チャレンジ!お掃除プロ制度 〜ママ先生の、「FUN!FUN!3DAYS」⑥
お掃除プロ制度は、実は、チャレンジするのは2度目です。そして、1回目は見事に失敗しています・・・・!
今年度は、やれそうな気がする!という直感で、トライしました。
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☆ママ先生の、「FUN!FUN!3DAYS」☆
1 プチリフォームプロジェクト
2 ペアくじ
3 アイランド型&ぽっかぽかコーナー(ぺんぺん&じんべいちゃん)
4 シャベリカでワクワクトーク
5 読み聞かせ
6 お掃除プロ制度
7 ちょこっとボランティア
8 振り返りジャーナル
9 アイスブレイク・インプロゲームアクティビティ
10 ワークショップ型の学び
11 鬼ごっこ・Sけん・サークルでみんなではい、ポーズ!
12 自主学習ノート
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お掃除プロ制度は、やはりこれも、岩瀬先生の実践です。 いや〜、改めて、岩瀬先生、すごい人です。
1学期間、自分で選んだ場所を、責任をもって掃除するというもの。
そして、掃除プロ免許状を発行します。
掃除の仕方、役割分担なども自分たちで決めて行います。プロになるために、様々な工夫も考えて取り入れていきます。
私が初めて行って失敗したのは、怖いもの知らずの一般級2年目で、しかも異動したてでした。
そしてクラス替えしたばかりのピカピカの2年生。私自身も全くもって指導力未熟な頃です。
今考えれば、かなり躊躇するシチュエーションでした。
以前も書きましたが、岩瀬先生の実践は素晴らしいものばかりですが、真似してとにかくやってみれば同じようにうまくいくもの、、、ではない、と思っています。
大事なのは、目の前の子どもたちに合わせて少しずつやっていくこと。
あの頃は、まだまだ全然それがわかっていませんでした。
もちろん、2年生でもよくできる子はどんどん掃除が上手になっていき、目をキラキラさせて掃除プロを目指してがんばっていました。たくさんの子が、主体的に動く姿が見られました。
しかし一方で、数人の子たちが、どうしたらいいかわからず、遊んだり、喧嘩したりとトラブルを起こすようになりました。
個別に声をかけたり、個別に教えたりと色々な策を講じましたが、結局うまくいかずに、次の年からはやめてしまいました。
特に低学年では、いきなり自主性に任せる・・・と言うような、単に手放すと言うことでは、うまくいかないのは明白です。
昨年度、一昨年度は、1・2年生を担任しましたが、何を行うにしても、かなり計画的に、段階を踏んでスキルを習得させ、自立させて行くという方法を取りました。
そのような経験を踏まえた上で、今年度は、子どもたちの様子を見ていて、できそうだと直感し、お掃除プロ制度に再チャレンジしています!
やり方は、こうです。
1 お掃除プロ制度について、説明します。説明に使った資料の一部が、こんな感じ。
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☆めざせ!「おそうじプロ」大作戦 〜自分たちで考えてそうじする!〜
- 1か月、同じ場所をそうじする
- 自分でえらんだ場所を、せきにんをもってピカピカにする
- チームで役わりを平等に決め、きょう力してそうじする
☆そうじプロ とは・・・
○1か月後、同じそうじ場所の中で0〜1人を、話し合いで決める!
○プロめんきょじょうがもらえる!!
☆プロの 4つの じょうけん
1 かんけいのない話をしない
2 はしっこ・すみっこまで
3 終わりの時間まで、できることをさがしてやる
4 <手じゅん>に書いていないことを見つけてくふうする
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やり方は、いろいろ学校事情を踏まえて作成しました。
なので、岩瀬先生のやり方とは少し変えています。
こんな感じで説明した後、子どもたちで掃除場所の希望をとり、決め、
早速チームごとに作戦会議!
その様子は、真剣そのものでした。
掃除も2週間弱、
せっせとがんばっている姿がたくさん見られています。
もう少ししたら、第1回目のプロ認定!
