「ママ先生✖️ライフコーチ✖️ファシリテーター」の徒然日記

ライフコーチであり、ファシリテーターであるママ先生の、思いついた徒然を不定期で綴っていきます!

算数は子どもに授業をしてもらっちゃおう!

次は、二つ目の、「算数子ども先生」についてです。

 

「自分たちで授業を進めるという意識をもつ」

というのが、校内研で目指す姿の一つとして挙げられています。

 

夏休み中に、「そこがなかなか難しいよねえ〜」という話になりました。

そこで、ふと思いついたのがこれ。

「子どもが授業をやっちゃえばいいのでは?」

算数などは、学習することは全て教科書にバッチリまとめられている。

これまでも、子どもたち同士の学び合いは重視してやってきて、そのスキルもしっかり身についてきている。

ということは、もう、授業もお任せできちゃうんじゃないの?

そういう実践は、これまで、様々な場面で目にしたり、耳にしたりしてきました。

そうだ、うちもやってみよう〜!

 

というわけで、2学期早々に、「算数子ども先生」、スタートさせました。

いきなり、全部できるわけではないので、

これまで私がやっていたミニレッスンを、希望する子にやってもらう、

ということからスタート。

 

「1億より大きな数」というはじめの単元で、第1〜2時くらいまではこれまで通り私がミニレッスンをし、

第3時からは「先生の代わりにミニレッスンしてくれる人大募集!」と言って、

まずは例題ごとに募ってやってもらっています。


はじめのうちは、これまで通り自分の考えを説明する、という感じだったので、

あまり1学期とぱっと見は変わりがありませんでしたが、

最近、少し変化が生まれてきました!


先日、ある子が、

「みなさん、この中で一番大きな数はどれだかわかりますか?」

という感じでみんなに問いかけ、みんなが参加できるポイントを作ったのです!

教師の、基本中の基本技ですよね!

 

ミニレッスンでは、必ず最後にみんなに「わかりますか?」や、「質問はありませんか?」と問うようにお願いしています。

 

その子のミニレッスンでも、終わりに

「質問はありますか?」

とみんなに聞きました。

すると、はじめ全く反応がなかったので、私が

「最後の1と0の数字を入れ替えたら、ダメなんですか?」

と質問してみました。

すると、その後から、次々と質問が出てきました。

しかも、この問題の解き方だけではない、関連する興味関心を子どもたちが話し出しました。

「0000000001ではダメなんですか?」

や、

「一つの数字を2回使っていいとしたら、どうなるんですか?」

などなど・・・

おお!?面白いな〜、と感じました。

子どもたちも、その出される問いに、興味をもって考えているのが見て取れました。

こういう問いは、ただ説明させるだけだったら、出てこなかったんじゃないかな?

とぼんやり考えました・・・。


そして、子どもたちに委ねると、自然な探究が生まれやすいのかな?と思いました。

さらにチャレンジを続けてみます!


これからどんな風に他の子のミニレッスンが変化していくかと〜っても楽しみです🎵