり守れる、と言う素晴らしい面も。
この良さを生かしつつ、「受け身」から「能動」「主体」に変化させる、と言うことがクラス経営では柱のようになっています。
そのための方策(アイテム)として、スケッチブックを活用しています!
機会を捉えて、まさにこのタイミング、と言う時に、目指したいもの、めあて、を示しています。
こんな感じです。
クラス経営、と書きましたが、こうやってみると、やはり、「学び方」です。
「学び方」を身につけることが、「能動」「主体」を生み出すのかな。
こうやって、スケッチブックに書いて取っておくことで、折に触れ、さっと取り出し、意識化を測ることができます。
繰り返し、繰り返し、使っていくことで、
子どもたちの中に浸透させ、当たり前になる日が来ることを願って・・・
まさに今、変化の途中です。幼虫が、少しずつ硬化し、蛹になろうとしているくらい。
そして、この変化を観察するのが、とっても楽しいです。まさに、成長していく姿です。
まだまだですが、根気よくやっていきます!
1学期前半戦を、リフレクションする!〜ママ先生の2ヶ月奮闘の軌跡〜①オシゴト編
早くも、風のように2ヶ月がすぎて行きました。
この仕事、4月、5月は怒涛のようです。
それが、今年度はハッキリと見えました。・・・ブログが更新できない!!
そして、前回書いたような、子育てにおける転換期も迎え・・・
でもでも、非常に中身の濃い2ヶ月間であったことは事実。
ポイントを絞って、リフレクションしてみます。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
①学年主任&校務分掌の増加。環境の大きな変化への順応。さらなる時短への挑戦
(オシゴト)
②3年生からの、脱却! こわせ、「受け身の壁」(クラス経営)
③子どもたちと一緒に、新しい学びづくり!(授業)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
①学年主任&校務分掌の増加。環境の大きな変化への順応。さらなる時短への挑戦
(オシゴト)
・先を見通した学年経営の舵取り。
これまで、やってもらっていた、学年主任のお仕事・・・。
はてさて、どうしていったら一番いいか。考えて試したのは、ゴールデンウィーク中に、年間の学年・学校行事・その時期に学年会でやること・その時期に私が用意する資料等、をリストアップした表を作成し、学年会計画を立てること。
今は、この計画表をペースメーカーとしながら、毎週の学年会をストレスなく進めています。「なんか抜けてるんじゃないか、あっ!これ、抜けてた!」の防止になっています。これ、ほっとくとすごい、精神的ストレスになります。それが、全て書き出して把握しておくことで、ストレスがゼロに。
あとは、毎週末に、学年会のレジュメをいつもの様式にコピペして作成するだけ。すぐできます。
・学年会の時間が取れない!!
昨年度までは、1・2年生だったので、今より授業時数が週に2時間少なかったです。今思えば、その時間に学年会してました。今は、もうフルタイム授業なので、子どもを帰したら30分ほどで、会議や打ち合わせ、作業が始まる・・・。学年のどこかのクラスが帰すのが遅くなったり、何かあった場合、そのわずか30分も学年会するのが叶わず、ほぼ、時間が取れない、ということになる。だって、お茶も入れたいし、トイレだっていきたい、電話対応だってあるし、「忘れ物!」と戻ってきた子への対応もある。30分って、あるようでないようなもの。昨日も、とある家庭への連絡が取れず、その対応であっという間に過ぎ去ってしまった。結局みんなどこで学年会するかというと、時間外。それが普通になっている。私はそうそう時間外は残れないので、アップアップ状態。ここが悩みのタネ。
・さらなる時短へ・・・空き時間の有効活用のためにしている、たった一つのこと
そんなこんなで、週3時間ある空き時間は、かなり助かっている。しかし、ここを有効に使うために、意識していることがあります。
それは、
「空き時間には、丸付けをしない!」
ということです。
時間外の仕事ができない私にとっては、この空き時間は、いわゆる校務、オシゴトができる唯一の時間。他の勤務時間内(放課後)は、ほぼ自分の仕事をできる時間は皆無、ともう割り切っているので、貴重な空き時間は、この校務関係を40分一本勝負!(残り5分は移動やらなんやら)という意気込みでガシガシやる時間にしています。この空き時間にしても、来客対応や電話対応、などしていると、あっという間。補填に入ることもあるし、いろいろな事情あって他クラスの参観、補助にも入らねばならないし・・・・週3は実質全然、取れていませんが。大事に大事にしています。(しかも、水泳が始まったら、監視員として出なくちゃいけないので、さらになくなる)
