教室は、リラックススペース!?〜ママ先生の、「FUN!FUN!3DAYS」④
アイランド型って?
聞きなれない響きだと思います。わたしもそうでした。
いわゆるグループの形です。違うのは、常にグループの形にしておくっていうこと。
もちろん、前向きのいわゆる普通の机配置になることもありますが、ベースがグループの形なのです。常に、なので、アイランド型っていうのかな?と、勝手に思っています。
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☆ママ先生の、「FUN!FUN!3DAYS」☆
1 プチリフォームプロジェクト
2 ペアくじ
3 アイランド型&ぽっかぽかコーナー(ぺんぺん&じんべいちゃん)
4 シャベリカでワクワクトーク
5 読み聞かせ
6 お掃除プロ制度
7 ちょこっとボランティア
8 振り返りジャーナル
9 アイスブレイク・インプロゲームアクティビティ
10 ワークショップ型の学び
11 鬼ごっこ・Sけん・サークルでみんなではい、ポーズ!
12 自主学習ノート
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3 アイランド型&ぽっかぽかコーナー(ぺんぺん&じんべいちゃん)
やはり、これも、初めは岩瀬先生の影響でした。
これは、①で紹介した、『クラスづくりの極意』(岩瀬直樹 著)の中で紹介されている、岩瀬先生のクラスの教室レイアウトです。
アイランド型は、こんなイメージです。
わたしの教室が少し違うのは、
・黒板前に、ミニ・レッスン広場のスペースを空けていること
・図書コーナーが、畳じゃなくてウレタンマットなこと
などかな?クールダウンチェアもないな。ぬいぐるみは、ちゃぶ台の上に置いてます。
さて・・
アイランド型、数年前に実際にやってみるまでは、なんだか少し抵抗がありました。
なんの抵抗だったかは覚えていませんが・・・。
でも、やってみたらどっこい、すっごくいいなあと思いました!
・「子どもたちが対話し、学び合うこと」は当たり前
・「子どもたちが主体的に学ぶ」は当たり前
・「アクティブラーニング」は当たり前
という風に、なりますよ!
こちら側の、教師側の意識がまず、変わります。
・聞く姿勢が全員ピシッと揃っていないことを、気にならなくなります
・一斉指導を短く済ませ、子どもたちの活動の時間を作りたくなります
・全体を見るだけではなく、個を見るのがもっともっと当たり前になります
不思議なことに、机の配置を変えるだけで、本当にこんな感じになります。
ミニレッスン広場というのは、黒板前にみんなが集まれるスペースを空けているところです。
そこは、朝の会でみんなが集まったり、(近々サークルになります)
学習の際に一斉指導する時に集まったり、
みんなで何か話し合う時に集まったり、
特に黒板を見て何かやりたい人が机を移動してきてやったり、
あるグループが話し合いに使ったり、
少人数を集めて少人数指導をしたりします。
ぽっかぽかコーナーというのは、岩瀬先生のクラスの教室レイアウトにある、畳の図書コーナーのことで、
前のクラスでもぽっかぽかコーナーという名前でやってました。
大きめのウレタンマットを敷いて、学級文庫の前に作ります。マットの上にちゃぶ台をおいて、その上にクラスのマスコット的な存在の、ペンペン(ペンギンのぬいぐるみ)とジンベイちゃん(ジンベイザメのぬいぐるみ)をおいています。
みんなここが大好きで、休み時間はいっぱいぎゅうぎゅうに座ってます・・・。
ここも、グループの話し合いに使ったり、
何かトラブルがあった時に「まあ、座ろうか」の場所になったり、
調べ学習の場所になったり・・・
なんでもコーナーです。
ふと後ろを見ると、そこにはペンペンとジンベイちゃんがいて、癒されます。
トラブルで「まあ、座ろうか」になった時に、
張本人にペンペンを渡したところ、抱っこして狐につままれたみたいな顔になってた(笑)なんか素直に話すようになったから不思議です。
ちなみに、専科の先生が入る時は、バッチリ前向きの隊形になります。
どちらもできる!というのが、理解を得られるカギです。
こんな感じ。
ちなみに、後ろにひょっこり写っているのは、座敷わらしではなく、うちのムスメです。週末、教科書事務(これがまた、大変!)のためにちょこっとだけムスメ連れて行った時に撮った写真。ぺんぺんとじんべいちゃん(後方ちゃぶ台の上のぬいぐるみ)を見つけて、さっそく遊びに行ってました。
次回は、
4 シャベリカでワクワクトーク
5 読み聞かせ
について書きます。
プチ・リフォームプロジェクトで学級びらき! 〜ママ先生の、「FUN!FUN!3DAYS」②
では、1から順に書いていきたいと思います。
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☆ママ先生の、「FUN!FUN!3DAYS」☆
1 プチリフォームプロジェクト
2 ペアくじ
3 アイランド型&ぽっかぽかコーナー(ぺんぺん&じんべいちゃん)
4 シャベリカでワクワクトーク
5 読み聞かせ
6 お掃除プロ制度
7 ちょこっとボランティア
8 振り返りジャーナル
9 アイスブレイク・インプロゲームアクティビティ
10 ワークショップ型の学び
11 鬼ごっこ・Sけん・サークルでみんなではい、ポーズ!