チーム内で決めてもらうことにしています。
毎日一緒に掃除している人が、一番よく見ていると思うのと、
エリア担当制と言って、私が、クラスの子達の掃除場所の担当ではない!のです・・。
別の先生が見てくれています。その先生の話も参考にしたいな〜と思ってます。
そして、徐々に、岩瀬先生がやられていた、掃除場所を、より使用しやすい、気持ちの良い、楽しい場所にするための工夫をする、と言うのも取り入れて行きたいと思ってます。それは、できる場所とできない場所があるかな〜と思って、どうやって取り入れていくか、今、密かに検討中です・・・。
いかに楽しく、やりがいを感じながら、継続し、発展させていくか。
それも、私自身が楽しみながら、やって行きたいと思います。
より良く変化させていく、この仕事で、これほど楽しいことはありません!
また、経過を報告します。
3歳まであと1ヶ月の娘ちゃんは、とうとう自分からお片づけをするようになってきました!
人の成長って、ホント、すごいですよね・・・。
次回は、ちょこっとボランティア、振り返りジャーナルについて書きます。
ペアくじでみんななかよし大作戦!〜ママ先生の「FUN!FUN!3DAYS」③
2の、「ペアくじ」について書きます。
ペアくじは、昨年度ずっと続けていたので、以前の記事でも結構触れていますが、
あらためて書いてみたいと思います。
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☆ママ先生の、「FUN!FUN!3DAYS」☆
1 プチリフォームプロジェクト
2 ペアくじ
3 アイランド型&ぽっかぽかコーナー(ぺんぺん&じんべいちゃん)
4 シャベリカでワクワクトーク
5 読み聞かせ
6 お掃除プロ制度
7 ちょこっとボランティア
8 振り返りジャーナル
9 アイスブレイク・インプロゲームアクティビティ
10 ワークショップ型の学び
11 鬼ごっこ・Sけん・サークルでみんなではい、ポーズ!
12 自主学習ノート
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2 ペアくじ
このペアくじは、「あるといいながある!横浜share’s」(仲間と一緒に約七年ほど続けている学びの会です)の仲間、青ちゃんの話を元に作成しました!
岩瀬先生のと同じで、参考にはしていますが、やはり、完全に同じにはしていません。
なんでも、ヒントを得たら、自分流にアレンジすることがコツかもしれません。
ペアくじは、その名の通り、ペアを決めるためのくじです。
ペアって、学習でよく使う用語ですよね。「隣の人と話してごらん」「ペアで相談してごらん」とか。
わたしも、以前は、ペアといえば隣同士の席の子、と思っていましたが、
あるセミナーで岩瀬先生が、「人間関係の流動性を確保する」という話をしていたのを聞きました。
そしてそこに一緒にいた青ちゃんから、
「うちは毎日くじ引きでペアを決めてるよ!」
と教えてもらい、目からウロコ!だったのです!
なるほど!それはいい!!と思ったら即教材づくり!
そして、今に至ります。
わたしの考えたやり方は・・・
洗濯バサミのくじです。
まずはダイソーでカラフルな洗濯バサミを買ってきました。
そして、同じ番号を2つずつ洗濯バサミに書いていきます。
クラスの人数分の数ができれば、OK。
何か袋に入れて、名札入れの近くにぶら下げておきます。
毎朝登校したら、名札をつけるのですが、その時に一緒にクジを引きます。
自分の番号を覚えておき、ひいたくじはすぐに名札入れに挟んでおきます。
そして、朝の会の時に、ペアと一緒に座ります。
簡単でしょう?
