「ママ先生✖️ライフコーチ✖️ファシリテーター」の徒然日記

ライフコーチであり、ファシリテーターであるママ先生の、思いついた徒然を不定期で綴っていきます!

こちらも定番!ワークショップ型の学び〜ママ先生の、「FUN!FUN!3DAYS」⑩

家庭訪問と断乳チャレンジで、心身ともに余裕がなく更新が滞ってしまいました・・・。

どちらもまだまだ継続中!ママ、ふんばります〜!

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☆ママ先生の、「FUN!FUN!3DAYS」☆

1  プチリフォームプロジェクト

2  ペアくじ

3  アイランド型&ぽっかぽかコーナー(ぺんぺん&じんべいちゃん)

4  シャベリカでワクワクトーク

5  読み聞かせ

6  お掃除プロ制度

7  ちょこっとボランティア

8  振り返りジャーナル

9  アイスブレイク・インプロゲームアクティビティ

10 ワークショップ型の学び

11 鬼ごっこ・Sけん・サークルでみんなではい、ポーズ!

12 自主学習ノート

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 10 ワークショップ型の学び

こちらももう、定番になっています。

新年度のクラスでも、このスタイルで授業を始めました。

 

ワークショップ型授業っていうと、様々な解釈があると思います。

私が主に参考にしているのは、『リーディングワークショップ』『ライティングワークショップ』。

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このブログでも度々書いている、「作家の時間」というのはこのライティングの方です。

 

こちらの考え方を参考に、書く・読むだけでなく、様々な分野・場面・教科でワークショップ型の学びを行っています。

 

教室配置も、この学び方に合わせています。

アイランド型の配置は、常時グループの形で、

黒板前にスペースを空けています。

 

基本的な構成としては、

1 ミニ・レッスン(短い一斉指導)・・・黒板前のスペースにみんなが集まって、学習します。主に教師がレクチャーします。その中に、ペアやグループ、その他の交流の場面も度々入れます。

 

2 個別の学び・協働的な学び(学習活動)・・・ここが最も長い時間です。各々の席に戻り、学習活動を行います。活動によっては、いろいろなグループになって、教室の様々な場所で、活動を行うこともたくさんあります。

 

3 学びのシェア・まとめ・振り返り・・・良い学びを行っていた個人やグループの学びを紹介したり、次へつながる「はてな?」を出してもらったり、大事なことをまとめたり、活動の振り返りをしたりします。

 

こんな感じです。

どんなものにも応用可能だと感じています。

3は、2の活動の程度・段階によって、行わないときもあります。時間めいっぱい2に使ったりします。

 

これが定番になると、授業の内容、進め方などもこの学びを想定したプログラムデザインを行い、実施することになります。

 

2 でどのように学ぶか、そのあたりを段階的に指導していくことになりますが、

慣れてくると、2の時間は、教師がフリーになる時間なので、様々なことができます。

 

昨年度くらいからやっているのは、この場での子どもたちの様子をみながら、次時のミニレッスンの計画を立てたり、教材を作成したりすることです。

目の前の子どもたちに完全に合わせた授業を組み立てることができるので、

とても自然な流れで授業や単元が展開されるようになってきました。

 

最初の3日間や、1学期の間くらいは、2の個別の学びや協働的な学びを子どもたち自身で進めるスキルを段階的に身につけさせていく大事な時期かなと思います。

 

今年度も、そろそろ作家の時間をスタートします!

 

次回は 11 鬼ごっこ・Sけん・サークルでみんなではい、ポーズ!

について書きます。

 

 

やっぱり最初は、遊びから! 〜ママ先生の、「FUN!FUN!3DAYS」⑨

なんと言っても、子どもはやはり遊びが好きです!

