「自立した学びを実現する場づくり(ワークショップ型の学び)」「自分らしく楽しく学ぶ!!」そんな授業をめざして、わくわく、楽しく、学びづくりしています☆ 3歳のカワイイ娘ちゃんとの毎日、ワークライフバランスについても綴っていきます。 ママ先生方、ワーママさん、奮闘生活をぜひぜひ、共有しましょう!

忙しすぎる子どもたち

昨日、中学校の家庭科の先生とお話しする機会がありました。

小学校での家庭科の学習内容と実習内容が知りたいということから始まった会話ですが、行き着いた先は、子供たちの多忙さが深刻であるということでした。

 

お味噌汁を作らせたら、味噌を溶かずにそのまま入れたとか。小学校でやってないの?!と思ったそうで、、。もちろん5年生で味噌汁は作ります。でも、そんなに何度も作るわけではなく、生活経験として乏しいのではないかと思います。

 

私は、子供たちの放課後が忙しいということを話しました。保護者や子どもたちの話しを聞いていると、習いごとや塾に複数通う子が珍しくなく、そこから帰ってきてから宿題をやって、、、ということから、、子どもたちが忙しくて、家での手伝いなどをやる時間はあまりないのではないでしょうか、と伝えました。だから、小学校で一度だけ実習したことを中学校では覚えていない、ということがあるのではないかなと思ったのです。

 

すると、中学校の実態をお話ししていただき、衝撃でした!

中学生はもっと忙しい!!

中学生は、部活で遅い時は18:30までやっている部活もあるそう。

その後帰宅し、塾へ。

塾から、遅い子は22:00ごろに帰宅し、入浴やらなんやら。

プラス学校の宿題に塾の宿題。

就寝は深夜になる子も多いとか。

ある中1の子が、その先生に、

「先生、もう無理だよ、、、」

と言ったそう。

市教委が家庭学習を推進していることから、中学にも宿題を出すよう御達しがあったとかで、さらに子どもの首を締めているのだとか。

もちろん、家の手伝いどころではありません。

 

聞いていて、胸が締め付けられるような思いがしました。

 

日本の子どもたちはなんて忙しいんだろう。

疲弊してしまう。それで幸せなんだろうか?

聞けば、ほとんどの子が塾に行っているとか。

そんなに塾に行く必要があるんだろうか。

私は一度も塾というものに自分が行ったことがないので、わからないです。

でもウチの夫からすると、みんなが行っているから、行くのが当たり前なんだそうで。

 

でもでも。

それでは、家族の団欒や、家族で語り合う時間は?

読書に没頭する時間は?

ボーっと考え事をする時間は?

友達とお菓子食べながらおしゃべりする時間は?

好きな芸能人が出るテレビを見る時間は?

自分の時間は?自分のやりたいことをやる時間は?

 

中学生という多感な時代に、自己形成における大切な成長の段階に、その時間がないというのは、大きな問題なのでは、、、?

 

少なくとも、娘ちゃんには、そんな時間を思う存分味わって欲しいし、ともに時間を過ごしたい。

 

余裕のない子ども時代を作ってしまっているのは、私たち大人なのでは、、、?

 

深刻さを感じます。どう思われますか?!

 

 

 

 

 

 

サークル対話で「道徳」〜対話のスキル進化中!〜

国語「ごんぎつね」でサークル対話を経験した子どもたちですが、

道徳でも、サークル対話を行っています。

つい最近の、今週の道徳でも、オールサークル対話で行いました。

教材は、Eテレの番組動画で、「u&i」の「ちゃんとやって!」です。

これ、多様性・共生がテーマの番組で、良い作品ばかりなんです。

クラスの実態にとても合っていると感じ、使ってみました。

 

「だれもが仲良く、居心地のよいクラスにするために大切なことは?」

という問いです。


やり方としては、ごんぎつねの時のように椅子でサークルになって座り、いつもの授業のように、番号順に考えや感じたことを話していく、という単純な進め方で行いました。

途中、「話したい人どうぞ」と順番でない子にも話させました。(話したそうな子がいる時。)