12 自主学習ノート
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1 プチリフォームプロジェクト
これは、完全なる初日の一番最初にやりました。
リフォームプロジェクトについては、岩瀬先生の本がちゃーんとあります。
もちろん、こちらを読んだ上で、計画してやりました!
この通りではなく、あえて自分とクラスに合わせ、タイミングも考えて、初日の最初に、プチリフォームプロジェクトとして行いました。
やり方は、校庭での始業式を終えて初めて教室に入ってきた子どもたちに向けたこの板書からスタート。
初日までに教師がやっておくべきと思われていること&初日やることを、
子どもたちの活動にしてしまいます。
ここには、ママ先生ならではの時間のなさもちらほら関係していますが・・・
今回はあえて、あんまり準備しないでおきました。
実は、机も、春休み中の教職員の机椅子作業の時のまんまにしておいたら、
学年の先生が見かねて始業式前日の夜に並べてくれたようで・・・!
なんか、申し訳なかったです・・。
そんなこんなで、教室での最初の学活は、プチリフォームプロジェクト!
①サイコーに読みやすい、ステキな本棚チーム
②キレイに!ぴったり!使いやすく!名前シールチーム
③力仕事はお任せ!教科書はいたつチーム
④習字ホルダーを、見やすく、まっすぐ、丁寧に!掲示チーム
の4チームに子どもたちの希望でチーム分けし、
約1時間かけて行いました。
嬉々として取り組む子どもたち。
私はその間、一緒に教科書を運んだり、
「ありがとう!」って言いまくったり、
子どもたちの様子を観察したり・・・
まだ整理が終わらなかった本棚チームの子どもたちから、
「まだやりたい!」
の声が上がり、休み時間にも、
他のチームの子たちも入り混じり、
サイコーに整然とキレイな学級文庫が出来上がりました。
なんと、書名を50音順に並べていました・・・そりゃあ、時間かかるわな・・・でも、すごい!!
名前シールも、本当はテープを切って名前を書かせるところからやろうと思っていたのですが、学年の先生が気を利かせて全クラス分の名前シールをテプラで作成してくれていたので、それを貼らせるだけとなりましたが、それでも子どもたちは胸を張ってやっていました。
本当なら10分以上かけて放課後などにやる作業であろう、教室背面の個人フォルダー掲示も、子どもたちにお願いして、素晴らしくキレイに貼ってもらえました。
低学年ではここまでやらせられなかったなあ・・・
としみじみ。
あまり大きな声では言えないけど・・・
(心の声)「わたし、超楽チン!!!!!」
あ、楽しようとして・・・ではないですよ!
子どもたちが自分たちの教室に愛着をもち、
これからの学習活動へのオーナーシップをもつための第1歩として!です!!
そして、その目的はしっかり遂げられたようでした。
子どもたちの目の輝きを見れば、一目瞭然。
やっぱり、仕事を任されるって、そして少しでも自分裁量があるっていうのは、
人をイキイキさせますね。
うちのもうすぐ3歳になる娘も最近、
「アタシにまかせて!」「これは、〇〇(自分の名前)の仕事!」と言って、
一生懸命タオルをたたんでいます。
ステキです!