昨年度の最終日に、2年間のアンケートを取りましたが、もっとも楽しかった授業は「みんなで遊んだこと」が大半を占めてました。

授業で遊んだんかい!と突っ込まれそうですが、

遊んでました(笑)


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☆ママ先生の、「FUN!FUN!3DAYS」☆

1  プチリフォームプロジェクト

2  ペアくじ

3  アイランド型&ぽっかぽかコーナー(ぺんぺん&じんべいちゃん)

4  シャベリカでワクワクトーク

5  読み聞かせ

6  お掃除プロ制度

7  ちょこっとボランティア

8  振り返りジャーナル

9  アイスブレイク・インプロゲームアクティビティ

10 ワークショップ型の学び

11 鬼ごっこ・Sけん・サークルでみんなではい、ポーズ!

12 自主学習ノート

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9  アイスブレイク・インプロゲームアクティビティ

最初に行ったのは、教室での名前手裏剣です。

その後、ミャンマー、進化じゃんけんとやりました。


名前手裏剣とミャンマーは、横浜でインプロ×リフレクションワークショップを催した時に、インプロバイザーのすうさんから教えてもらいました。


進化じゃんけんは、言わずと知れた有名なアイスブレイクアクティビティかと思います。


名前手裏剣は、(これまでクラスで実施したやり方)

4ー6人で1グループになり、立って手裏剣を投げる真似をしながら、相手の名前を呼びます。呼ばれたら、また別の人に手裏剣を投げながら名前を呼びます。これの繰り返しです。

途中、言えなかったり言い間違えちゃったらアウト!です。その時は、みんなに「おめでとう〜!」と言われて拍手で送り出されます。

送り出されたら、別のグループに合流します。

という流れ。


かなり盛り上がります。笑顔いっぱい。

このゲームでは、感想を聞くと、

「失敗しちゃっても楽しい、良いんだって思える」

というようなものが多く聞かれます。

体験的に「失敗を恐れない」ということを学べるといいなと思っています。


ミャンマーは、同じくグループで、順番に言っていくゲームです。1人目は1回ミャンマー、ふたりめはミャンマーミャンマーと2回、3人目は、ミャンマーミャンマーミャンマーと三回、というように、言う数が増えて行きます。こちらも立ってやる方が、なんか気合いが入って面白いです。

言い間違えちゃったり、言えなかったりしたらアウト。その人からまたスタートします。

このゲームがかなり面白いです。単純で!

こちらも、失敗することへの抵抗感を減らします。感想では、

「失敗しても、またやればいいから楽しい」

「失敗するのも楽しい」

などの声が聞かれました。

ただ、これまでやってみた感じでは、普段あまり失敗することのない優等生タイプは、慣れるまで少し時間がかかるかも?!という印象も少しあります。


進化じゃんけんは、始めは卵、最後は人間というように、進化の過程を板書します。卵と人間の間も魚やサルなど適当に入れます。みんな始めは卵でじゃんけんをして勝ったら一つずつ進化できます。負けたら卵の振り出しに戻ります。自分と同じステージの人とジャンケンをします。なので、みんないろんな生き物の真似をしてウロウロ動き回ります。

今年度のクラスではこのゲームがかなりの人気で、スタートと同時に教室が揺れるくらいの爆発的なパワーが沸き起こります。廊下に避難したいくらい。

感想では、

「早く勝ち進んで人間になって嬉しかったけど、そのあともっとやりたくなった」

「じゃんけんで負けて卵に戻っちゃうのが面白い」

「負けても、楽しい!」

などの声が上がりました。

楽しみながら、じゃんけんのような勝ち負けにはこだわらないことを体験することができます。


授業でより良い学び合いを行うために、

子どもたちの関係性の構築はとても重要だと思います。

全員と親密にはなれないけれど、ゆるいつながりを作っていくことで安心感を生むことができます。

こういった遊びは、場をほぐす意味でも、とってもいいです。楽しい、柔らかいクラスでリラックスして学べるようにして行きます。

5月はさらに、さまざまなインプロゲームを取り入れていきます。





 

振り返りジャーナルでみんなと会話!〜ママ先生の、「FUN!FUN!3DAYS」⑧

振り返りジャーナルです!