「動画視聴前」、「動画の途中で2度止めて」、「最後まで視聴して」、と計4〜5回、

ペアトークを入れた後に、順番で話すようにしました。


ラストの伝え合いの後、

「自分で考えたり、友達の意見を聞いたりして今日学んだこと、そして、これから自分にできること、を話そう」

と再度ペアトークで振り返りを行い、

各次席に戻って道徳ノートに書きました。

 

授業を行ったのは、一昨日。

そして、授業の最後の5分で書かせた子どもたちの道徳ノート(振り返り)を読んだのは、昨日なんですが。


ちびまる子ちゃんのスタンプ片手に、振り返りを読んだら、

ほとんど全員が、

「多様性を受容し、みんなが楽しく生活していくことができるよう、これから自分が意識していきたい」

というような、

この授業の本質を捉えた振り返りを書くことができていて、

仰天しました!

もちろん、表現ややろうとしていることは人それぞれ違います。

 

しかし、どの子も、その子なりに考え、大切なことを学び取り、自分にあった方法でこれからやっていきたい、というようなことが書かれていました。

「ええ!?そうなの、こんな風に学んでいたの?!」

とびっくりしてしまいました。


授業の中の発言では、そうではなかったから。とても意外でした。

もちろん、発言でも、そのように多様性を捉えたことを言う子は複数人いました。

しかし、そこまで捉えきれていないと思われる発言も多くあったので・・・・。

だから、

授業が終了した段階では、主題をしっかり学びとれた子は半分いないくらいかな・・・?

と予想していたのでした。


それが、9割くらいの子が、主題を捉えた内容で書いていました。

これは、それまでにないことでした。


では、どうしてそれが生まれたか!?

考えてみました。


理由は、おそらく、2つ。


まずは教材が良かったということ。わかりやすく、子どもたちの実態にあっていたし、面白かった!!

これはぜひ今後も使用していきたいと思いました。


もう一つは、視聴時間以外はほぼ、子どもたちの対話で進めたことで、

全員が少なくとも一回、考えを話したこと。

さらに友達の意見を聞いたことで自分の考えを深めた子たちが自由に話をしていったこと。

その対話の場から、学ぶということができていたということじゃないか、と。


自分がそこで意見を表明すると、参加度合いが一気に上がりますよね。

真剣に聞こう、という気持ちになります。自分もそう。

周りの人たちが、親身になって聞いてくれる雰囲気があったりすると、

なおさらそう!


全員発言に全くこだわっていなかったのですが、

それによる効果、なのかもしれないな〜、と、

リフレクションを書いてて思いました。

面白い!!!

 

ちょっと、この辺り、今後も追究していきたいです。

 

 

FUNFUN3DAYSその後〜学年後半戦に差しかかるとこんな感じになってます〜

今の、自立学習と係活動の状況を書きたいと思います。

 

自立学習を見ていて最近感じるのは、

漢字学習が安定してきたなあ〜ということ。

1学期は、既習の漢字を書けないということや、書字の雑さに

大きな課題を感じ、どうしたものかと悩みましたが・・・

根気よく自立学習でコーチングを続けてきて、ようやく11月の今、

安定してきたなあ〜と感じています。

 

多くの子が、文字を丁寧に書き、漢字の練習の仕方を覚え、

どんどん先に学習を進めるようになりました。

2学期のまず初めの漢字50問テストは、平均85点くらいかな。

一学期の最初は、驚愕の結果だったので!?(笑)

その成長度合いに感無量です!!