これで、毎日ペアが入れ変わります。
このペアは、いろんなところで1日中使います。
・授業のミニ・レッスンの時に前に集まる際に、一緒に座る
・授業のミニ・レッスンのペアトーク
・体育のペアでの活動
などなど・・・
1日を通して、ペアで話す時間、いっぱい取りますので、
いっぱい、2人で話すことになります。
しかもかなり近距離で。
心の距離も縮まるんじゃないかな〜って、見ていて思います。
これが、毎日、くじでペアが変わるので、学期の終わり頃には、
もうほとんどの子とペアを組んでいる感じになります。
すると、ぐっと、クラスの場の緊張が和らいだ感じになります。
これ、実際にやって見ないとわからない感覚かも・・・。
おすすめです!
今年度のクラス、4年生だというのに、3年生の時の担任の先生の存在が大きすぎて、
なんでも、「先生、先生!」なんです。
1年生よりも先生アピールがすごい・・・
昨年度の2年生は、1年生の時から2年間持ち上がりで担任しましたが、
「先生、先生」は早々になくなり、
最後の修了式のお別れは、
「みんなで、2年2組、ありがとー!って叫んでお別れしたい」
というある男の子のアイディアで、
青空の下、みんなで「みんなありがとー!」って爽やかに叫んでさよならしました。
ペアくじで、今のクラスも変化していくはずです。
楽しみです!
次回は
3 アイランド型&ぽっかぽかコーナー(ぺんぺん&じんべいちゃん)
について書きます。
ド定番!とっても楽しい、シャベリカと読み聞かせ 〜ママ先生の、「FUN!FUN!3DAYS」⑤
もう、ド定番になっている、シャベリカと読み聞かせについて、書きます。
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☆ママ先生の、「FUN!FUN!3DAYS」☆
1 プチリフォームプロジェクト
2 ペアくじ
3 アイランド型&ぽっかぽかコーナー(ぺんぺん&じんべいちゃん)
4 シャベリカでワクワクトーク
5 読み聞かせ
6 お掃除プロ制度
7 ちょこっとボランティア
8 振り返りジャーナル
9 アイスブレイク・インプロゲームアクティビティ
10 ワークショップ型の学び
11 鬼ごっこ・Sけん・サークルでみんなではい、ポーズ!
12 自主学習ノート
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4 シャベリカでワクワクトーク
ド定番!と書きましたが、以前もシャベリカのわくわくトークについて触れました。
今年度のクラスでの、朝の会の様子も一緒に紹介します。
朝の会は、まず時間になったらミニ・レッスン広場に集まり、
今日のペアと一緒に座ります。
1 ハイタッチであいさつ
2 健康観察とわくわくトーク
3 全体シェア(番号順に1日3人)
4 先生の話
といった感じ。
2の、「健康観察とわくわくトーク」でシャベリカというカードを使います。
トランプなんだけど、真ん中に、ちょっとした話題、テーマが書かれています。
例えば、
「総理大臣に一言!」
「どうしてもこだわってしまうこと」
「おふくろの味、といえば」
「もし100万円あったら」
などなど・・
思わず、クスッとなっちゃうような、楽しい話題がたくさん。
アソビジというところで作っています。
その日の日直が、代表でカードを引き、お題をみんなに伝えます。時間は2分で、
健康観察も兼ねているので、「元気〜?」からスタートします。
にこやかな、ペアトークのひと時です。
その後のシェアも、みんなで和気あいあい。
温かい空間だなあといつも感じます。
5 読み聞かせ
読み聞かせは、こちらも大定番です。
現任校では、朝、週に2回、10分の朝読書タイムがあります。
そこで、昨年度もそうでしたが、みんなミニレッスン広場に集まり、読み聞かせをしています。
今年度のスタートは、国語であまんきみこさんの「白いぼうし」という物語がちょうどあるので、「白いぼうし」の、「車の色は空の色」松井さんシリーズの本を読んでいます。
ちょうど「白いぼうし」が載っている本。
挿絵もとっても可愛くて、子どもたちも釘付けです。
