本格的に、ライティング・ワークショップを開始しました☆
本格的に、というのは、断片的には、すでにもう数年、やってきてはいるということです。でも、これまでは取れても週1レベルで、「ライティングをやっています」と自信をもって言えるほどではありませんでした。
現在、小学校2年生の担任をしているのですが、今回、国語で物語を書く単元があり、そこそこな時間数で取れるので、週5時間程度、2〜3週にわたってライティングをやれるまたとないチャンスなのです!(なので、今回は物語しばりですが)
ついでに(?)今年度10年次研修があたっていて、その研究授業として周囲に発信してみようと考えています。
この研修が、昨年度から、それまでとは少し変わったようで「積極的に校内の同僚に向けて授業を公開し、勤務校全体の授業改善に寄与する」というような趣旨の研修内容・方針を大々的に掲げているのです。
というわけで、本時の2週間前に指導案を配付し、頭紙をつけて研修の趣旨を説明し、「私自身が研究しているワークショップ型の「書く」の授業を、本時だけでなく単元の全時間を公開します」と書いてみました。
果たして、忙しい先生たちが、どれだけ関心を示してくれるかわかりませんが、とにかく、校内研の内容とは少し異なる私の実践を、「こんなのもどうでしょう?」と発信するよいきっかけにしたいと思っています。
金曜日に第1時を実施、スタートしました。
本時に見に来てもらえるはずの学年の先生方に分かりやすく、子どもたちにも学習の積み重ねが実感できるよう、これまでの国語の学びを随所に生かせるようにミニ・レッスンと内容を構成しました。
・これまでたくさん活用してきたイメージマップで登場人物と物語の舞台をイメージ化したり、
・「大すきなもの、教えたい」という単元で学んだスピーチメモを、物語の展開を構想するメモにしたり、
・「お手紙」で学んだ感情曲線(うちのクラスだけかも)から、お話の盛り上がりを考えたり、
・運動会の作文で挑戦した、最も印象深い場面を詳細に描写する技(これもうちのクラスだけかも)を入れたり・・・。
という感じで、わりと綿密に構想を練りました。これは、お茶の水女子大学附属中学校の国語教諭、渡辺先生に教えていただいた、プロジェクト型の学びのプログラムデザインに大いに影響を受けていると思います。
ワークショップの自立した活動内における子どもたちの活動・学びの質をできる限り上げたい!
金曜に行った第1時は、大単元(物語を書く)としての活動の評価基準や、活動の見通しを立てることを全体で共有、さらに登場人物と物語の舞台をイメージマップで構想するミニ・レッスンまでを行ったため、10分ほどしか活動に移れていないのですが、次回からは活動メインのワークショップ型で進めていきます。
思いっきり、カンファランスをします。子どもたちも楽しんでいますが、わたしもめちゃくちゃ楽しみです。
またご報告します☆