次回は、 「2 ペアくじ」について、書きます。
ママ先生の、「FUN!FUN!3DAYS」!!①
さて、学級のことを書いてみたいと思います。
今年度は、5クラスある四年生!そして、特殊なのは、クラスは完全に三年生から持ち上がりなんだけど、担任が変わったということ。
色々、三年生の時のルールを大切にしており、しっかり守れる子どもたちに、最近低学年ばかりもっていた私はびっくり。ほめてばかりの一週間でした。
そして、色々な事情もあり・・・そしてクラスの雰囲気から直感的に、このクラスはほめる中心で、叱るのは慎重に行うべきだと感じました。
そんな、これまでにない実態のクラスでの、スタートについて書いてみたいと思います。
黄金の3日間ならぬ、ママ先生の、「FUN !FUN! 3 DAYS」です〜
今年度、やったこと、今、継続してやっていることはこんな感じです。
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☆ママ先生の、「FUN!FUN!3DAYS」☆
1 プチリフォームプロジェクト
2 ペアくじ
3 アイランド型&ぽっかぽかコーナー(ぺんぺん&じんべいちゃん)
4 シャベリカでワクワクトーク
5 読み聞かせ
6 お掃除プロ制度
7 ちょこっとボランティア
8 振り返りジャーナル
9 アイスブレイク・インプロゲームアクティビティ
10 ワークショップ型の学び
11 鬼ごっこ・Sけん・サークルでみんなではい、ポーズ!
12 自主学習ノート
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こうやって書いてみると、いかに岩瀬先生に影響受けているかわかります・・・
岩瀬先生、様様です!
以上に挙げたような岩瀬先生の本家本元の実践について詳しくは、これらの本にあります。
ちなみに・・・
岩瀬先生の実践について初めて学ばせていただいてからかれこれ5〜6年経ちますが、
どれも、目の前の子どもたちに合わせて実施していくことがとっても大切だと感じています。
ただ、面白そうだと思ってがむしゃらにマネっこした始めのころは、あまりうまくいかなかったり、継続できなかったり・・・していました。
コツは、先生も子どもたちも、楽しみながらやれる、余裕をもてること、そして、子どもたちの反応や実際に合わせて、様子を見ながらちょっとずつ始めることかな〜と思います。
そんなわけで
1〜12に挙げたものについて、じゃあ、実際にどんな感じで今年度始めたのか、そしてどんな風に継続していこうとしているのか、次回から少しずつ書いていきたいと思います。
うちの娘ちゃんも、新しい2歳児クラス、楽しくてしょうがないみたいです!
「FUN!」が一番ですね〜!
ママ学年主任チャレンジ ② チームでビジョン共有「みんなで学年経営方針を作ったよ!」
「学年経営方針」
というと、
「学年主任が学級経営方針以外にプラスでつくんなきゃなんないもの・・・」
「なんか学年主任が作っているもの・・・」
「でも読んだことない・・」
みたいなイメージでした! 活字にするとヒドイ・・・
完全に自分と関係ないもの的な存在でした。大反省。
これまで主任としてお世話になった先生方にすみません・・・
完全にお任せしていました。
学年をチームとしてちゃんと運営して行くなら、この、学年経営のビジョン共有こそが最も先にやるべきことなのでした。
そんなわけで、クラスが三年生から完全に持ち上がりの新四学年チームは、
みんなで学年経営方針についてミーティングを行いました!
やり方としては・・
①まずは、年度末に、元三年生の担任団一人一人にアンケートにご協力いただき、
子どもたちの良さと課題、それぞれについて挙げていただきました。
②それをまとめたものを資料として提示しつつ、新四年担任団で、そこから考えられる、「1年間で目指したい姿」をピックアップ!
③さらに、話し合っている途中に、1人の先生が、「子どもたちの実態から考えるだけでなく、私たち教師それぞれが考える、‘目指したいもの’も取り入れたい」という素晴らしいアイディアを出してくれたので、そこからプラス、一人一人の教育観的なものも話し合いました!
④次に、出てきたものを、カテゴリー分け
⑤最後に、子どもたちにも分かる言葉で、学年目標にまとめました!