実はこれも、何度かチャレンジしていますが、なかなか毎日はできなかったり、

途中で挫折したりすることが多かったです。

が、今年度は、毎日できています!

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☆ママ先生の、「FUN!FUN!3DAYS」☆

1  プチリフォームプロジェクト

2  ペアくじ

3  アイランド型&ぽっかぽかコーナー(ぺんぺん&じんべいちゃん)

4  シャベリカでワクワクトーク

5  読み聞かせ

6  お掃除プロ制度

7  ちょこっとボランティア

8  振り返りジャーナル

9  アイスブレイク・インプロゲームアクティビティ

10 ワークショップ型の学び

11 鬼ごっこ・Sけん・サークルでみんなではい、ポーズ!

12 自主学習ノート

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8 振り返りジャーナル

 

こちらも、岩瀬先生の実践です!またまたこの本にちゃ〜んと載っています。

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ママ流アレンジ、今年度の振り返りジャーナルの実際を早速書いてみます。

 

まず、振り返りジャーナルとは・・・

子どもと教師のつながりを作り出す大切な仕組み。

振り返りの習慣を身につけるための大切な学び。

といったところかと思います。

 

そこから発展すると、

体験学習サイクルを自分で回すことができるようになる・・・

ことにつながっていくと思います。

 

今年度はどこまで発展させられるかな〜

というのも、継続しながら考えつつ、やって行きたいと思っています。

 

さてさて、どんな風に実施したかというと、

まず、振り返りジャーナル用のノートですが、特に用意していません。

子どもたちは、家庭学習・自主学習用のノートをみんな一人一冊持っていますので、

そのノートを様々なことにフル活用しています。

というわけで、振り返りジャーナルはそのノートを使っています。

 

振り返りジャーナルを実施するに当たって、まずはじめに突き当たるのがノートの問題かと思います。ノートを用意する際、昔は自腹で用意した数冊のノートを2〜3分の1位に裁断して配ってやっちゃった時もありましたが、

明朗会計、学年間の平等性を考えると、あまりいいことではありませんよね・・。

必要であれば、学年で話して、みんなで購入するということになります。

今年度は、はじめに振り返り用のノート購入について提案はしましたが、

色々相談した結果、購入しないことになりました。

なので、先に書いたように、みんなが初めから持っているノートを活用することにしました。

これでも、十分いいと思います。

近年、おそらくどこの学校でも、ふりかえりの重要性は研究内容に入っていると思います。各教科で、ノートに振り返りを書くことも、普通になってきています。

「特別なノートがないとできない!」

な〜んてことは、全くないと思いました。

 

習慣化のために、一番大切なのは、時間の確保だと思います。

現場にいる方ならお分かりかと思いますが、

現場では・・・時間がない!!!ことが、結構深刻化しています。

余剰時間というものは一応あれど、脱ゆとり教育の影響で教科書の内容も豊富になり、

学校行事のための準備にも多くの時間を要します。

「余剰って、何!?(小さい声)」と・・・密かに思っています・・・。

そこで、どの時間を活用しているかというと、

帰りの会・帰りの支度の時間」です。

帰りの会の時間というのも、これまた、タイトです。現任校では、最後の授業終了時刻の、15分後が完全下校時刻です。

「え!?それじゃ、少しでも授業が伸びたりしたら、支度してもうすぐに時間がきちゃう!?」その通りで、どの先生方も、苦しんでいることと思います。

なおかつ、ジャーナルを書く時間なんて、ないのでは・・・

と思われそうですが、こんな風にしてます。

 