文字を丁寧に書く、というのは、大事にして行くと、やはり、漢字の習得率が上がります。

ちなみに、昨年度の2年生は、1年次からの持ち上がりだったためか、3学期には漢字のテストはほとんどの子が90点以上でした。

 

自立学習プリントの提出・進行状況もようやく安定。

ここまでくると、一気に教師側は楽になります。直しも減り、大きい花丸を書けばいいだけになります。積み重ねの効果を実感します。

 

係活動は、これは、ほんっとうに時間を取ってやるべきだな〜と感じます。

1学期からやっているのですが、

やり方は、

①自分が大好きなことで

②クラスみんなのためになること

という2つの条件を満たせば、係を立ち上げてOK、という

単純明快なもの。

あまり大人数になるとやりづらいので、大体3〜5人くらいの編成にしてます。

2人のとこもあるかな。

 

今あるのは、手芸、工作、図書、室内ゲーム製作、レク、お芝居、ポスター、音楽、お笑い・クイズ・・・あたりかな。

休み時間や自立学習タイム(自分の課題を終えた子たち)、学活の時間などで勢力的に活動してます。

 

先日の土曜参観でも係活動の時間を取ってみました。

お芝居係が「一休さん」の劇を発表したり(なかなか上手で、大道具もすごかった)

各々が活動中に、レク係が次のクラスレクについてみんなにお知らせしたり、

それぞれがそれぞれの場所で思い思いに時間を惜しみながら活動してました。

 

レク係が

「次回のクラスレクにはお芝居係は参加しません」

とお知らせすると、

「みんなが参加しなかったら、クラスレクの意味がないんじゃないですか」

という質問が出て、

「でも、クラスの仲を深めるのが目的だから、参加したくないという人を無理やり参加させるのは逆効果じゃないの」

などと、議論が始まったり。

保護者が見てるとか、お構いなしでやってました(笑)

 

手芸係は、クリスマス飾りのマスコット作りにいそしみ、

保護者が一緒に座って教えてあげていたり・・・

工作係はクモやキャンディーなどの可愛い飾りを作って、糸で教室入り口に吊り下げて飾ったりしてました。

 

楽しんでるな〜

いいな〜

私はそれを横目で見ながら、教室収納の整理をしてました。

 

色々それなりにあるけど、

着々と成長を感じる2学期です!

 

 

 

 

教師の想定を軽々と超えていくこと 〜サークル対話の良さって?〜

ごんぎつね を終えて、あたらめて考えたこと

<サークル対話の良さって?>


一言で、

「教師の想定外の子どもの学びを生み出す、引き出す」

ということかと感じました。
いわゆる、教師の介入をとことん無くし、子どもたちが自分たちだけで話し合いをすることができるようにする、サークル対話。


その良さは、子どもたちの素直な思考を引き出すこと。

それに尽きるかなと思いました。


教師の介入がないということは、教師の意図するものを、子どもたちが探さないということ。

先生のもっている答えを見つけようとしない、ということ。
本当に自分たちの考えたことを、表出する、ということ。

 

今回のごんぎつねでは、
「最後に自分だと気づいてもらえたから、幸せ」という考えと、
「気づいてもらえたから幸せ」ということを思っていない、
そもそも「気づいて欲しい」という思いをごんは持っていなかった、

という子たちの論争が生まれたことかと思います。

 

教師の間では、「気づいてもらえたから幸せ」という
考えに至るだろう、という予想にとどまっていました。

 

しかし、クラスの子どもたちから出てきたのは、それだけでなく、
栗や松茸を持って行っていた時のごんの思いとして、


「兵十は喜んでくれているだろうか」
「兵十にまた迷惑をかけていないだろうか」
「兵十に、おっかあの分まで幸せになって欲しい」
「兵十が一人ぼっちになった寂しさは、ごんが一番よく知っている。償いを続けることで、兵十に幸せになって欲しい」
などなど・・・・

 

という、「気がついて欲しい」「お礼を言って欲しい」「友達になりたい」「受け入れて欲しい」
というような、見返りを求めるもの、

とは違う、

見返りを求めない、

「償いの本質=その人に幸せになって欲しい」

というものが、子どもたちから生まれたこと。

 

それこそが、サークル対話の価値だと思いました。

 

子どもに任せる、教師が介入しない、ことの価値。


教師の想像を超えた、想定を超えた、もっと言ってしまえば、教師の能力を子どもたちが軽々と超えていくような・・・

それを、ごんぎつねの学習を振り返り、改めて感じました。


もちろん、初めからうまくなんかいきません。

だけど、辛抱する!