パンパカパーン!
そして生まれたのが、これ。
「Go for it !〜目標に向かって進もう!〜」
・よく見て、よく聞き、考える子
・相手の気持ちを考える子
・めあてをもち、最後までやりぬく子
「Go for it !」は、学年だよりのタイトルでもあります!カッコイイ〜
3つの「〜な子」、のフレーズは、よくある内容かもしれませんが、
その背景に担任5人の1時間ちょいの熱い語り合いが隠されています。
共有したかったのは、まさにその背景。
すかさず、その熱い語り合いの内容を、ロジックツリーで構造化してまとめ、次の日に担任団に配付しました!きっとみんな、これを参考にして学級経営方針を立ててくれることでしょう!?もちろん、私は、完全にこれで、学年経営方針を作成します!
みんなの目指す方向がくっきり、はっきり明確になるっていうのは、
すっごくイイですね。気分がスッキリします。
5人の間にある壁が、また少し薄くなった気がしました。
あまり関係ないですが・・・
職員室の机の上がやっと、いつものPCだけの状態になりました!
「物は置かない派」。ここ数年やってます。あ、育休からの復帰後からです!
机上に物がなくなったら、不思議なくらい、気分が楽になりました。
ぜひ、嘘だと思ってためしてみてください!!
だいぶメンタルにいいと思いますよ!
ママ学年主任チャレンジ ① 学年、キックオフミーティング!
ママ学年主任の新年度スタート・・・・それはまさしく一分一秒の世界・・・!
お菓子を食べるスキもないので、ちょっとダイエットになったかも!というくらい。
やっとこの週末、ほっと一息ついてます。
なんてったって、ただ学年スタートするだけでなく、4月の箱根遠足、6月の社会科見学(浄水場と清掃工場のなんと2カ所!!地域の事情で一気に行く!)の予約、下見、申し込み、諸手続き、旅行会社との打ち合わせ、資料作成、引率者との打ち合わせ・・・・!
日程調整だけで鼻血が出そう!!!
休み時間にも電話かけまくったり資料作成したりの大忙しの一週間をようやく乗り切りました〜とほほ・・・
さてさて、①学年のキックオフミーティングのことを書いてみます!
まずは資料作り。
かなり忙しい私たちは、口頭で打ち合わせることもいっぱいあるけれど、
紙面などに残しておかないと、そのあまりの大量の情報にどんどん流れて行ってしまう、ということがあります。
なので、ここぞという大事な部分での資料作成には、力を入れようと決めました。
これはまた、キックオフミーティングの大事なプログラムデザインでもあります。
こんな感じで作りました〜。ちょこっとだけご紹介すると・・・
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「 ワクワク4年生! 学びのデザインを楽しもう
〜一人ひとりの「好き」や「強み」を生かして〜 」
1年間、どうぞよろしくお願いいたしま〜す!
- 学年経営方針☆
<教師編>
互いの「好き」や「強み」を生かし、アイディアを出し合う、
個性豊かな チーム4年生 !
- 仕事の仕方改革
- 全部をきちんと、すばらしい実践にしよう!・・・ではなく、ここぞ!というところに力を入れる、メリハリのある学年経営、学級経営
- 「ここぞ!」は、担任一人ひとりの「好き」や「強み」にもとづいた、こだわりたい学び や、学年で実施する学年行事など
- できるところはどんどんスリム化、効率化し、
☆ 先生自身が元気に、毎日を楽しむ!! ⇒ 子どもの前に安定して立つ
⇒ 子どもたちに良いモデルを示し、子どもたちの安定につながる
- お悩みはチームで共有、解決!!
- ささいなことでも、「どうしよう」「困ったな〜」は、みんなに相談
- もちろん、保護者がからんだり、他学年にからんだりするトラブルは、即相談
- 反対に、「こんないいことがあったよ!」「こうしたらうまく行ったよ!」もシェアし合い、良いものはどんどん取り入れていこう〜
- 自作のワークシートなんかも、みんなでシェアしよう
→ 時短に!!!なんと、「スーパー〇〇教材(昨年度の先生が作った)」が使えます!!
○ 持ち上がりの良さを利用していこう!
