子どもたちのリフレクションで、学びの主体へ〜ママ先生の2ヶ月奮闘の軌跡③授業編
授業編です!
今年度は、4年生ということもあり、1・2年ではちょっぴり難しかった、子どもたちのリフレクションに挑戦しています。
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①学年主任&校務分掌の増加。環境の大きな変化への順応。さらなる時短への挑戦
(オシゴト)
②3年生からの、脱却! こわせ、「受け身の壁」(クラス経営)
③子どもたちと一緒に、新しい学びづくり!(授業)
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③子どもたちと一緒に、新しい学びづくり!(授業)
今年度は、子どもたちの様子から、「できそう!!!」と感じたので、
「子どもたちのリフレクション」に挑戦中です。
国語、社会、道徳、作家の時間、自立学習などで、
意図的に振り返りを書くようにしています。
そして、子どもたちが振り返りを書く際に、最重要となるのが、
子どもたちが「実感」をもつこと。
だと感じています。
「人は、経験したことしか考えられない」
とは誰かの言葉。
教育現場用語で、「題材を自分に近づける」とか「引き寄せる」とか「自分ごと」とかいったりします。
だから、子どもたちと学びを結びつけることが大切だと感じます。
その上で、リフレクションを行わないと、上っ面の振り返りになりがち。
子どもたちの「今、ここ」と学びが密接していれば、
「実感」をもって学び、個性のある、それこそ子どもたち自身の実感のこもったリフレクションが生まれるなあ〜と思います。
これは、つまり、子どもたちが学びの主体になるということ。
学びの主体にならなければ、やはり、振り返りなんてできない。少し考えれば、当たり前のことです。
授業が受け身だったら、振り返りを書くなんて、かなりしんどいです。
振り返りって、本来、やらされるものではないですもんね。
授業での振り返りは、ジャーナルと同時進行で進めています。
4〜5月前半は、わりとライトな話題でジャーナルを書いてもらっていました。
そして、5月後半は、その日の午後の出来事や学びと直結する、ホットな話題をテーマにし、書く量を指定して徐々に増やしてきています。
例えば、3行以上、4行以上、5行以上、という感じで、徐々に増やしてきています。
今は、6行以上、というところまで来ています。
ここからは、もうすでに1ページとか書いている子もいる(ノートは、普通の1センチ方眼で、半分に切ったりはしていません)ので、あとは子どもたちに任せようかと思っています。
授業での振り返りはそれぞれの教科のノートに、同じく6行以上、という感じで指定して書かせています。
やはり、ジャーナルからの毎日の積み重ねは大きく、
確実に振り返りを書く力がついてきているのを感じます。
ただ量を書くだけではなく、「自分が何を学んだか」「学びから感じたこと・考えたこと」「生かす」ことを内容にしっかり書けるよう、授業を構成することが大事です。
なので、今年度は子どもたちのリフレクションまでが授業の流れとして
授業デザインを試みている、という感じでしょうか。
リフレクションまで想定してデザインすると、なんだか、
これまでとは少し違った授業への見方が自分の中で生まれている気がします。
なんていうのかな。一歩、先まで見通すというのかな。
すると、それ以前の行程も、自然と変化してくる。
うーん、このあたり、具体的に表現できるよう、
チャレンジを継続していきたいと思います。