「ママ先生✖️ライフコーチ✖️ファシリテーター」の徒然日記

ライフコーチであり、ファシリテーターであるママ先生の、思いついた徒然を不定期で綴っていきます!

尊敬すべき大先輩!!住田昌治先生から学んだこと

昨日は、仲間と主催する学び場、あるといいながある横浜 share'sを開催しました。

いつものワークショップとは違い、今回はストーリーテリング

横浜市立永田台小学校の住田昌治校長先生をお呼びしての特別企画でした。

 

住田先生と言えば、ESD、サーバントリーダーシップ、持続可能性を模索した学校改革など。NBA選手である、田臥勇太選手のミニバスケのコーチとしても有名です。

 

約3時間、目一杯語っていただきました!!

 

様々な話の中でも私が特に心に残ったのは、以下の3つです。

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1 「言われたことをその通りにやる人」を育てるのではない。

  「それ以上のことができる人」を育てる。

 

2 力のあるメンバーを集め、精鋭のチームを作るのではない。

  いろんなメンバーがいて、その一人ひとりをどう生かすか。一人ひとりに合った

  やり方をしていく。

 

3 子どもは可能性のかたまり。決めつけてはいけない。

  自分で選ぶことが、自分のためになる。

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うーん!書き出してみると、やはりどれも素晴らしいです。

1 「言われたことをその通りにやる人」を育てるのではない。

  「それ以上のことができる人」を育てる。

 

思わずどき、っとしてしまいました。

授業の中で、我々教師は、身につけてほしい力・スキルを明確にするあまり、

「こちらの教えたことができる」子を育てようとばかりはしていないだろうか。

以前、めあてのことを少し書きましたが、

とにかくその「めあて」を達成させようとするあまり、

その「めあて」への最短ルートを用意してしまい、その「めあて」より先へ進む道や、子どもたちの自由度を奪ってしまってはいないか。

その結果、

「自分で考えて行動することのできない、指示待ち人間」

を作ってしまっているのではないか。

「教えた通りにできる」子を、作ろうとはしていないか。

 

「プレー(やり方)」ではなく、「考え方を教える」

そしてそれプラス、住田先生のサーバントリーダーシップ。「信じて、任せる」

そのことが、

教えた以上のことができる人、自分で考えて動ける人を育てる。

 

自分の学級経営、授業をこの視点から見直し、変えていきたいと思いました。

 

2 力のあるメンバーを集め、精鋭のチームを作るのではない。

  いろんなメンバーがいて、その一人ひとりをどう生かすか。一人ひとりに合った

  やり方をしていく。

 

強豪チームを育て、世界的選手を育てた監督の言葉は、重いなあ〜と思いました。

やはり、一人ひとりを見て、一人ひとりに合ったやり方をしていくこと、

そしてその一人ひとりを最大限に伸ばしていくこと。

それが、最も大事なのだと再発見しました。

 

私が目指したい究極のことは、やはりこれなのかもしれない。

クラスでは、子どもたちの話をよく聞き、認め、褒め、励ましていくということを

することが、それに近いとおっしゃっていました。

そうすることで、子どもたちは自分たちで成長していけるようになる。

 

一人ひとりの話をよく聞く。

これが、何をおいても、一番の大事なことなのだなと感じました。

その上に、個を最大限に伸ばすことのできる学びの場作りを行っていこうと思いました。

 

3 子どもは可能性のかたまり。決めつけてはいけない。

  自分で選ぶことが、自分のためになる。

 

分かっていながらも、決めつけている気がしてなりません。

この子はどんな可能性を秘めているのだろう、そんなことを楽しみながら

一人ひとりを見ていきたいものです。

そして、その可能性に触れることのできる機会が、

「選択の機会」であるのではないかなと感じました。

自分で選ぶ。

それを、もっともっと大事にしていかなくてはと思いました。

選択には、人が表れます。

その意思の先に、その人の可能性が見え隠れするのかもしれないです。

 

クラスの子達にとっても、我が子にとっても、

一番に可能性を信じてやれる大人でありたいと思います。

 

まひと(仲間の先生)が何度も言っていた。

「住田先生は、やっぱり人柄だ。人柄がいいから、人が集まる。」

なんて素敵なんだろうと思いました。

 

私も、還暦を迎える時、そんな大人になっていたい。

 

住田先生、どうもありがとうございました!!!

 

フクギ並木(沖縄本部)に生えていた、若木(20センチほど)。この後、10メートル以上にもなる。

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