少しずつ、手立てを打ち、積み重ねる!

そうすることで、確実に子どもたちは対話ができるようになっていく。

それも、実感しました。

 

子どもたちの力を信じて、教師が試行錯誤しながら

続けるか、

やはり、教師がいないとダメだ(介入が必要だ)と

諦めるか。

そこが、分かれ道だな〜っと

感じました。

 

以下、ムスメ作、「たぬき」こちらも、ママの想定を軽々と飛び越えていました、、、。

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首藤先生ビビッと語録〜首藤先生をお招きして〜

昨日、友人と主催する学び(遊び)サークルに、千葉大学名誉教授の首藤久義先生に、お越しいただきました!

 

首藤先生は、国語の教科書の編纂に長い間たずさわっていらっしゃるかたで、もう、国語の大御所!です。すごい方です!

今回、首藤先生にお会いできるということで、ワクワクドキドキして参加(運営)しました。

 

イベントタイトルは、

「育つのは自分〜プロジェクトベースの国語学習から考える〜」

 

首藤先生のお話を伺っていて、ビビッときた言葉がたくさんあったので、

勝手に、「首藤先生ビビッと語録」にまとめてみたいと思います。

 

〜 首藤先生ビビッと語録 〜

「勉強は自分のため。したくない子はしなくていい。」

 ・・・究極の名言。まさしく。勉強はしたいからする、面白いからする。が一番しっくりくる。教師としては、これを子どもに経験させたいところ。だからこそ、「子どもが本気になって「やりたい!」と思うものをやる。

 

「自分の頭で考え、自分の心で感じる。」

 ・・・なんというか、シビれました・・・。言語力は、そのために必要なもの。自己表現のためのもの。しっかり、自分の頭で考える。そして、心で感じる!それを、言葉にする。素の、正直な、むき出しの自分を表現する、という感じ。そういう、一、人間でありたい。

 

「教室」ではなく、「学室」

 ・・・ああ、いいなあ〜って思いました。学室。学室に行く、の方が、数百倍、いい。頭の中が、カラフルになる。

 

「言葉は変わる。何が美しく、正しい日本語かは、一人ひとり、違う。伝わることが大切。」

・・・国語の大家のセリフとは思えない、いや、だからこそ重い一言。言葉は、そこに込められた想い、想いの強さ、オリジナリティ、思慮深さ、新鮮さ、インパクト、清らかさ、個有の意味、ストーリー・・・・そういったものが、言葉を生かす、のかもしれない。それこそ、「自分の頭で考え、自分の心で感じ」たもの、そのもの。

 

「ちっちゃな奴とは喧嘩しない。」

 ・・・最高にカッコいい。名言。わたしもそうする。

 

「ぜひ見捨てて欲しい」

 ・・・見捨てる、見捨てないって、なんだ。わたしが抱いていたモヤモヤへの痛快な答え。

 

「学びと学びをつなげるのは、子ども自身」

 ・・・その通り。どの学びとどの学びがつながるかは、その人次第なのだ。その人の価値観、嗜好、状況・・・。学びは、出会いそのものなのだから。

 

「書きたくないときは、書かない。それが、書くのがうまくなる1番の方法。」

・・・自分自身に当てはめると、まさにそう。毎日書く、という取り決めは、全く自分にとってナンセンス。(あ、リフレクションは、別だけど)

ブログなんかは、ビビッときたときに、書く。書きたいものがあるときじゃないと、書けない。当たり前のこと。自分がそうなのに、子どもに必ず書けというのは、さらにさらにナンセンス。「書きたいときに、書く」これが、王道の王道だ。 

 

「プロジェクトベースじゃなくていい。」

 ・・・これもビビッと。何かの技法、授業スタイル、にしばられない。目の前の子どもが授業スタイル。これ、真髄かも。

 

「一人ひとりに応じた内容。一人ひとりに応じた分量。」

 ・・・これに尽きる。「山ほど、実践例は、ある。」その通りだろう。目の前の子どもの数だけ、実践例は生まれるのだから。

 

首藤先生には、今後もぜひ、たくさん教えていただきたいと思いました。

勝手に学室の一員気分です。

ありがとうございました!