○ 学年会の持ち方について
…毎週月〜水あたりで時間を見つけてやりましょう。うまくスキマ時間を活用していこう〜
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と、こんな感じです。
今年度は四年生で、5クラスの大所帯!!
この後、お菓子を食べながら、5人の担任の自己紹介タイムを取りました。
テーマの「好き」や「強み」について、お互いが話しました。
場も和み・・・役割分担もそれに沿ってスムーズに決まりました〜。
小学校って、行事もいっぱいあるし、教科もいっぱいあるし、年間通して目まぐるしくいろんなことがあります。
だからこそ、最初に年間の見通しを持ち、役割分担でそれぞれの場面でのリーダーを決めておくことで、安心できるかなーと思いました。
校内研や学習発表会、運動会各種目の担当も決めちゃいました!
これでゆっくり、時間のあるときにそれぞれが考えることができます。
その場その場でしのいで行くのは、やはりしんどいですから。
それぞれの「好き」や「得意」、「学びたい!」で担当を決めたので、
きっとそれぞれいいものができると思います。楽しみです。
ウチの娘ちゃんも、無事、2歳児クラスに進級しました!
お姉ちゃんパンツにも、チャレンジ中です!!
ママ学年主任すたあと! 〜定時出勤定時退勤のために1分1秒の世界で奮闘中〜
新年度がスタート、初めの2日間(実質3時間)を終えました。
今年度は4年生(2度目)、そして初の4月からの学年主任です。
以前、年度途中からやったことはありましたが、きちんと4月からやるのは初めてです。
産・育休からの復帰後3年目になりますが、これまでの2年間は、学年主任におんぶにだっこの2年間だったということがよお〜く分かりました!!
かなり仕事量も使う神経の質も違います。
ああ、ありがたかったなあ〜!!!
学年担任団5人(5クラスの大所帯!!)のファシリテート、やんわりチームビルディング、年間の見通しを立ててみんなでやるプログラムデザイン、初めの1学期分の具体的な検討、4月早々にある遠足の計画・下見・渉外・細々とした内容検討に旅行会社との打ち合わせ・・・・
自分の学級の準備は一番後回し!!(笑)なので、
今年度は、初めからかなり子どもたちに任せています。
これが、とってもいい感じ!!詳しくはまた後日書いていきます。
まさに、「一分一秒の世界」で勤務時間内の職員室での限られた時間を過ごしています。お菓子をパクつく時間もない・・・
今は、新年度なので、こんな感じなんだろうな〜、しばらくして落ち着いたら、もう少し余裕が出てくるかな、と思ってます。
でも・・・・
かなり、楽しいです!
やっぱり、言われたこと、ではなく、
なんでもまず自分で考えて計画し、実行に繋げられるということは、
かなり楽しい!!ということを実感中です。
めちゃくちゃ忙しくなってしまったけど、やりがいがあります。
そして、何より、支えてくださる学年の先生方への大大大大大大だいだいだい感謝!!
そんなわけで、これから、「ママ学年主任新年度チャレンジシリーズ」を書いて行きたいと思います。
今ざっと思いつくのはこんな感じ。
<学年経営編>
○チーム(学年担任団)の「キックオフミーティングのこと!」
○チームのビジョンの共有!「学年目標をみんなでつくったよ」
<学級経営編>
○ママ先生クラスの、黄金の3日間ならぬ、「FunFun3DAYS!!」
時間を見つけて書いて行きますので、ぜひぜひ、お楽しみに。
さあ〜て、たまった仕事を片付けるか〜
リフレクションをリフレクションする!