そうそう、第1回目の読み聞かせは、「白いぼうし」の部分を読みました。
この読み聞かせ後に、すぐ音読カードを配布して、音読もスタート。
読み聞かせ中は、少し難しい言葉などは、どんどん途中解説も加えちゃいます。
これから、要所要所で、辞書引きも加えてみてもいいかな、と思っています。
語句だけでなく、内容についても、時々止まって、
「どうなると思う?」
「なんでだと思う?」
と尋ね、ペアで話してもらったりもします。
これは、様々な本や、様々な先生がたが紹介している、「対話型の読み聞かせ」です。
岩瀬先生の信頼ベースの講座でもやっていました。
それから、ブログでも書かれています。
白いぼうしを初めて読み聞かせした時は、
「あの女の子は、本当はちょうちょだった!」
「いや、女の子がちょうちょに化けたんだ!」
「いや、女の子はちょうちょじゃない」
という3つの考えが出されていきなり場が白熱し出し、かなりびっくりしました。
「だって、女の子が、道に迷ったの。疲れてしまった・・・と言っているよ。だから、ちょうちょがお家に帰れなくて、タクシーに乗ったんだよ。」
なーんて、いきなりグッと深読みする子も。
もうすでに授業みたいな雰囲気。
時間も限られていたので、
「まあまあ、この続きは国語の時間にね。」
なんつって、白熱議論を終わらせちゃったりもしました。
私の中では、もっとほっこり温かいイメージが対話型読み聞かせにはあったのですが、
今年度は、イメージを覆されそうです・・・・。
ちなみに、最近、おしゃべりが上手になってきたムスメにも、
対話型での読み聞かせ、やってます。
まさに夕べもやりました。
アンパンマンが、ばいきんまんにやられそうになってる、ちょっぴりピンチの場面で、
「どうなると思う?アンパンマン、大丈夫かな?」
と聞いたら、
「ダメだと思う。」
と即答(笑)
ちょっと、楽しかったです。
次回は、
6 お掃除プロ制度
について書きます。
教室は、リラックススペース!?〜ママ先生の、「FUN!FUN!3DAYS」④
アイランド型って?
聞きなれない響きだと思います。わたしもそうでした。
いわゆるグループの形です。違うのは、常にグループの形にしておくっていうこと。
もちろん、前向きのいわゆる普通の机配置になることもありますが、ベースがグループの形なのです。常に、なので、アイランド型っていうのかな?と、勝手に思っています。
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☆ママ先生の、「FUN!FUN!3DAYS」☆
1 プチリフォームプロジェクト
2 ペアくじ
3 アイランド型&ぽっかぽかコーナー(ぺんぺん&じんべいちゃん)
4 シャベリカでワクワクトーク
5 読み聞かせ
6 お掃除プロ制度
7 ちょこっとボランティア
8 振り返りジャーナル
9 アイスブレイク・インプロゲームアクティビティ
10 ワークショップ型の学び
11 鬼ごっこ・Sけん・サークルでみんなではい、ポーズ!
12 自主学習ノート
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3 アイランド型&ぽっかぽかコーナー(ぺんぺん&じんべいちゃん)
やはり、これも、初めは岩瀬先生の影響でした。
これは、①で紹介した、『クラスづくりの極意』(岩瀬直樹 著)の中で紹介されている、岩瀬先生のクラスの教室レイアウトです。
アイランド型は、こんなイメージです。
わたしの教室が少し違うのは、
・黒板前に、ミニ・レッスン広場のスペースを空けていること
・図書コーナーが、畳じゃなくてウレタンマットなこと
などかな?クールダウンチェアもないな。ぬいぐるみは、ちゃぶ台の上に置いてます。
さて・・
アイランド型、数年前に実際にやってみるまでは、なんだか少し抵抗がありました。
なんの抵抗だったかは覚えていませんが・・・。
でも、やってみたらどっこい、すっごくいいなあと思いました!
・「子どもたちが対話し、学び合うこと」は当たり前
・「子どもたちが主体的に学ぶ」は当たり前
・「アクティブラーニング」は当たり前
という風に、なりますよ!