 

 

 

 

 

ごんロス状態!〜「ごんぎつね」サークル対話その後〜

前回書いた、サークル対話のその後について、書きます!

「ごんぎつね」で挑戦した、サークル対話。

全6回、子どもたちによる問いについて、対話を重ねてきました。

単元を通して、サークル対話をすることで、一歩一歩、積み重ね、

対話のスキルを身につけることができたと思います。

 

ごんぎつねラストの問いは、

「ごんの人生は幸せだったのだろうか?」

でした。

ごんぎつねって、往年の名作で皆さんうっすらとくらいは、覚えていらっしゃるんじゃないかと思います。

兵十がごんを、何か盗みに来たと勘違いして、銃で撃ってしまうという、衝撃のラスト。

「幸せだったか?」

という問いは、意見が分かれるだろうなぁと予想していました。


ミニレッスンは、そんな本時に残しておいたもの。

題して、

☆「ちがい」が そうぞう力(新しい考え を生み出す力)を のばす! 

 

2項対立って、「相手を負かしてやろう!」みたいになっちゃいがちな面も。

でも、あらかじめ、

「ちがい」の価値

を伝えることで、対話中にその「ちがい」に興味をもち、

「ちがい」をよく知るための対話が生まれると考えました。

これが、バッチリ功を奏しました!


子どもたちは、今回の

 対立の生まれる問い、「ちがい」を知ることのできる問い

について対話することを、とても楽しんだようでした!


対話中は、誰もが生き生きと参加し、自分とは違う他の意見を聞きたい、という雰囲気が生まれていました。
なんというのかな、全体の雰囲気が、良い!


対話を、自分たちに任されていることを誇らしく感じながら、
真剣に、かつ楽しんで対話していることがよくわかりました。


帰りのジャーナルでは、ごんぎつねについて書く子が多かったです。

「もうごんぎつねの学習が終わってしまうなんて寂しい」
「ごんぎつねのサークル対話が楽しかった」
「ごんぎつねの問いが、最後まで行ったことが嬉しい」
「ごん日記のタイトルをつけるのが楽しみ」
「ごん、兵中、ありがとう〜!」

「ああ、あの頃(サークル対話の初めの頃)に戻りたい・・・」

など・・・

 

まるで、ごんロス状態!(笑)

確かに、本当に楽しそうでしたが・・・ここまでとは!


対話のスキルを徐々に教え、練習していくことの効果を実感しました。
今回のごんぎつねのサークル対話では、「子どもたちに任せる」ことにこだわり、
そのための手立てを毎時間リフレクションしながら打って来ました。
本時は、ミニレッスンを受け、新たに「ちがいを知るための質問」というのを取り入れました。
これにより、子どもたちの対話は一歩進んだと思います。

サークル対話の場で、様々な質問をされることにより、自分の考えが揺さぶられ、もう一歩深く考える機会を得られたのだと思います。


今日のサークル対話を見ていて、

「やっぱり私は、こういうのが好きなんだなあ〜」

と感じました。


でこぼこの、個性豊かな子どもたちが、一人ひとりその子なりに真剣に語り、そしてそれをみんなが「受容」し、階段を上り下りしながらも、みんなでその学びを楽しみ、問題解決しようとする姿。
なんだか、まるで僕らの七日間戦争の作戦会議を見ているかのよう!
そういうことが、授業でできるといいな〜と漠然と思っていました。
今回は、もちろん、子どもたちの完全自由な内容ではありませんし、
遊び時間とは違います。

でも、そういう要素を、授業の中に取り入れたかったんですよね。


その中に、やっぱり、教師はいないほうがいい。(できるだけ)
学習のめあてを達成できるよう、できる限り手立ては打ちますが、
教師が対話に立ち入ると、一気に答え当てクイズになってしまい、子どもたちはもっていた考えを引っ込めてしまいます。
今回、計6回のサークル対話を経て、このことを実感しました。

 
今後は、このサークル対話を、クラスでの日常の問題解決、
道徳、総合などでも活用しながら、さらに高めていきたいと思っています。

 

ワクワクするぞ〜!