まず、授業は時間ぴったりに必ず終わらせます。

終わりの挨拶をしたら、即、ジャーナルのテーマを板書します。

子どもたちは、すぐに帰りの支度をし、支度ができた子から書き始めます。

時間を見て、さようならの挨拶をします。

書き終わった子から私のところに持ってきて、内容について簡単におしゃべりして、スタンプを押して、にっこり笑いあって、さようなら。

これだと、ほぼ時間までに最後の子も教室を出られます。

 

こんな感じで、始業3日目から1ヶ月間、習慣化しています。

最初なので、まだ、テーマもライトだし、分量も少なくてオッケーにしてます。

大切にしているのは、一人ひとりとのコミュニケーションと、一人ひとりを理解すること。

 

もう少し慣れてきたら、テーマを計画的に提示したり、振り返りのし方を指導をしたりなど、子どもたちの実態に合わせて変化させていきます。

こちらも、経過をまた書きたいと思います。

 

次回は、 9  アイスブレイク・インプロゲームアクティビティ について書きます。

 

 

 

 

 

 

 

ちょこっとボランティア スタート 〜ママ先生の、「FUN!FUN!3DAYS」!!⑦

「FUN!FUN!3DAYS」と言いながら、もう1ヶ月がたってしまいました・・!

3日間のことだけでなく、その後のことも織り交ぜて書いて行こうかなと思います。

でも、ここで書いていることは、すべて初めの3日間にスタートしたことです。

その後の実践については、また別で書いて行きます!

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☆ママ先生の、「FUN!FUN!3DAYS」☆

1  プチリフォームプロジェクト

2  ペアくじ

3  アイランド型&ぽっかぽかコーナー(ぺんぺん&じんべいちゃん)

4  シャベリカでワクワクトーク

5  読み聞かせ

6  お掃除プロ制度

7  ちょこっとボランティア

8  振り返りジャーナル

9  アイスブレイク・インプロゲームアクティビティ

10 ワークショップ型の学び

11 鬼ごっこ・Sけん・サークルでみんなではい、ポーズ!

12 自主学習ノート

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7 ちょこっとボランティア 

 こちらも、言わずもがな!岩瀬先生の実践です。こちらも、この本にバッチリ!載っています。

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以前から書いているように、参考にはしていますが、ママ流アレンジを加えていますので、それについて書いてみます。

 

ちょこっとボランティアは、2日目に決定し、3日目にスタートしました。

いわゆる、当番活動です。1人1当番、と呼ばれて、広くやられているのと似ています数年前までは、私も1人1当番で、ルーレットにして行っていました。が、近年は、ほとんどこの「ちょこっとボランティア」のやり方にしています。

 

内容は、電気のスイッチ、窓の開け閉め、配膳台運び、黒板消し・・・などなど、

低学年なら、よく係活動のスタートがそんな感じのお仕事になりますよね。

私は、昨年度まで1・2年と2年間持ち上がりで担任していましたが、1年生の2学期から、実は当番と係活動は分けてやっていました。

 

さて、スタートは、「ちょこっとボランティア」の考え方を簡単に話し、役割分担をしました。

「ボランティアって、知ってる?テレビとかで、聞いたことがあるかな。

 そうそう、様々な人のために、自分から進んで、お仕事を見つけてやることだね。

 他のお仕事と違って、 ’自分から進んで、人のために自分のできることをする’っていうのが、ボランティアなんだね。

 誰かの役に立つって、嬉しいよね。そういう気持ちでやっているのかもしれないね。

ちょこっとボランティアは、そういうお仕事です。クラスのみんなのために、なくてはならないお仕事を、みんなでちょこっとずつ、やるんだよ。

どれも、誰かがやらないと、困っちゃう、大事なお仕事ばかりだから、みんなのためのボランティア、という気持ちで、できたらいいなあと思うんだよ。」

 

簡単に、こんな風に話した後、選んだ仕事にそれぞれが名前マグネットを貼ってすぐ決定。

「ボランティア」という言葉の意味を、ちゃんとみんなで押さえてから役割分担することで、ささっと、譲り合って分担を決めることができました。

低学年では、この辺、時間が少しかかることもありましたが、

さすが四年生!びっくりするくらい、す〜ぐ決まっちゃいました!!

