ワクワクする学び、スタートです!〜自分の成長を実感しちゃおう!〜
3学期が始まりました。
3日目にして、ようやくリズムを取り戻してきたかなと思います(私が・・・)。
頭が、やっと仕事モードに戻ってきました。
以前、「子どもたちが、ワクワクする楽しい学びを中心に据える」という話をしました。
3学期も、そんな、子どもたちにとってウキウキワクワクする楽しい学びをスタートさせました。
生活科の、「明日へジャンプ」です。
3学期間かけて行う、大きいプロジェクトになります。
これをベースにして、3学期は様々な学びをつなげていきたいと思っています。
内容・目標としてはこんな感じ。
「自分の成長について、振り返ったり調べたりして実感し、
まとめ、発表する。3年生に向けてさらなる自分の成長に期待をもつ。」
といったところかなと思います。
一番は、「自分の成長を実感しちゃう!」というところだと思ってます。
2年間の生活科の集大成にしたいです。
「子どもたちが、ワクワクする楽しい学び」にするための具体的なポイントとしては、
①学びの見通しをもち、楽しみにする
②仲間と互いの成長について共有する
③まとめ方・発表の仕方に、マルチプルインテリジェンスの視点を取り入れる
を考えています。
第1時では、①の見通しをもつ、という部分をやりました。
教科書を使いながら、どんなことをするのか、どんな手順を踏むのか、を確認し、
なぜ「ありがとうはっぴょう会」(←教科書の表記)なのかをみんなで考え、
具体的にどうやって自分の成長を振り返っていくのか、さわりだけ触れました。
子どもたちからは、
「2年間一緒にいたクラスの友達に、ありがとうって伝えたい」
「成長することができたのは、自分ががんばってきたのもあるけど、
今までお世話になった人たちのおかげ」
なんて話が自然と出てきて、
「へえ〜!すごいなぁ〜。素敵だなあ。」
と思いました。
そして、早速振り返っていく際には、
まずは、ペアで2年間の成長ポイントについてフリートークしてもらいました。
どんな感じかな〜、と様子を伺っていると、
意外にも、出てくる出てくる!
自分の成長ポイントについて考え、次々に挙げていました。
もっとここで停滞するかと予想していたのですが、
子どもたちは、私が思っていたよりもずっと、自分の成長を手応えとして感じているようでした。
彼らがペアトークしている間に、私はせっせと内職。
黒板で模造紙2枚を貼り合わせ、中央に「2年間で成長したこと」とカラフルに可愛く記入。
(↑ こんな感じで、授業の教材準備とかも、隙間時間を見つけて授業中にささっとやったります。時短です!放課後とかやっちゃうと、変にこだわりたくなったりしてしまうので、余計時間がかかるんですよね〜)
その後、ミニレッスン広場(黒板前)に集まり、
(教室配置は、黒板前を広く空けて、いつでも集まれるようにしています)
数人に思いついた成長ポイントを挙げてもらいました。
そして、出た内容を、イメージマップにしていきました。
イメージマップやマインドマップは、個人で書くのもいいですが、
こんな感じでみんなで共有しながら書いていくと、
がぜん、イメージが湧いていきます。
むしろ、イメージを膨らませていく過程をみんなで共有する感じ。
これが、知的なワクワク感を生むと感じています。
時間の関係で第1時は数人から挙げてもらっただけで終了。
これからやることがしっかり伝わり、
子どもたちのワクワク感をしっかり引き出すことができました!
「もっとやりたい!」
「早く次の時間こないかなあ!」
「楽しい!」
そんな声がいっぱい聞かれました。
しめしめ、作戦成功!
そして昨日行った第2時は、初めからミニレッスン広場に今日のペアで集まり、
( ↑ 毎日ペアを変えています。第1時とはペアが異なるので、また新たな視点でペアトークができます)
ペアトークを随所に挟みながら、
互いの成長ポイントを挙げていき、聞きあいました。
もう2年目の3学期ともなると、低学年でも自分たちだけで
どんどん話をつなげ、進めていくことができます。
相互指名させ、私はイメージマップ書記に徹しました。
まだ2年生だけど、
温かい雰囲気で、ニコニコいい表情で、
互いの話を聴き合い、感じたことを自由にワイワイ言いながら、
1時間があっという間に過ぎました。
そして、イメージマップは模造紙2枚にいっぱいに広がりました。
次時からは、このイメージマップを元に、
互いの成長を教え合い、温め合う活動に入ります。
素敵な時間になりそうです。