新しいチャレンジがあり、慌ただしい春休み・・・
3月の平日最終日である昨日は、元町でリフレクションについてのグループインタビューに参加してきました。
以前から書いているように、日々のリフレクションは、東北福祉大学の上條先生をメンターに、仲間と3人で一緒に書いています。
昨年7月から開始した「書くリフレクション」について、昨日はとってもオシャレな街、元町でオフ会して、お話してきました。
上條先生のインタビューを受けて話したり、仲間二人の話を聞いたりすることで、改めて考えたり、発見したりすることがあったので、書いておきたいと思います。
「書くリフレクション」を継続してみて・・・
①授業づくりの準備や生活についての考えと実際
○家では、スッパリ、自分の子どもの前で仕事はしない。
理由は、片手間では仕事に集中できないことと、子どもに寂しい思いをさせたく
ないから。子どもが寝ている時のみ、家で仕事や自分の学びの時間をとる。このメ
リハリがはっきりついた。
これにより、必然的に教室で子どもたちがいる時間に、休み時間に限らず、授業
中でも、仕事をしている。そして、7:40頃の出勤、定時退勤を死守している。
○その場その場で子どもたちの実態に合わせて授業づくり
以上からもわかるように、じっくり時間をとって授業づくりや準備を行うことは
できない。その授業の中で、目の前の子どもたちの実際から、次時はこうしよう、
とその場で教材づくりをしたり、授業構想のメモを取ったりする。また、子どもた
ちの自立学習の間に、次の単元の構想を作ったりする。
その単元の目標、身につけさせたい力を参考に、教科書の扱い方や、クラスの子
どもたちの実態を踏まえて単元の流しかたの大枠を作る。あとの細かい内容は、そ
の場その場で子どもたちに合わせながら作っていく。
リフレクションを書くようになってから、より、その場その場で即興的に動くこ
とが多くなってきたように感じる。リフレクションでは、良い面を見つけて振り返
ることから、その瞬間瞬間の子どもたちの表情や様子をよく見るようになり、それ
に合わせて授業づくりをしていくようになっていったと思う。そしてそれにより、
確実に子どもたちが成長していったことを実感する。
②「書くリフレクション」の良さ
○地に足のついた実践を一歩一歩、積み重ねていくことができた
「良さ」に焦点を当てることで、子どもたちの「今、ここ」に集中するように
なった。それにより、自然に、「今、ここ」をベースにして着実に一歩一歩進ん
でいく、地に足のついた実践を行い、積み重ねることができた。今年度ほど、子
どもたちの成長を実感できたことはなかったかもしれない。
○メンタルの安定に
どんなにうまくいかなくても悩んでも停滞しても、「良さ」にこだわってリフ
レクションをしてきたことで、ネガティブにはまることがとても少なかったよう
に思う。「まあ、いっか。なんとかなるさ。」「じゃあ、ひとまず、次はこうし
てみようっかな。」「こういうことも、あるさ。」「停滞するのは、当たり前の
こと。」という風に、考えられるようになった。
ネガティブな現象を、ポジティブな発見のきっかけとして書くことも!
どんなに小さな「良さ」でも、深掘りしていくと、発見がある。「良さ」から
学ぶことで、ポジティブになれる。精神的に安定することを実感した。
③「価値観の違い」に触れることの面白さ
○仲間から学ぶ・仲間の貴重さ
同じ方向に価値を感じている仲間との励まし合いながらのリフレクション。共
通項もあるけれど、突き詰めていくと、やはり価値観には違いがある。そこがと
ても面白い。それぞれが目指すもの☆(ホシ)をもっており、常にそれを据え
て、ブレずに実践を行っている。
「書くリフレクション」を継続するのには、仲間とメンターの存在は欠かせな
かったと思う。その存在がとても大きな励みになった。
○独りよがりにならない、客観性
一人で「書くリフレクション」を行うと、自己満足ループに陥ってしまう恐れ
があると思う。仲間やメンターに発信し、読み合うことが前提であるので、「読
まれる」ことを意識して書くこと自体、既に一歩客観的な視点を持てるし、さら
に仲間からのフィードバックやメンターからの質問を受けて自分では気づかなか
ったことを発見する機会にも恵まれる。
○自分の☆(ホシ)を再確認
自分の☆(ホシ)である、大切にしたいこと、目指したいもの、実践の根底に
常にあるもの、を再確認した。それも、3人3様!
私の☆(ホシ)は、やっぱり、「自立した学び手を育てること」みんなが、学
び方を身につけ、自分なりの学びを自分で進めることができるようになること。
そして、自分の「好き」を追究していけるようになること。それにより、学びの
楽しさを感じて欲しい。そのための、「場づくり」にやはりこだわっていきた
い。
新年度も、リフレクションを継続し、新たな「行為の選択肢の拡大」をねらっていきます!