すごいな〜と大感心!なので、すぐさま、感じたことを子どもたちに伝えました。

 

こういうことを積み重ねていくことで、「折り合いをつけていく」ということの練習にもなるんじゃないかな〜っと思っています。

ボランティアの精神から学ぶことって、いっぱいあります。

新学期って、こういうチャンスがたくさんありますよね。

 

3日目からは、早速、それぞれのお仕事スタート。

ここで決めたちょこボラさんは、1学期間固定してやります。

ルーレットとかで変えることはありません。ボランティアですから・・・

 

決めた役割分担は、A4の大きさで表にし、掲示してます。あとは特別何も作ったりしません。手間なしです・・・!

そうそう、以前書いたお掃除プロ制度は、それぞれの掃除場所ごとに、A4用紙の半分の大きさの紙(コピー用紙)に、メンバーと、役割分担と、どんな風に掃除するか、話し合った内容を書き、まとめて掲示してます。掃除当番ルーレットとかはありません。

 

4月も終わり、すっかり定着し、みんな生き生き、自分のお仕事に誇りをもってやっている感じです!

 

次回は、8 振り返りジャーナル について、書きます。

 

 

チャレンジ!お掃除プロ制度 〜ママ先生の、「FUN!FUN!3DAYS」⑥

お掃除プロ制度は、実は、チャレンジするのは2度目です。そして、1回目は見事に失敗しています・・・・!

今年度は、やれそうな気がする!という直感で、トライしました。

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☆ママ先生の、「FUN!FUN!3DAYS」☆

1  プチリフォームプロジェクト

2  ペアくじ

3  アイランド型&ぽっかぽかコーナー(ぺんぺん&じんべいちゃん)

4  シャベリカでワクワクトーク

5  読み聞かせ

6  お掃除プロ制度

7  ちょこっとボランティア

8  振り返りジャーナル

9  アイスブレイク・インプロゲームアクティビティ

10 ワークショップ型の学び

11 鬼ごっこ・Sけん・サークルでみんなではい、ポーズ!

12 自主学習ノート

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お掃除プロ制度は、やはりこれも、岩瀬先生の実践です。 いや〜、改めて、岩瀬先生、すごい人です。

iwasen.hatenablog.com

1学期間、自分で選んだ場所を、責任をもって掃除するというもの。

そして、掃除プロ免許状を発行します。

 

掃除の仕方、役割分担なども自分たちで決めて行います。プロになるために、様々な工夫も考えて取り入れていきます。

私が初めて行って失敗したのは、怖いもの知らずの一般級2年目で、しかも異動したてでした。

そしてクラス替えしたばかりのピカピカの2年生。私自身も全くもって指導力未熟な頃です。

今考えれば、かなり躊躇するシチュエーションでした。

 

以前も書きましたが、岩瀬先生の実践は素晴らしいものばかりですが、真似してとにかくやってみれば同じようにうまくいくもの、、、ではない、と思っています。

大事なのは、目の前の子どもたちに合わせて少しずつやっていくこと。

あの頃は、まだまだ全然それがわかっていませんでした。

もちろん、2年生でもよくできる子はどんどん掃除が上手になっていき、目をキラキラさせて掃除プロを目指してがんばっていました。たくさんの子が、主体的に動く姿が見られました。

しかし一方で、数人の子たちが、どうしたらいいかわからず、遊んだり、喧嘩したりとトラブルを起こすようになりました。

個別に声をかけたり、個別に教えたりと色々な策を講じましたが、結局うまくいかずに、次の年からはやめてしまいました。

特に低学年では、いきなり自主性に任せる・・・と言うような、単に手放すと言うことでは、うまくいかないのは明白です。

 

昨年度、一昨年度は、1・2年生を担任しましたが、何を行うにしても、かなり計画的に、段階を踏んでスキルを習得させ、自立させて行くという方法を取りました。

 

そのような経験を踏まえた上で、今年度は、子どもたちの様子を見ていて、できそうだと直感し、お掃除プロ制度に再チャレンジしています!