こちら側の、教師側の意識がまず、変わります。
・聞く姿勢が全員ピシッと揃っていないことを、気にならなくなります
・一斉指導を短く済ませ、子どもたちの活動の時間を作りたくなります
・全体を見るだけではなく、個を見るのがもっともっと当たり前になります
不思議なことに、机の配置を変えるだけで、本当にこんな感じになります。
ミニレッスン広場というのは、黒板前にみんなが集まれるスペースを空けているところです。
そこは、朝の会でみんなが集まったり、(近々サークルになります)
学習の際に一斉指導する時に集まったり、
みんなで何か話し合う時に集まったり、
特に黒板を見て何かやりたい人が机を移動してきてやったり、
あるグループが話し合いに使ったり、
少人数を集めて少人数指導をしたりします。
ぽっかぽかコーナーというのは、岩瀬先生のクラスの教室レイアウトにある、畳の図書コーナーのことで、
前のクラスでもぽっかぽかコーナーという名前でやってました。
大きめのウレタンマットを敷いて、学級文庫の前に作ります。マットの上にちゃぶ台をおいて、その上にクラスのマスコット的な存在の、ペンペン(ペンギンのぬいぐるみ)とジンベイちゃん(ジンベイザメのぬいぐるみ)をおいています。
みんなここが大好きで、休み時間はいっぱいぎゅうぎゅうに座ってます・・・。
ここも、グループの話し合いに使ったり、
何かトラブルがあった時に「まあ、座ろうか」の場所になったり、
調べ学習の場所になったり・・・
なんでもコーナーです。
ふと後ろを見ると、そこにはペンペンとジンベイちゃんがいて、癒されます。
トラブルで「まあ、座ろうか」になった時に、
張本人にペンペンを渡したところ、抱っこして狐につままれたみたいな顔になってた(笑)なんか素直に話すようになったから不思議です。
ちなみに、専科の先生が入る時は、バッチリ前向きの隊形になります。
どちらもできる!というのが、理解を得られるカギです。
こんな感じ。
ちなみに、後ろにひょっこり写っているのは、座敷わらしではなく、うちのムスメです。週末、教科書事務(これがまた、大変!)のためにちょこっとだけムスメ連れて行った時に撮った写真。ぺんぺんとじんべいちゃん(後方ちゃぶ台の上のぬいぐるみ)を見つけて、さっそく遊びに行ってました。
次回は、
4 シャベリカでワクワクトーク
5 読み聞かせ
について書きます。
プチ・リフォームプロジェクトで学級びらき! 〜ママ先生の、「FUN!FUN!3DAYS」②
では、1から順に書いていきたいと思います。
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☆ママ先生の、「FUN!FUN!3DAYS」☆
1 プチリフォームプロジェクト
2 ペアくじ
3 アイランド型&ぽっかぽかコーナー(ぺんぺん&じんべいちゃん)
4 シャベリカでワクワクトーク
5 読み聞かせ
6 お掃除プロ制度
7 ちょこっとボランティア
8 振り返りジャーナル
9 アイスブレイク・インプロゲームアクティビティ
10 ワークショップ型の学び
11 鬼ごっこ・Sけん・サークルでみんなではい、ポーズ!
12 自主学習ノート
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1 プチリフォームプロジェクト
これは、完全なる初日の一番最初にやりました。
リフォームプロジェクトについては、岩瀬先生の本がちゃーんとあります。
もちろん、こちらを読んだ上で、計画してやりました!
この通りではなく、あえて自分とクラスに合わせ、タイミングも考えて、初日の最初に、プチリフォームプロジェクトとして行いました。
やり方は、校庭での始業式を終えて初めて教室に入ってきた子どもたちに向けたこの板書からスタート。
初日までに教師がやっておくべきと思われていること&初日やることを、
子どもたちの活動にしてしまいます。
ここには、ママ先生ならではの時間のなさもちらほら関係していますが・・・
今回はあえて、あんまり準備しないでおきました。
実は、机も、春休み中の教職員の机椅子作業の時のまんまにしておいたら、
学年の先生が見かねて始業式前日の夜に並べてくれたようで・・・!