じゃあ、丸付け作業はどうするの?!となりますが、それは、子どもたちが教室にいる時間、授業中やら朝の会中やら休み時間やらにちょこちょこ終わらせます。
職員室には基本、持って降りることはありません。
・ついに、毎日使いへと。「Toodledo」
かなり、仕事量が増えたので、もう、頭では全く処理できない・・・
メモも、管理不能。書き留めたけど、どこに書いたっけ・・・・?状態。
なので、今、もう頼りっきりになっている、秘書のようなアプリがこれ。
これは、もう4〜5年ほど前に仲間の青ちゃんから教わったアプリ。
青ちゃんはもうすでに違うアプリに乗り換えている(笑)けれど、
私は長く使っているからこその、自己流の扱い方をもう色々試してやっていることもあり、慣れたこれが一番・・・
とにかく、これに仕事上発生したタスクを一気に入れておき、
整理、分類、必要なものだけ表示、優先順位付け、などなど自在に行える
便利なタスク管理アプリです。
ずっと使っていたけれど、今年度ほど、「やっぱ、これがないともう整理不能」と実感して、毎日毎日使う年はこれまでありませんでした。
PCだけじゃなく、スマホでも、タブレットでも使える、いつどんなところでも、タスクが発生したら即ここに放り込む、ということをしています。ここに入れておけば大安心。ず〜っと覚えとくなんて、無理。この秘書に全てお任せです。
仕事のタスク管理はこれ、「Toodledo」
スケジュール管理はGoogleカレンダー、
アイディアメモはモレスキンのまっさらなノート。
この3つが、今のところ私の3種の神器となっています。
以上、オシゴト編でした。
そうそう、今日は、ブログをきっかけに興味をもってくださった、
大学の先生と学生さんが、クラスに遊びにきてくれます。
そんな日も、特別な用意はな〜んにもできませんし、内職もしないわけにはいかないので(汗)、いつも通りの様子をお見せするつもりです。
なので、全く気負わず、普通にしていますが・・・
子どもたちはすっごい楽しみにしていて、休み時間にお笑いライブをやるそうな。
なんか当日朝になって、やっとドキドキしてきました・・・。
その辺りも、またこちらでご紹介します。
「ママ、ママ」からのお別れは突然に・・・・さびしさ、ピーク!!!
無事卒乳し、おっぱいなしで寝てくれるようになった娘ちゃん。
さらに、仕事は週に2度ほど、18:30くらいまで残業する生活がこの1ヶ月続いていました。
なんと、友人は、連日22時だというので・・・
全く、他から見れば、大したことない、なんのことのない、出来事なのですが・・・
先週くらいから、これまで、何をおいても「ママ、ママ!」だった我が子が、
「パパ、パパ」に変貌したのです!!
そして、いろいろ意見の合わない夫氏と私は、会話でぶつかることも多く、
(そしてそんな時は決まって、私が洗い物、夫の膝の上に娘)
パパが、娘に「大丈夫だよ〜」とか言っていて、
それもまたなんだかな〜と思ってました・・・。
パパは、仕事柄、私より朝はゆっくりだし、帰りも今はずっと早い。
毎日、平日はパパが基本、娘と一緒にいる時間が長いのでした。
しかも、夜寝かしつけは私なのですが、ここ2週間ほどは、
「パパは?」と寝室でもパパを探し、出ていってパパを連れてくる・・・
ということが続いていました。
そして運命の先週金曜!
やはり私の帰りが少し遅くなった日。
娘が何かにつまづいて転んだ時。私が「よしよし、大丈夫だよ〜」といつものように抱っこし、なでなでしてあげたら、パパが近くによってきて、娘にラムネをあげました。
すると・・・!私の腕をすり抜け、パパにしがみついて泣き出したのです!
「がーーーーん!」
形勢、逆転!!
その後、しばらくショックで立ち直れず。。。
そして今に至ります。
この週末も、やっぱり、「パパ、パパ」
相手にしてもらえないので一人寂しく、庭の植木の剪定をしていたら、
枝にカマキリの卵が!
「カマキリの卵、見つけたよ!」
と声をかけるも、2人、「シーーーーーン」(笑)
(パパは虫が嫌い、娘はパパがつけてくれたプリキュアのアニメに夢中)
しょうがない、しょうがないとはわかっていながらも、
かなりさびしい!!!
しかも、パパが、「これからは一緒の部屋に寝るよ」と言い、
(朝、私が仕事でリビングにいる時、娘が起きてさみしがるため)
一緒に寝たところ、やはり娘はパパの方にピトッとよって寝る。
何この虚無感!!!