 

やり方は、こうです。

1 お掃除プロ制度について、説明します。説明に使った資料の一部が、こんな感じ。

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☆めざせ!「おそうじプロ」大作戦 〜自分たちで考えてそうじする!〜

  • 1か月、同じ場所をそうじする
  • 自分でえらんだ場所を、せきにんをもってピカピカにする
  • チームで役わりを平等に決め、きょう力してそうじする

☆そうじプロ とは・・・

1か月後、同じそうじ場所の中で0〜1人を、話し合いで決める!

プロめんきょじょうがもらえる!!

 

☆プロの 4つの じょうけん 

1 かんけいのない話をしない

2 はしっこ・すみっこまで

3 終わりの時間まで、できることをさがしてやる

4 <手じゅん>に書いていないことを見つけてくふうする

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やり方は、いろいろ学校事情を踏まえて作成しました。

なので、岩瀬先生のやり方とは少し変えています。

 

こんな感じで説明した後、子どもたちで掃除場所の希望をとり、決め、

早速チームごとに作戦会議!

その様子は、真剣そのものでした。

 

掃除も2週間弱、

せっせとがんばっている姿がたくさん見られています。

 

もう少ししたら、第1回目のプロ認定!

チーム内で決めてもらうことにしています。

毎日一緒に掃除している人が、一番よく見ていると思うのと、

エリア担当制と言って、私が、クラスの子達の掃除場所の担当ではない!のです・・。

別の先生が見てくれています。その先生の話も参考にしたいな〜と思ってます。

 

そして、徐々に、岩瀬先生がやられていた、掃除場所を、より使用しやすい、気持ちの良い、楽しい場所にするための工夫をする、と言うのも取り入れて行きたいと思ってます。それは、できる場所とできない場所があるかな〜と思って、どうやって取り入れていくか、今、密かに検討中です・・・。

 

いかに楽しく、やりがいを感じながら、継続し、発展させていくか。

それも、私自身が楽しみながら、やって行きたいと思います。

より良く変化させていく、この仕事で、これほど楽しいことはありません!

 

また、経過を報告します。

 

 

3歳まであと1ヶ月の娘ちゃんは、とうとう自分からお片づけをするようになってきました!

人の成長って、ホント、すごいですよね・・・。

 

次回は、ちょこっとボランティア、振り返りジャーナルについて書きます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ペアくじでみんななかよし大作戦!〜ママ先生の「FUN!FUN!3DAYS」③

2の、「ペアくじ」について書きます。

ペアくじは、昨年度ずっと続けていたので、以前の記事でも結構触れていますが、

あらためて書いてみたいと思います。

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☆ママ先生の、「FUN!FUN!3DAYS」☆

1  プチリフォームプロジェクト

2  ペアくじ

3  アイランド型&ぽっかぽかコーナー(ぺんぺん&じんべいちゃん)

4  シャベリカでワクワクトーク

5  読み聞かせ

6  お掃除プロ制度

7  ちょこっとボランティア

8  振り返りジャーナル

9  アイスブレイク・インプロゲームアクティビティ

10 ワークショップ型の学び

11 鬼ごっこ・Sけん・サークルでみんなではい、ポーズ!