なんか、申し訳なかったです・・。
そんなこんなで、教室での最初の学活は、プチリフォームプロジェクト!
①サイコーに読みやすい、ステキな本棚チーム
②キレイに!ぴったり!使いやすく!名前シールチーム
③力仕事はお任せ!教科書はいたつチーム
④習字ホルダーを、見やすく、まっすぐ、丁寧に!掲示チーム
の4チームに子どもたちの希望でチーム分けし、
約1時間かけて行いました。
嬉々として取り組む子どもたち。
私はその間、一緒に教科書を運んだり、
「ありがとう!」って言いまくったり、
子どもたちの様子を観察したり・・・
まだ整理が終わらなかった本棚チームの子どもたちから、
「まだやりたい!」
の声が上がり、休み時間にも、
他のチームの子たちも入り混じり、
サイコーに整然とキレイな学級文庫が出来上がりました。
なんと、書名を50音順に並べていました・・・そりゃあ、時間かかるわな・・・でも、すごい!!
名前シールも、本当はテープを切って名前を書かせるところからやろうと思っていたのですが、学年の先生が気を利かせて全クラス分の名前シールをテプラで作成してくれていたので、それを貼らせるだけとなりましたが、それでも子どもたちは胸を張ってやっていました。
本当なら10分以上かけて放課後などにやる作業であろう、教室背面の個人フォルダー掲示も、子どもたちにお願いして、素晴らしくキレイに貼ってもらえました。
低学年ではここまでやらせられなかったなあ・・・
としみじみ。
あまり大きな声では言えないけど・・・
(心の声)「わたし、超楽チン!!!!!」
あ、楽しようとして・・・ではないですよ!
子どもたちが自分たちの教室に愛着をもち、
これからの学習活動へのオーナーシップをもつための第1歩として!です!!
そして、その目的はしっかり遂げられたようでした。
子どもたちの目の輝きを見れば、一目瞭然。
やっぱり、仕事を任されるって、そして少しでも自分裁量があるっていうのは、
人をイキイキさせますね。
うちのもうすぐ3歳になる娘も最近、
「アタシにまかせて!」「これは、〇〇(自分の名前)の仕事!」と言って、
一生懸命タオルをたたんでいます。
ステキです!
次回は、 「2 ペアくじ」について、書きます。
ママ先生の、「FUN!FUN!3DAYS」!!①
さて、学級のことを書いてみたいと思います。
今年度は、5クラスある四年生!そして、特殊なのは、クラスは完全に三年生から持ち上がりなんだけど、担任が変わったということ。
色々、三年生の時のルールを大切にしており、しっかり守れる子どもたちに、最近低学年ばかりもっていた私はびっくり。ほめてばかりの一週間でした。
そして、色々な事情もあり・・・そしてクラスの雰囲気から直感的に、このクラスはほめる中心で、叱るのは慎重に行うべきだと感じました。
そんな、これまでにない実態のクラスでの、スタートについて書いてみたいと思います。
黄金の3日間ならぬ、ママ先生の、「FUN !FUN! 3 DAYS」です〜
今年度、やったこと、今、継続してやっていることはこんな感じです。
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☆ママ先生の、「FUN!FUN!3DAYS」☆
1 プチリフォームプロジェクト
2 ペアくじ
3 アイランド型&ぽっかぽかコーナー(ぺんぺん&じんべいちゃん)
4 シャベリカでワクワクトーク
5 読み聞かせ
6 お掃除プロ制度
7 ちょこっとボランティア
8 振り返りジャーナル
9 アイスブレイク・インプロゲームアクティビティ
10 ワークショップ型の学び
11 鬼ごっこ・Sけん・サークルでみんなではい、ポーズ!