こんなに寂しいとは・・・我ながら、思っておらず、
いろいろやるチャンスとは思いつつも、そのあまりの変化にさみしく、
集中できない!(笑)
ああ、ワーママは、同じような経験をしている人がいるんだろうか・・・
しばらく、失恋状態から抜け出せそうにありません・・・・ふえーん
みんなで一緒に楽しむことが、第一!&自主学習ノート〜ママ先生の、「FUN!FUN!3DAYS」11
新年度当初から随分経ってしまった・・・
いろいろあって、こんな時期に。
あと2つ。がんばってまとめていきます。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
☆ママ先生の、「FUN!FUN!3DAYS」☆
1 プチリフォームプロジェクト
2 ペアくじ
3 アイランド型&ぽっかぽかコーナー(ぺんぺん&じんべいちゃん)
4 シャベリカでワクワクトーク
5 読み聞かせ
6 お掃除プロ制度
7 ちょこっとボランティア
8 振り返りジャーナル
9 アイスブレイク・インプロゲームアクティビティ
10 ワークショップ型の学び
11 鬼ごっこ・Sけん・サークルでみんなではい、ポーズ!
12 自主学習ノート
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
11 鬼ごっこ、Sけん、サークルでみんなではい、ポーズ!
どれも、始めの数回の体育で行いました。体つくり、体ほぐしの内容です。
鬼ごっこは、いろいろな種類を。とにかく、子どもたちは「鬼ごっこするよ、と言うと「わーい!!」と大歓声。走るのが苦手な子も、普通の体育よりは、好きなのかな、と言う感じです。
やったのは、、、
バナナ鬼、丸鬼、手つなぎ鬼、あたりだったような。
基本的に、みんなが知っていたり、すぐに理解してできるもの。
鬼ごっこの後に、みんなにやりたい遊びを聞いてみたら、
ダルマさんの1日、が多数。
その様子が可愛かったです。
この辺り、子どもたちが好きで楽しめるだけでなく、
わりと重要視しているのが、子どもたちの関係性、集団の成熟度を見ること。
どのくらい、許容できるか。
どのくらい、関係性が固まっているか。
どのくらい、教師へのクレームがあるか。
オーソドックスなゲームは、
この辺を見るのが常になっている気がします。
Sけんは、自校にクラブがあるほどの高い認知度・人気の遊び。
でも、自校のルールを知らないので、岩瀬先生の本で紹介されていたルールでやりました。
これ、実は初トライ。
そして、やってみて感じたのは、体育の年間の「ゲーム」の導入にとてもいいな、ということです。
押し合い、へしあい、ぶつかり合いがあるので、ダイナミック!見ている方も面白い!
問題も時折勃発しました。
そしてそのたびに「先生!」とくるので、
一緒に対戦しているメンバー全員を集め、ルールを確認、細かいルールを自分たちで考えて決めさせました。
すると、自分たちで納得して決めたルールなので、
みんながしっかり意識して守れる。
指摘された時も、素直に受け入れ、スムーズに進む。
チームで決めたルールがうまくいくと、全体でもみんなにシェアし、
みんなも活用していく。
これって、体育の「ゲーム」で行うこと、そのままだなあと思いました。
そして、よりみんなで楽しく参加できる、面白いゲームになっていく。
今、ちょうどやっているTボールも、そんな感じです。
「楽しい!」って言う声が、いっぱい聞かれます。
そして、これ、クラスでの他の生活場面でも、
できるって言うこと、どんどん子どもたちに気がついていって欲しいなと思います。
サークルでみんなで、はい、ポーズ!って言うのは、なんのことはない、
よくあるアイスブレイクゲームで、サークルになり、一人一人が何かワンポーズし、
全員でそれを真似する、ただそれだけです。
なんか、平和なゲームです。
そして、今回のこのクラスでびっくりしたのは、「ゲッツ!」が半数以上だったこと!!!
どうやら、昨年度の先生のおきまりのポーズだったよう。
すごい影響だな〜・・・・とびっくりしました。
ダンディさんに見せてあげたかったです。
12 自主学習ノート
私が勤務している自治体では、市をあげて自主学習・家庭学習を推奨しています。
そのため、自主学習ノート・家庭学習ノートは、大手を振って活用できます!