サークル対話で「ごんぎつね」〜対話のスキルを伝授中!〜

今回は、3つ目の、対話を重視した道徳・国語(読み)授業について、書きます。

 

 夏休み中に読んだ本で、(正しくは、出版前の原稿の段階)

対話からの学びの重要性を再発見しました。

子どもたちが、自分たちで対話ができるようになれば、

多くの学びをサポートし、成長を加速することができるのでは!?

そして何より、自分たちで学ぶ力を高めることができる。

そう考え、さっそく、2学期より、対話の具体的な指導をスタート。

 

道徳、国語の読みで、少しずつ取り入れ、段階的に伝えて行く予定です。

 

もちろん、これまでも、対話をしてこなかったわけではありません。

こちらがファシリテートしながら、対話を促してきました。

今回は何が違うかというと、教師不在で対話ができるようになるよう、

スキルを伝授していく、ということです。

 

まずは、対話と傾聴について伝えました。

本から学び取ったことで、子どもたちにぜひ伝えたいことを、

わたしのこれまでの経験と学びの要素からアレンジして資料として作成。

 

本当は、ここに載せたかったのですが、

大元の本がまだ出版されていないので、控えさせていただきます。

 

多くの子が、真剣にメモを取りながら聞いていました。

みんな、賢くなりたい!と思っているんだなぁ・・・としみじみ。

 

そして昨日、国語の往年の名作「ごんぎつね」で、サークル対話を行いました。

対話のテーマは、みんなで話し合いたいことを出し合い、決めました。

昨日は一つ目のテーマ、「ごんはなぜいたずらばかりしていたのだろうか?」について。
座席は椅子を使ったサークル。文字通り、「読み」のサークル対話です。サークルタイムは毎朝やっているので、子どもたちは慣れています。
先に、「対話」と「傾聴」について復習し、対話をスタートさせました。


板書は模造紙を2枚貼り合わせ、真ん中にごんの絵をクレヨンで描いた用紙を黒板にはり、「ごんマップ」を作成することにしました。

 

対話が行き詰ったり、立ち行かなくなったら、もちろん間に入るつもりでしたが、基本は私はサークルには入らず、ファシグラに徹しました。

 

授業を、学年の先生が二人も、長いこと見て行ってくれました。すごく嬉しかった!

 

約30分間、私は全く立ち入る必要なく、子どもたちのサークル対話は続き、時間切れに。対話に、司会進行など、いりませんね。

1学期からの様々な学びの積み重ねが、生きてるな〜、

「この子たち、すごいな〜!」と思いました!


対話中、ある子が、
「「おれと同じ、ひとりぼっちの兵十か。」と言った後から、ごんはいたずらをやめたでしょう?」
という発言をした時、ビビッときました!
わたしは内心、
「え、そこまでこの学習問題で読んじゃうの?!すごいな!!」と、仰天!
思わず、対話に立ち入り、聞き返してしまいました。


ここは、ごんの人柄や境遇、背景について思考することが目的だったのですが、
彼女の思考はそこを軽々と飛び越え、先に行っていました。
ここに乗っかって発言する子はいなかったですが、
この先の学習のものすごい布石になると感じました。


みんなの問いで学習計画を立てた際、場面ごとに順に整理してテーマを配列しましたが、本時では、1場面と限定はせずに、子どもたちに考えさせました。

直感でしたが・・・、それが功を奏したな〜と思いました。


やはり、子どもの思考に制限を加えてはいけないと思い知りました!
いや〜、面白かったです。。

このやり方を継続し、今後さらに対話のスキルを徐々にレベルアップして教えていく予定です。
ラストの「ごんの人生は幸せだったのだろうか?」の対話をするのがとても楽しみになりました!