12 自主学習ノート
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こうやって書いてみると、いかに岩瀬先生に影響受けているかわかります・・・
岩瀬先生、様様です!
以上に挙げたような岩瀬先生の本家本元の実践について詳しくは、これらの本にあります。
ちなみに・・・
岩瀬先生の実践について初めて学ばせていただいてからかれこれ5〜6年経ちますが、
どれも、目の前の子どもたちに合わせて実施していくことがとっても大切だと感じています。
ただ、面白そうだと思ってがむしゃらにマネっこした始めのころは、あまりうまくいかなかったり、継続できなかったり・・・していました。
コツは、先生も子どもたちも、楽しみながらやれる、余裕をもてること、そして、子どもたちの反応や実際に合わせて、様子を見ながらちょっとずつ始めることかな〜と思います。
そんなわけで
1〜12に挙げたものについて、じゃあ、実際にどんな感じで今年度始めたのか、そしてどんな風に継続していこうとしているのか、次回から少しずつ書いていきたいと思います。
うちの娘ちゃんも、新しい2歳児クラス、楽しくてしょうがないみたいです!
「FUN!」が一番ですね〜!
ママ学年主任チャレンジ ② チームでビジョン共有「みんなで学年経営方針を作ったよ!」
「学年経営方針」
というと、
「学年主任が学級経営方針以外にプラスでつくんなきゃなんないもの・・・」
「なんか学年主任が作っているもの・・・」
「でも読んだことない・・」
みたいなイメージでした! 活字にするとヒドイ・・・
完全に自分と関係ないもの的な存在でした。大反省。
これまで主任としてお世話になった先生方にすみません・・・
完全にお任せしていました。
学年をチームとしてちゃんと運営して行くなら、この、学年経営のビジョン共有こそが最も先にやるべきことなのでした。
そんなわけで、クラスが三年生から完全に持ち上がりの新四学年チームは、
みんなで学年経営方針についてミーティングを行いました!
やり方としては・・
①まずは、年度末に、元三年生の担任団一人一人にアンケートにご協力いただき、
子どもたちの良さと課題、それぞれについて挙げていただきました。
②それをまとめたものを資料として提示しつつ、新四年担任団で、そこから考えられる、「1年間で目指したい姿」をピックアップ!
③さらに、話し合っている途中に、1人の先生が、「子どもたちの実態から考えるだけでなく、私たち教師それぞれが考える、‘目指したいもの’も取り入れたい」という素晴らしいアイディアを出してくれたので、そこからプラス、一人一人の教育観的なものも話し合いました!
④次に、出てきたものを、カテゴリー分け
⑤最後に、子どもたちにも分かる言葉で、学年目標にまとめました!
パンパカパーン!
そして生まれたのが、これ。
「Go for it !〜目標に向かって進もう!〜」
・よく見て、よく聞き、考える子
・相手の気持ちを考える子
・めあてをもち、最後までやりぬく子
「Go for it !」は、学年だよりのタイトルでもあります!カッコイイ〜
3つの「〜な子」、のフレーズは、よくある内容かもしれませんが、
その背景に担任5人の1時間ちょいの熱い語り合いが隠されています。
共有したかったのは、まさにその背景。
すかさず、その熱い語り合いの内容を、ロジックツリーで構造化してまとめ、次の日に担任団に配付しました!きっとみんな、これを参考にして学級経営方針を立ててくれることでしょう!?もちろん、私は、完全にこれで、学年経営方針を作成します!
みんなの目指す方向がくっきり、はっきり明確になるっていうのは、
すっごくイイですね。気分がスッキリします。
5人の間にある壁が、また少し薄くなった気がしました。
あまり関係ないですが・・・
職員室の机の上がやっと、いつものPCだけの状態になりました!
「物は置かない派」。ここ数年やってます。あ、育休からの復帰後からです!
机上に物がなくなったら、不思議なくらい、気分が楽になりました。
ぜひ、嘘だと思ってためしてみてください!!
だいぶメンタルにいいと思いますよ!