12 自主学習ノート

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2 ペアくじ

 

このペアくじは、「あるといいながある!横浜share’s」(仲間と一緒に約七年ほど続けている学びの会です)の仲間、青ちゃんの話を元に作成しました!

ao-labo.com

 

岩瀬先生のと同じで、参考にはしていますが、やはり、完全に同じにはしていません。

なんでも、ヒントを得たら、自分流にアレンジすることがコツかもしれません。

 

ペアくじは、その名の通り、ペアを決めるためのくじです。

ペアって、学習でよく使う用語ですよね。「隣の人と話してごらん」「ペアで相談してごらん」とか。

わたしも、以前は、ペアといえば隣同士の席の子、と思っていましたが、

あるセミナーで岩瀬先生が、「人間関係の流動性を確保する」という話をしていたのを聞きました。

そしてそこに一緒にいた青ちゃんから、

「うちは毎日くじ引きでペアを決めてるよ!」

と教えてもらい、目からウロコ!だったのです!

 

なるほど!それはいい!!と思ったら即教材づくり!

そして、今に至ります。

 

わたしの考えたやり方は・・・

洗濯バサミのくじです。

まずはダイソーでカラフルな洗濯バサミを買ってきました。

そして、同じ番号を2つずつ洗濯バサミに書いていきます。

クラスの人数分の数ができれば、OK。

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何か袋に入れて、名札入れの近くにぶら下げておきます。

 

毎朝登校したら、名札をつけるのですが、その時に一緒にクジを引きます。

自分の番号を覚えておき、ひいたくじはすぐに名札入れに挟んでおきます。

 

そして、朝の会の時に、ペアと一緒に座ります。

簡単でしょう?

 

これで、毎日ペアが入れ変わります。

 

このペアは、いろんなところで1日中使います。

・朝の会のわくわくトーク(ペアトーク

・授業のミニ・レッスンの時に前に集まる際に、一緒に座る

・授業のミニ・レッスンのペアトーク

・体育のペアでの活動

などなど・・・

 

1日を通して、ペアで話す時間、いっぱい取りますので、

いっぱい、2人で話すことになります。

しかもかなり近距離で。

心の距離も縮まるんじゃないかな〜って、見ていて思います。

 

これが、毎日、くじでペアが変わるので、学期の終わり頃には、

もうほとんどの子とペアを組んでいる感じになります。

 

すると、ぐっと、クラスの場の緊張が和らいだ感じになります。

これ、実際にやって見ないとわからない感覚かも・・・。

おすすめです!

 

今年度のクラス、4年生だというのに、3年生の時の担任の先生の存在が大きすぎて、

なんでも、「先生、先生!」なんです。

1年生よりも先生アピールがすごい・・・

 

昨年度の2年生は、1年生の時から2年間持ち上がりで担任しましたが、

「先生、先生」は早々になくなり、

最後の修了式のお別れは、

「みんなで、2年2組、ありがとー!って叫んでお別れしたい」

というある男の子のアイディアで、

青空の下、みんなで「みんなありがとー!」って爽やかに叫んでさよならしました。

 

ペアくじで、今のクラスも変化していくはずです。

楽しみです!

 

次回は

3  アイランド型&ぽっかぽかコーナー(ぺんぺん&じんべいちゃん)

 について書きます。

 

 

 

 

 

ド定番!とっても楽しい、シャベリカと読み聞かせ 〜ママ先生の、「FUN!FUN!3DAYS」⑤

もう、ド定番になっている、シャベリカと読み聞かせについて、書きます。

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☆ママ先生の、「FUN!FUN!3DAYS」☆

1  プチリフォームプロジェクト

2  ペアくじ

3  アイランド型&ぽっかぽかコーナー(ぺんぺん&じんべいちゃん)

4  シャベリカでワクワクトーク

5  読み聞かせ

6  お掃除プロ制度

7  ちょこっとボランティア

8  振り返りジャーナル

9  アイスブレイク・インプロゲームアクティビティ

10 ワークショップ型の学び

11 鬼ごっこ・Sけん・サークルでみんなではい、ポーズ!