自主学習ノートは、以前にも書いた、振り返りジャーナルでも活用しているため、いち早く導入しました。
そして、4月の初めの1週間〜10日間ほどは、自主学習ノートを宿題として出しました。その間、毎日、書き方を少しずつミニ・レッスンで紹介し、友達のノートをギャラリーウォークすることで、ヒントを得られるようにしました。
私の方で素敵なノートをいっぱい紹介もしました。
基本的な自主学習ノートの書き方は、こちらを参考にしました。
https://www.amazon.co.jp/子どもの力を引き出す自主学習ノートの作り方-ナツメ社教育書BOOKS-伊垣-尚人/dp/4816352007
今は、5月も後半に入り、自立学習を始めていますので、そちらがメインになり、
ちょっぴり停滞していた感もありますが、
今度は、自立学習システムが安定して動き始めたので、
また、次のステップの自主学習に移行しようかな〜と、考えているところです!
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
☆ママ先生の、「FUN!FUN!3DAYS」を終了してみて・・・
いやあ〜、ラストが間が空いてしまって、なんだか、締まらない感じになってしまいました。
楽しみにお読みいただいていた方々、すみませんでした。
でも、もし同業の方ならば、この時期の事情から、お察しいただけるのではと思います・・・。
それにしても、「3DAYS」は、もうとうの昔って言う感じになってしまいました。
そして、「3DAYS」以降の約2ヶ月間、また、昨年度とは違った、
様々な学びがありました。
初ママ主任生活も、少し安定してきたような。
家庭での子育て状況も、結構大きな変化がありました。(衝撃的な思いも・・・)
次は、この息切れ状態がもう少しおさまったら、
落ち着いて、この2ヶ月間を振り返って、また少しずつ書いてみようかと思います。
こちらも定番!ワークショップ型の学び〜ママ先生の、「FUN!FUN!3DAYS」⑩
家庭訪問と断乳チャレンジで、心身ともに余裕がなく更新が滞ってしまいました・・・。
どちらもまだまだ継続中!ママ、ふんばります〜!
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
☆ママ先生の、「FUN!FUN!3DAYS」☆
1 プチリフォームプロジェクト
2 ペアくじ
3 アイランド型&ぽっかぽかコーナー(ぺんぺん&じんべいちゃん)
4 シャベリカでワクワクトーク
5 読み聞かせ
6 お掃除プロ制度
7 ちょこっとボランティア
8 振り返りジャーナル
9 アイスブレイク・インプロゲームアクティビティ
10 ワークショップ型の学び
11 鬼ごっこ・Sけん・サークルでみんなではい、ポーズ!
12 自主学習ノート
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
10 ワークショップ型の学び
こちらももう、定番になっています。
新年度のクラスでも、このスタイルで授業を始めました。
ワークショップ型授業っていうと、様々な解釈があると思います。
私が主に参考にしているのは、『リーディングワークショップ』『ライティングワークショップ』。
このブログでも度々書いている、「作家の時間」というのはこのライティングの方です。
こちらの考え方を参考に、書く・読むだけでなく、様々な分野・場面・教科でワークショップ型の学びを行っています。
教室配置も、この学び方に合わせています。
アイランド型の配置は、常時グループの形で、
黒板前にスペースを空けています。
基本的な構成としては、
1 ミニ・レッスン(短い一斉指導)・・・黒板前のスペースにみんなが集まって、学習します。主に教師がレクチャーします。その中に、ペアやグループ、その他の交流の場面も度々入れます。
2 個別の学び・協働的な学び(学習活動)・・・ここが最も長い時間です。各々の席に戻り、学習活動を行います。活動によっては、いろいろなグループになって、教室の様々な場所で、活動を行うこともたくさんあります。
3 学びのシェア・まとめ・振り返り・・・良い学びを行っていた個人やグループの学びを紹介したり、次へつながる「はてな?」を出してもらったり、大事なことをまとめたり、活動の振り返りをしたりします。
こんな感じです。
どんなものにも応用可能だと感じています。
3は、2の活動の程度・段階によって、行わないときもあります。時間めいっぱい2に使ったりします。
これが定番になると、授業の内容、進め方などもこの学びを想定したプログラムデザインを行い、実施することになります。
2 でどのように学ぶか、そのあたりを段階的に指導していくことになりますが、
慣れてくると、2の時間は、教師がフリーになる時間なので、様々なことができます。
昨年度くらいからやっているのは、この場での子どもたちの様子をみながら、次時のミニレッスンの計画を立てたり、教材を作成したりすることです。
目の前の子どもたちに完全に合わせた授業を組み立てることができるので、
とても自然な流れで授業や単元が展開されるようになってきました。
最初の3日間や、1学期の間くらいは、2の個別の学びや協働的な学びを子どもたち自身で進めるスキルを段階的に身につけさせていく大事な時期かなと思います。
今年度も、そろそろ作家の時間をスタートします!
次回は 11 鬼ごっこ・Sけん・サークルでみんなではい、ポーズ!
について書きます。