愛娘2歳5ヶ月☆ハッとしたこと。〜しつけについて〜
昨日、娘ちゃんと接していて、ハッとすることがありました。
自分の考えを整理する意味でも書いてみようと思います。
夕飯を食べている時、娘ちゃんが、野菜ジュースのパックからストローを抜き取り、ストローの下の部分をなめて遊び始めました。
ジュースがまだたくさん残っていたこともあり、ボタボタと落ちるのではないかと心配になったのと、「行儀悪い」という言葉が頭をかすめました。
わたしの方は、しつけについては
「まだ早いかな、ダメな意味も、言って聞かせてもまだわからないし。」
という思いもあり、ゆるく捉えていたつもりなのですが、
夫はけっこう厳格に育てられたようで、お行儀に敏感なのです。
義実家の手前もあり、娘ちゃんにも「しっかりしつけを」と思っているようです。
そういう事情もあり、「ちゃんとやらなくちゃダメかしら。」とも思っている部分もありました。
それで、娘ちゃんに、
「それはダメ」
と言いました。
「もう一回それやったら、野菜ジュースママが貰っちゃうよ。」
しかしまだ2歳5ヶ月、そう言っても興味をもったことをなかなかやめられるわけがなく、娘ちゃんはやっぱりもう一回やりました。
わたしは思わず野菜ジュースを彼女の手から取り上げました。
そして、
「ダメ。しない。」
と言いました。
すると、娘ちゃんも、
「ダメ。しない。」
とマネしてくりかえし、動きを止めてしまいました。
それを見てわたしは、なんだかいたたまれなくなり、
「これ、面白いの?」
と聞きました。
「うん。」
と娘ちゃん。
その様子を見てたら、取り上げる意味がないような気がしてきて、むしろマイナスな気がしてきて、ジュースを彼女に返しました。
「いいよ。やって。遊んでいいよ。」
とわたし。娘ちゃんは、わたしの方をじっと見つめ、受け取りながらも、
すぐには遊ばず、わたしの顔色を伺っているようでした。
なので、
「いいよ。やっぱり遊んでいいんだよ。」
ともう一度わたしが言うと、少し安心した顔になり、また遊び始めました。
程なくジュースを全部飲んでしまうと、今度はストローをくわえ、フーッと息を吹き始めました。
「シャボン玉だよ。」
と言うので、
「わわ、飛んできたよ。上手だね。」
とわたし。すると、
「今度はママだよ。」
と娘ちゃんがストローをわたしに差し出してきました。
なので、わたしも、フーッとやって見せました。
そしたら、にっこり最高にカワイイ笑顔になり、
「キレイだねぇ。」
と言うのです。
そのとき、わたしはハッとしました。
娘ちゃんは、何もいたずらや悪さをしようとしていたわけじゃないんだ。
純粋にストローとジュースを見て興味が湧き、面白がり、
関わっているんだ、と。
ただこれだけのことなんですが、目からウロコの思いがしました。
危うく、彼女の中の大切なものを潰してしまうところでした。
それは、今の、娘ちゃん「そのもの」です。
興味・関心・好奇心・・・・
いろいろ、言いますが・・・・
娘ちゃんを見ていたら、彼女のよさ、ステキさ、「そのまんま」なんじゃないかな。と思いました。
キラキラした、彼女の一番大切なもの。
大切に、大切に、育んでいきたいと思います・・・!!!