12 自主学習ノート

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4  シャベリカでワクワクトーク

 ド定番!と書きましたが、以前もシャベリカのわくわくトークについて触れました。

hiwahiwa3.hatenablog.com

今年度のクラスでの、朝の会の様子も一緒に紹介します。

朝の会は、まず時間になったらミニ・レッスン広場に集まり、

今日のペアと一緒に座ります。

 

1 ハイタッチであいさつ

2 健康観察とわくわくトーク

3 全体シェア(番号順に1日3人)

4 先生の話

 

といった感じ。

2の、「健康観察とわくわくトーク」でシャベリカというカードを使います。

トランプなんだけど、真ん中に、ちょっとした話題、テーマが書かれています。

例えば、

「総理大臣に一言!」

「どうしてもこだわってしまうこと」

「おふくろの味、といえば」

「もし100万円あったら」

などなど・・

思わず、クスッとなっちゃうような、楽しい話題がたくさん。

アソビジというところで作っています。

teamgame.stores.jp

 

 

その日の日直が、代表でカードを引き、お題をみんなに伝えます。時間は2分で、

健康観察も兼ねているので、「元気〜?」からスタートします。

 

にこやかな、ペアトークのひと時です。

その後のシェアも、みんなで和気あいあい。

温かい空間だなあといつも感じます。

 

 

5  読み聞かせ

読み聞かせは、こちらも大定番です。

現任校では、朝、週に2回、10分の朝読書タイムがあります。

そこで、昨年度もそうでしたが、みんなミニレッスン広場に集まり、読み聞かせをしています。

今年度のスタートは、国語であまんきみこさんの「白いぼうし」という物語がちょうどあるので、「白いぼうし」の、「車の色は空の色」松井さんシリーズの本を読んでいます。

ちょうど「白いぼうし」が載っている本。

挿絵もとっても可愛くて、子どもたちも釘付けです。

そうそう、第1回目の読み聞かせは、「白いぼうし」の部分を読みました。

この読み聞かせ後に、すぐ音読カードを配布して、音読もスタート。

読み聞かせ中は、少し難しい言葉などは、どんどん途中解説も加えちゃいます。

これから、要所要所で、辞書引きも加えてみてもいいかな、と思っています。

語句だけでなく、内容についても、時々止まって、

「どうなると思う?」

「なんでだと思う?」

と尋ね、ペアで話してもらったりもします。

 

これは、様々な本や、様々な先生がたが紹介している、「対話型の読み聞かせ」です。

岩瀬先生の信頼ベースの講座でもやっていました。

それから、ブログでも書かれています。

iwasen.hatenablog.com

 

白いぼうしを初めて読み聞かせした時は、

「あの女の子は、本当はちょうちょだった!」

「いや、女の子がちょうちょに化けたんだ!」

「いや、女の子はちょうちょじゃない」

という3つの考えが出されていきなり場が白熱し出し、かなりびっくりしました。

 

「だって、女の子が、道に迷ったの。疲れてしまった・・・と言っているよ。だから、ちょうちょがお家に帰れなくて、タクシーに乗ったんだよ。」

 

なーんて、いきなりグッと深読みする子も。

もうすでに授業みたいな雰囲気。

時間も限られていたので、

「まあまあ、この続きは国語の時間にね。」

なんつって、白熱議論を終わらせちゃったりもしました。

 

私の中では、もっとほっこり温かいイメージが対話型読み聞かせにはあったのですが、

今年度は、イメージを覆されそうです・・・・。

 

ちなみに、最近、おしゃべりが上手になってきたムスメにも、

対話型での読み聞かせ、やってます。

まさに夕べもやりました。

アンパンマンが、ばいきんまんにやられそうになってる、ちょっぴりピンチの場面で、

「どうなると思う?アンパンマン、大丈夫かな?」

と聞いたら、

「ダメだと思う。」

と即答(笑)

ちょっと、楽しかったです。

 

次回は、

6  お掃除プロ制度

 について書きます。